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『赤いアモーレ』ペネロペ・クルス独占インタビュー

写真:若山和子

2004年カンヌ映画祭「ある視点」部門に出品され、ペネロペ・クルスの渾身の演技をスピルバーグやペドロ・アルモドバルが大絶賛したという、衝撃的で切ない愛の物語『赤いアモーレ』。本国イタリアでは女性の深い感動と共感の涙を誘い『ラブ・アクチュアリー』ほか並いるハリウッド大作に大差をつけて大ヒット! スペイン出身の女優でありながらイタリア・アカデミー主演女優賞を受賞したペネロペ・クルスに本作での熱演ぶりと自身の恋愛感について話を聞いた。

■強い女性が心に響いた

Q:あなたが演じた“イタリア”役で最も難しかった点は?

彼女はタフなキャラクターだわ。それは、彼女は悲しい人生を送っているから。でもあの女性を演じられたことを光栄に思っているの。とても生きている実感のあるキャラクターだったから。私は小説を読んだけれど、今まで読んだ中で最も興味深い小説だった。小説によって映画でこの女性を演じるためのさまざまなものをえることができたの。この女性が大好きだわ。

Q:歩き方もずいぶん違っていましたよね。大胆で尊厳がありました。

彼女はとても貧乏だし、何も持たないけれど、自分自身に尊厳を持っているのよ。

Q:強い女性ですよね。

そうね。そういうところが私の心に響いたの。

Q:“イタリア”とティモーテオは急激に愛し合いますよね。

2人はお互いに通じるところがあるから恋に落ちるの。これはとてもリアルなラブストーリーだと思うわ。彼女は見ていないことは信じられない。でも何かが起こっていると感づいている。彼は彼女を完全に女王のように扱ってくれる。長い間続いた愛ではないけれど、少なくとも彼女にとっては人生ただ一度の経験だったのよ。

■愛に時間は関係ない

Q:彼女に同感しましたか? 彼女の感情を理解できました? 急激に愛に落ちることについて。

2人の間に起こることは理解しているわ。それに時間など関係ないの。起こるべき時に起こる。2人は感じあったのよ。

Q:ご自分では急激に恋に落ちた経験はありますか?

分からないわ。自分の人生と比べたことはないから。ただ、理解しようとしただけ。自分の人生でこういうことが起ころうと、起こるまいと映画では演じなくてはならない。だから理解しようとしただけだわ。

■キャリアを捨てても家族をとる

Q:“イタリア”はこの愛に深く自分を捧げていると思います。たとえご自分に仕事やキャリアがあったとしても“イタリア”のようにご自分を愛に捧げることができると思いますか?

そうしているわ。私にとって家族は一番大切なものよ。毎日彼らと話しているし、もし必要なら私はすべてを投げ出すわ。家族が一番。人生にそういうものがなければ完全ではないと思う。私はあらゆる種類の関係のことを言っているのよ。母親、友達、兄弟や姉妹、彼らはとても大切な存在だわ。だっていつも私のためにいてくれるし、私も彼らのためにいたいと思っているわ。

Q:イタリア語はどのようにして習得されましたか? とても流ちょうに話していましたが。

何時間も勉強したの。一生懸命努力した。スペイン語のアクセントが出てはいけないから、そうなるまで続けたの。4時間も続いたレッスンもあったり、頭が爆発しそうになったときもあったけど、その価値はあったわ。英語もまだまだ勉強中だし、あらゆる言語を勉強中なの。

1月8日よりヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開。

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