シネマトゥデイ

『アイランド』マイケル・ベイ監督単独インタビュー

取材・文・写真:FLiXムービーサイト

『バッドボーイズ』『パール・ハーバー』『アルマゲドン』とハリウッドで最も成功したと言われているマイケル・ベイ監督。新作の『アイランド』はユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソンを主役に迎えて描く近未来のSF映画だ。日本での公開を翌週に控えた7月初旬、プロモーションのために来日をした監督に話を聞いた。

■天使がついていた

Q:『アイランド』はアクションシーンが満載でしたが、マイケル・ベイさん自身が危険な目にあったりしませんでしたか?

僕がカメラを回している時、鉄柱が倒れてきたことがあったんだ。本当にあれは、命の危険があった。でも、僕には天使がついていてくれたのかスタッフのひとりがその瞬間を見ていて教えてくれたんだ。それで運良くそれを回避することが出来たんだよ。

Q:この映画はSFでありながらディティールが日常と直結しているようなリアルな部分が多かったのですが、マイケル・ベイさん自身、たとえば、日常で習慣になっているのだけど、よく考えると本当はおかしいというような事はありますか。

なんでも、疑問を持つことは大事だと思うよ。何でもすぐ信じちゃうのはいけないことだね。僕が疑問に思っていることはたくさんあるけど、そうだね……たとえば、アメリカは本当に月に行ったのかな? とか疑問に思うよね。写真を見ると怪しいところがあるしね(笑)。

■独身だから家族がほしい

Q:映画の中でクローン技術によって人類は今よりずっと長生きが可能だと言っていました。マイケル・ベイさんは長生きが出来るとしたら何歳まで生きたいですか? そして人類の何を見届けたいですか?

そうだね。95歳くらいまで生きたいかな。そして、このばかなテロリズムが世の中でどうなっていくのか見届けたいね。あと、家族を持ちたいな。僕はまだ独身なんだ。

Q:映画の中で「食べてしまう牛には会いたくないだろう?」と言いますがなぜか妙に納得させられてしまいます。もし、牛が人間のように感情を持っていたらマイケル・ベイさんは牛を食べたいと思いますか?

そうだね。牛は人間の形をしていないから食べられるかも。人間が生きていくためにはある程度の残酷さは必要でそれは「必要悪」だと思うよ。もし、自分と同じ顔の人間だったら絶対無理だよ(笑)。

■自宅はアジア調

Q:日本の印象を教えてください。

日本は好きだよ。ニューヨークタイムズ紙が僕の家を紹介したんだけど、すごく日本テイストなんだ。建築もがアジア的だし。日本の文化には簡素な美しさがあると思うよ。あと日本人は働くのが好きだよね。僕はそれにとても共感できる。勤勉なところもとても尊敬している。それから前向きにものを考えているところがとても好きだな。

Q:日本の女優さんや俳優さんで注目している人は?

「SAYURI」に出ている……あの、ほらチャン・ツィイー、彼女はいいね。え? 彼女はチャイニーズ? そうか残念だったな(笑)。

まだ、40歳のマイケル・ベイ監督はハンサムな紳士だった。日本をさんざん褒めてくれた後に、好きな女優がチャイニーズのチャン・ツィイーとはちょっと残念だったが、監督のおおざっぱな性格を現しているようでそれも "ご愛嬌"のひとつと感じた。そんな大味(おおあじ)の監督だが『アイランド』はディティールにまで細かく気を配ったドラマに仕上がっている。約2時間の長編だが最後まで飽きさせない緊迫感で引っ張り『パール・ハーバー』や『アルマゲドン』とはまた違ったマイケル・ベイワールドを見せてくれる。

『アイランド』は7月23日より丸の内ルーブルほか全国で公開。

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