シネマトゥデイ

「24 -TWENTY FOUR- シーズン4」(トニー役)カルロス・バーナード単独インタビュー

取材・文・写真:FLiXムービーサイト

シーズン1の発売以降、多くの中毒者を続出させている人気ドラマ「24」。いよいよシーズン4DVDコレクターズ・ボックスが発売される。今回のシーズン4では、主役のキーファーに続いて人気のトニー・アルメイダがショッキングな姿で登場し放送当初から大きな話題を呼んだ。その話題の男、トニーを演じたカルロス・バーナードがプロモーションのため来日。トニーよりもずっとハンサムでおしゃれなカルロスが、ちゃめっ気たっぷりに「24」を語ってくれた。

■トニーは悪者だと思われていた

Q:「24」シーズン4の撮影はいかがでしたか?

撮影は無事に終わったよ。だからDVDで発売されるのさ。アメリカじゃシーズン5の撮影が始まったところ。撮影はとっても順調にいってるよ。

Q:シーズン1で初めて脚本を渡された時、あなたの目にはトニーはどんなキャラクターに映りましたか? 悪者? それともいい人間だと思いました?

悪いヤツだとは思わなかったね。ほかのみんなはそう思ったみたいだけど。僕の母親も悪いヤツだと思っていたし。でも、僕にはそうは映らなかった。彼はただ、自分に与えられた仕事を忠実にこなしているだけじゃないかと思っていたよ。むしろほかの人よりもきちんと仕事をしようとしているだけだったんじゃないかな。

■オリジナルの監督が一番

Q:この「24」がここまでヒットしたのはなぜだと思いますか?

なんでだろう。分からないな。理由はいろいろあるだろうけど、撮影監督やスタッフが素晴らしい仕事をしているからだと思う。とても美しく撮っているし、音楽も素晴らしい。演出は言うまでもないしね。

Q:ゲストディレクターを招いた時と、普段の監督との違いはありますか?

1シーズンの中で半分近くはオリジナルの監督なんだけど、残りの半分はさまざまな監督がゲストディレクターとしてこのドラマを演出するんだ。違いはかなり大きいよ。オリジナルの監督はシーズン1からの監督だから、僕たちは彼とものすごく長い間仕事をしているんだ。彼はこの「24」においてかなりたくさんの経験を積んでいるから、僕たちと考え方も同じだし、お互いにアイディアもたくさん出しながらいい仕事ができるんだ。

■自分の役がいつ死んでしまうかの不安

Q:脚本は撮影のどのくらい前に配られるんですか?

1話を撮影する2週間半くらい前かな。

Q:1話ごとの脚本を読むのは怖くないですか?

僕が怖いかって? 最初のシーズンは、なんというか……不安もあったけど、だんだん「死ぬときゃ、死ぬんだ」っていう気持ちを学習していくんだ。今までいろいろな俳優が参加したけど、初めてやってきた俳優はみんなメイクのトレイラーに行くんだ。っていうのも、メイクのスタッフが一番早く脚本を手にするから。だから、みんなメイクのトレイラーまで走っていって、こっそり脚本を読むのさ(笑)。でも、最後まで読むと、大抵みんな生き残っているんだけどね。

Q:大ヒットしてからは、ロケの時の食事が豪華になったりしませんでしたか?

食べ物は変わらずおいしいよ。正直、このドラマのご飯はかなりおいしいんだ。去年のことなんだけど、始めほうのいくつかのエピソードの撮影中だけ、いきなりいつものケータリング(ロケのご飯を担当する人たち)が変わったんだ。それが本当に最悪だった……。みんなで「いつものコックさんはどこいったんだー?」って騒いだら、最終的に元のケータリング会社に戻って、みんなハッピーになれたよ(笑)。

■凍りつくようなジョーク

Q:カルロスさんと話していると、とてもハンサムで、おしゃれな方なんですが、「24」ではひげもぼうぼうだし服も……。

あいつの服のセンス最悪だろ(笑)。青、グレー、黒……。まあ、「このドラマのトニーにピッタリなのはこれかな?」って思って、あの服を選んだのは自分だから誰も責めることはできないけど、一番キツイのは一度そうやって選んだダッサい服を10か月もの間着続けなきゃいけないってこと。このドラマは「24」だから1日の話だろ? だから、服を変えることは許されないんだ。まあ、多少ちょこちょこ変化をつけることはできるとしてもね。でも、ほかの人を見れば……。例えばキムを演じたエリーシャなんかは、タンクトップにサンダルっていう衣装で走り回っていたんだけど、撮影が半ばになってくると凍えちゃって……。特に夜の撮影ではすごく冷えるからね。それで、結局靴を用意する事になって、靴の上からサンダル模様にペイントしたものを履いていたんだよ。

Q:主演のキーファー・サザーランドとはよく話をしますか?

キーファー? 彼についてはあまり話すことはないね。彼のことはあまり好きじゃないから。

Q:あ……。すみません!

大爆笑)。嘘だよ。キーファーはいいヤツだよ! よく一緒に楽しく遊んでいるよ。きみいま、心臓が止まりそうになっただろ! やったね!

■仕事か愛か……

Q:CTUの男たちは、よく仕事が愛かの選択を迫られますが、あなたはどちらを選ぶタイプですか?

僕は、「愛する仕事」を選ぶね。なんて、僕が何言ってんのか分かんない! って顔しているね(笑)。うそ、うそ。

Q:とても美しい奥さんがいらっしゃるので、すぐに「妻」と答えるんだと思っていました。

もちろん。「愛する妻」さ。仕事だなんて、冗談だよ(笑)。

Q:トニーはシーズン1から4にかけて、どのように変化をとげているように思われますか?

彼は登場人物の中で一番大きく変わっていっていると思う。シーズン4のトニーにはみんながショックを受けるだろうけど、5ではもっと変わっていくんだ。

■教えてほしいなら続きを話すよ

Q:歩いていると街中で、こんな風に次のエピソードについていきなり聞かれたりしませんか?

もちろんさ。でも、誰にも何も言わないんだ。

Q:出演者にも?

出演者とはよく話すよ。でも、家族には言っていない。それに、みんな知りたくないはずさ。僕に、道で次のエピソードについて聞くヤツはたくさんいるけど、みんなホントは知りたくないのさ。きみは知りたい? 知りたいんだったら、そのレコーダーを止めたら言ってあげるよ。

Q:いや、やっぱりいいです。

だろー! ? ほらやっぱり知りたくないのさ。

Q:この「24」に出演している最中に、ほかの映画に出ることは難しいんですか?

それはすごく難しいんだ。1シーズンで10か月は撮影の日々が続くからね。2か月は準備に必要だし。実は夏に映画に出演したんだけど、自分がやりたいプロジェクトをベストのタイミングで見つけるのはとても大変だよ。

■テロには敏感に……

Q:この「24」はとてもリアルなドラマです。L.A.に実際住んでいるあなたにとって、恐ろしいドラマではないんでしょうか?

そうだね。いつも飛行機が飛んでいく方向からは目を離さないようにしてるよ(笑)。空港とか、飛行機に乗ったときとか、けっこう気にしてしまうね。

Q:「24」ファンに一言お願いします。

まだ、観てないならすぐにビデオ屋さんに急いでくれ。今までで一番のシーズンだからね! 「24」が好きならきっと気に入るはずだよ!

「かなり分かりにくい冗談をいいます」と事前に聞かされてはいたものの、ここまでとは……と衝撃をうけるほどの分かりにくさ! 彼が話し終わってから見せる"ニヤリ"という表情を見て、ようやく「ああ、冗談だったんだ」と分かるほど。特に、「キーファーは嫌い」の一言には、記者も大慌て。さすがテロ対策本部のボスを長年演じているだけあり、その素顔は全くつかめなかった。それでも、"ニヤリ"を見せたときのカルロスはまるで少年のようで、トニーの持つ独特な色気がその場にふわっと立ちこめた。トニーが大活躍を見せる「24 -TWENTY FOUR- シーズン4」に乞うご期待!

「24 -TWENTY FOUR- シーズン4 DVDコレクターズ・ボックス 」は20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメントから11月25日発売。

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