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今週のクローズアップ ギャスパー・ウリエル

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、4月21日公開の『ハンニバル ライジング』で若きハンニバル・レクターを演じているギャスパー・ウリエルをクローズアップします。見目麗しい容姿と、確かな演技力で母国・フランスを飛び出し、華々しくハリウッドデビューを果たしたギャスパーくん。この春はフランス発イケメン、ギャスパーくんにウットリしましょう!
ギャスパーくんにウットリ、その1
恋愛に年の差なんて関係ないです?

 初主演映画にして、初カンヌ国際映画祭デビューを果たした『かげろう』(2003)。坊主頭のギャスパーくんに軽く衝撃を受けつつも、イケメンは、やっぱりイケメン。大丈夫です。見られます。とってもカワイイです。19歳年上のエマニュエル・ベアール相手に堂々たる演技!


 未亡人で子連れのオディール(エマニュエル・ベアール)の前に、現れたイヴァン少年を演じるギャスパーくん。17歳にして、サバイバル術を持ち、頼りがいがあるけれど、好奇心も人一倍で、あどけなさも残る……そんなお目目は子犬のよう。文字の読み書きができなくったって、カワイイから許す! むしろ、教えてあげたい! もちろん、オディールが名前のつづりから教えてあげます。彼女に、“人”として接してもらえる喜び、ひとときの“家族”の温かさを味わい、恋心を抱いてしまうのです……やっぱりそこは、フランス映画。ラストにラブシーン! しかし、期待とは裏腹に意外とアッサリ終了。むしろ、彼のセリフからイヴァン少年の過去が読み取れるという、深~いシーンの1つなのです。じっくり、セリフに耳を傾けてください。ちなみに、年の差ラブを演じた彼は「僕は年の差なんてまったく壁にはならないと思ってるよ」なんて、言っときながら、当時のガールフレンドは同い年の19歳でした。現在は2歳年上のガールフレンド、セシル・カッセル。セシルの父は、映画監督ジャン=ピエール・カッセル、兄はヴァンサン・カッセル(奥さんモニカ・ベルッチ)。素晴らしい血筋のガールフレンドです。

 
イマカノです。
Tony Barson / WireImage.com / MediaVast Japan
ギャスパーくんにウットリ、その2 濃厚ラブシーンは、お預けなんです

 オドレイ・トトゥと共演した『ロング・エンゲージメント』(2004)。劇中では、オドレイの1歳年上を演じたギャスパーくんですが、実際はオドレイのほうが6歳も年上。それは言われなくとも、スクリーンからひしひしと伝わってきます。


 なのに、なぜこの年齢設定で、このキャスティングなのでしょう!? 監督いわく「知的な雰囲気を持つ、若くて“演技のできる”俳優が欲しかった」。そう! それがギャスパーくんなのです。裕福な家庭のひとり息子として生まれ、大学では2年間、映画製作を学び、英語も堪能、知的なのは間違いない(……多分)。そして、12歳からテレビや映画に出演し、キャリアを積んでいます。本作で、フランス版のアカデミー賞とも言える、セザール賞有望若手男優賞を受賞したのも、当然の結果でしょう! ちなみに、オドレイとのラブシーンは、アメリカでの公開を意識して、かなり抑え目にしてあります(削除されたり、編集し直して上映されるのを避けるため)。ギャスパーくんの出演する映画は、どれもこれも官能シーンがアッサリ。お姉様方には物足りないかもしれませんが、ギャスパーくんは、まだヤングマンなので……、ハリウッド進出もあるので……、今しばらくお待ち下さい。

 
両親スタイリストのオシャレボーイ
Tony Barson / WireImage.com / MediaVast Japan
ギャスパーくんにウットリ、その3 カレに捕まっちゃいました

 18人の監督がパリを舞台に描いた『パリ、ジュテーム』(2005)。美しい男子を見出す千里眼は、フランソワ・オゾン監督にも負けない、ガス・ヴァン・サント監督が、ついにギャスパーくんをキャッチ!


 38歳年上のマリアンヌ・フェイスフルを相手に……ではなく、本作では、ギャスパーくん演じるガスパールくんが一目ぼれしたのは画材店で働く青年(イライアス・マッコネル)。男子です。久々のロン毛姿で登場のギャスパーくん。超超超セクシーで、ヤバイっす。少年ぽさはどこにもなく、オトコのフェロギャスパーくん。「色白で、ナヨナヨしていて、興味なーい」という皆様。『パリ、ジュテーム』のギャスパーくんは一味違います。見事に鍛えられたムッキムキの肉体なんです。店に入り、青年を見つけると、なぜか革ジャンを脱いで、タンクトップ姿でアピール(?)。わずか5分のストーリーですが、一見の価値ありです。

ああ~美しい。
Jun Sato / WireImage.com / MediaVast Japan
ギャスパーくんにウットリ、その4 フランスイケメン、ハリウッドに殴りこみ~!

 ギャスパーくんの最新作は、おっそろしい殺人鬼ハンニバル・レクターの若いころを演じた『ハンニバル・ライジング』(2007)。ハリウッドでは影が薄くなりがちな、フランスの俳優陣ですが、今回、堂々の主演デビュー! これでアメリカ娘のハートもわしづかみです。


 殺人鬼の役どころなので、とりえず、ニタッとほほ笑みながら殺しまくりです。キャスティング理由のひとつとして、「人を殺しそうな顔つきなんだよね~」と来日時に語る監督。それに、軽くムッとするギャスパーくん。本作では、髪型も服装もクラシカル、しかも、殺人鬼・ハンニバル誕生のルーツが日本にあったという、アメージング・ストーリー。ちょっとへんてこりんなジャパニーズスタイルが見え隠れする本作ですが、剣道をするギャスパーくんが観られますよ。彼自身もスポーツマンで、特にスキーが大好きだと語っています。そのほか、水上スキー、ローラーブレード、スケートボードと、やたら滑るのが好きらしいです。


 2007年の春は、映画館で青い目のフランス美青年に酔いしれて下さい。

アメージングなんです。本当に。
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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