シネマトゥデイ

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ジョージ・クルーニー
『オーシャンズ13』
ブラッド・ピットが大嫌いさ、なんてね
『オーシャンズ13』ジョージ・クルーニー 単独インタビュー

取材・文・写真:シネマトゥデイ

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超豪華キャストをそろえた、最高のエンターテインメント映画『オーシャンズ』シリーズの3作目『オーシャンズ13』。スティーヴン・ソダーバーグ監督が、スタイリッシュに、そしてユーモアたっぷりに演出する本作で、11人の仲間たちを率いるリーダーの“ダニー・オーシャン”を好演しているジョージ・クルーニーが、2年半ぶりに来日。得意のジョークを連発しながら、『オーシャンズ13』について、たっぷりと語ってくれた。

■ブラッドもマットも子どもの話ばかり

Q:11人の仲間たちとの久しぶりの仕事は楽しめましたか?

もちろん! いつ会っても、楽しいよ。みんなとても面白いやつらなんだ。ブラッド・ピット以外はね。僕は、ブラッドが嫌いだからさ、あとマット・デイモンも(笑)! どうしてかって? あのね、ブラッドは泥棒なんだ。彼はよくセットから、いろいろな物を盗むんだよ。マットは、酒ぐせが悪いね。だからいつも僕はマットをたたき起こして、「仕事に行け!」と言わなきゃならないんだよ。すごく恥ずかしいことだよね! でもみんなすごく仲のいい友だちだから、一緒に仕事できるのは楽しいよ。

Q:ブラッドは、前作との間に“父親”になりましたが、何か変化はありましたか?

そうだね。マットもそうだけど、本当につまらないよ(笑)。最近、彼らと話した? 実に、つまらないやつらだよ。前は、みんなで集まっていろいろな話をしたんだ。でも最近じゃ、「今日うちの子がこんなことをしてね……」みたいな。どうでもいいんだよね(笑)! 僕は、別に彼らの子どもが何をしたかなんて興味がないんだよ。昔は政治の話もしたのに、今じゃ子どものプレイスクールがどうとか……。そんなのどうでもいいんだよ! だから、そういう意味じゃ彼らは僕に言わせてもらえばつまらないやつらになっちゃったよ。あちらこちら走り回る子どもなんてさ。いや、僕は子どもの話なんてしたりしないよ! それは、ほかのみんながするので十分だよ。(ジョージ特有の冗談話です。本人は本気でこどもの話が嫌とは言っていませんでした。:by編集部)

Q:アル・パチーノとの共演はいかがでしたか? 偉大な俳優である彼から、学んだことはありましたか?

ないね(笑)!……ってのはウソ! もちろんあったよ。彼はただ大物っていうだけじゃなくて、いつの時代でも通用する、偉大な俳優だからね。一緒に共演するのは、すごく怖いなと思ったけれども、しばらくするとすぐに慣れた。とても面白い人で、僕たちと一緒にバスケもして遊んだんだよ。

Q:逆に彼に、アドバイスしたことはありましたか?

うーん。僕のバスケのスキルぐらいかな(笑)。

■“オーシャンズ”のメンバーに女性がいない理由

Q:どうしてオーシャンは、仲間に女性のメンバーを入れないんでしょう?

それは、非常にいい質問だね。多分ね、この映画に出ている俳優たちは自分の髪型に夢中で、女優さんにスポットライトを奪われるのが嫌なんじゃないかな(笑)? でも、どうなんだろうね。考えたことがなかったな。実際に、キャサリン・ゼタ・ジョーンズやジュリア・ロバーツやエレン・バーキンとか、このストーリーにかかわった女性たちはいたけど、彼女らは泥棒や、ギャングの一員ってわけではなかったからね。だから考えてみたことなかったけど、次は全員女性っていうのを作ってみよう!

Q:男性が大勢集まる現場では問題はないのでしょうか?

問題はいろいろとあるよ。ブラッドなんて、いつも自分の髪型にうるさくこだわるから、いつも整髪料について言い合いになるんだよ。これは大問題だったな。マットはメイクの時間が長くて、化粧がめちゃくちゃ厚いんだ。彼は肌が荒れまくっているからね。それをカバーするのにすごい時間がかかるんだよ。で、ドン・チードルはね、細く見せるためにガードルをはかないとだめだしね。ひどいもんだね。だから、撮影の準備には、いろいろと時間が取られてしまって大変だったよ。(ジョージ特有の冗談話です。本人は本気で共演者の悪口を言ってはいませんでした。:by編集部)

■ブラッド・ピットはいつも一番

Q:メンバーの中でベストドレッサー賞は誰だと思いますか?

ベストドレッサー(変装)賞!? そうだな、たくさんいいのがあったから一番を選ぶのは難しいな……。ブラッドは、いつも一番ぶっ飛んだ服を着ているから、笑えるよ。とても変な服を着てるんだ。だからね、ベストドレッサー賞はブラッドかな。彼は、いつも一番だよ。

Q:マットの付け鼻もとても面白かったですね。

マットのでっかい鼻でしょう? あれはね、実は彼の本当の鼻なんだよ。いつもは、テープやメイクで押しつけて小さく観えるようにしてるんだけど、本当はあのくらいでっかいんだよ。最悪だよね。彼が俳優として働けているのは奇跡だよ(笑)。(ジョージ特有の冗談話です。本人は本気で共演者の悪口を言ってはいませんでした。:by編集部)

Q:本作で描かれている“男同士”の友情をどう思われましたか?

僕は、彼らのような関係が好きだよ。すごくいいと思う。何の見返りがなくても、自分の友だちのために何かをしてあげた経験もあるし、そういうのって人間関係においてとても大事なことだと思うんだ。友だちをかばったり、助けたり……。とてもすてきなことだと思うね。

■ジョージ・クルーニーのハートを奪うには

Q:今回の作品で、あなたが一番魅力的に観えるシーンはどこだと思いますか?

とても短いシーンだけど、僕がフレディ・マーキュリーみたいなひげを付けているシーンかな。そのシーンのダニー・オーシャンが一番かっこよかったと思うね。

Q:オーシャンズ11のリーダーとして、ジョージ・クルーニーのハートを奪う一番の作戦は何だと思いますか?

ジョージ・クルーニーのハートを奪うには!? 食べ物だね! 一定の年を過ぎると、おいしい食べ物に弱いんだ。SUSHIとか(笑)! 昨日の夜も、とあるおすし屋さんで名前は知らないけど、素晴らしいすし職人に心を奪われちゃったよ(笑)。

ブラッド・ピットの悪口(?)をひとしきり言いまくると、「なんてね~」とうれしそうに笑うジョージは、とにかくジョークが大好き。インタビュー中も、言っていることの8割は冗談ではないだろうか、と思うほど、1人でジョークを飛ばしてはクスクスと笑っていた。アメリカでは、リベラル派の役者として政治的な発言をすることもある彼だが、“素”のジョージはどうやらダニー・オーシャンのように愉快で、友だち思いの“いい男”であることは間違いなさそうだ。そんなジョージが、大活躍する『オーシャンズ13』。気分爽快(そうかい)の本作で、嫌なことを吹き飛ばしてもらいたい!

『オーシャンズ13』は8月10日より丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開。

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