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新垣結衣
『恋するマドリ』
最近一人暮らしを始めて、理想の部屋を手に入れました
『恋するマドリ』新垣結衣 単独インタビュー

取材・文:鴇田崇 写真:鈴木徹

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人生で初の一人暮らしを経験することになったヒロインが、運命の出会いを通して成長する姿を描くラブストーリー『恋するマドリ』。大九明子監督による女性の心をすくい取るような脚本、カジュアルでスタイリッシュな家具や雑貨、松田龍平、菊地凛子ら実力派キャストの競演も話題だ。中でも “ガッキー”こと新垣結衣がヒロインを好演していることが最大の注目ポイント。人気急上昇中の彼女に、映画初主演の感想や共演者とのエピソードについて話を聞いた。

■主演でも主演じゃなくても気持ちは同じ!

Q:映画に初主演された感想は?

主演ということを意識しないようにしていました。主演でもそうじゃなくても、演技をするときの気持ちは一緒なので(笑)。

Q:ヒロインのユイ役と新垣さん自身と共通する部分はありますか?

基本的なプロフィールはほとんど一緒です。それは多分、大九監督がわたしのイメージに合わせて作って下さったキャラクターだからだと思います。名前も一緒だし、出身地も沖縄で一緒なんです。あと、絵を描くことが好きだということも同じですね。

Q:似ていないところは?

似ていないところ……も、分かんなくなるくらい一体化していたと思います。

Q:役にはすんなりと入っていけましたか?

特別なことがないかぎり、役作りはあまりしないんですよね。そんなに構えたつもりはなかったんですけど、カメラマンさんがよく観ているから分かってしまうみたいです。最初のうちはやっぱり“芝居”をしようとしているっていうか、動かなきゃと思って動いている感じでした。でも、新垣結衣がユイになったのか、ユイが新垣結衣に溶けたのかは分からないけど、途中でそういう変化はありました。

■龍平さんと凛子さんは、いい意味でイメージが崩れました!

Q:撮影現場では共演した松田龍平さんや菊池凛子さんと、どんな話をされていたんですか?

ほとんど龍平さんと一緒だったんですけど、たいてい寝ていらっしゃったので(笑)。特別演技については話さなかったです。「学校を卒業できるか危ない」「あ、そっか、頑張れ」とか(笑)。もっと年上の方だと思ったんですけど、実際は5歳しか離れていなくて、話してみたら無邪気なところがある方でした。それは凛子さんも同じで、最初は、すごく大人な雰囲気で、何を話したらいいのか分からなくなっちゃうんじゃないかと思っていたんです。でも、凛子さんはいつも心をオープンにしていて、笑顔でウエルカムな雰囲気を出してくれました。だからいい意味でお2人ともイメージが崩れました(笑)。

Q:大九監督はどんな演出をされるのですか?

わたしが言うようなことじゃないですけど、とても頭が柔らかい監督だと思いました(笑)。面白いことが好きなんだろうなぁということが伝わってくる人ですね。楽しそうでした(笑)。

Q:新垣さんもとても楽しそうでしたよ。

これでいいのかと、葛藤(かっとう)ばっかりですよ (笑)。わたしは基本的に考えてしまうタイプなので、スタッフさんや共演者さんに助けていただきました。

■一人暮らしをするようになって、理想の部屋にすることができた

Q:「わたしのこんなところを観てほしい!」というところはありますか?

いやいやいやいや……、わたしのことというよりも(笑)、映画が全体的にとてもやんわりしている雰囲気ですね。かといってうれしいとか、悲しいとか、そういうきれいなものばっかりじゃなく、うまくいかなくてイライラしたり、やきもち焼いたり、モヤモヤしたりする部分もきちんと出ていると思います。きれいごとばかりじゃないところがとても好きです。

Q:この映画に出る前と出た後で、恋愛感は何か変わりましたか?

自分の恋愛感を考えたことがないので、あんまり分かんないですね。わたしがユイの立場だったら、何年も悩み続けているかもしれないですね(笑)。

Q:この映画で“部屋のマドリ”について考えましたか?

実家を出て東京に来てからはちゃんと自分の部屋があるから、これをどうにか自分が落ち着くであろう雰囲気にしたいなと思って頑張っているんですけど、なかなかうまくいかないんですよ。センスがないから(笑)。でも、最近一人暮らしをするようになってから、すごく理想の部屋にすることができたので、“部屋のマドリ”は気に入っています。

■何事も楽しいのが一番!

Q:『恋するマドリ』にちなんだ、写真集「にっこり 新垣in恋するマドリ」も出されたんですよね?

はい。楽しかったですね。前半がメイキングの写真で、後半がユイのプライベート写真みたいな感じなんです。映画の中のキーワードで“にっこり”というのがあるんですけど、撮影の現場も“にっこり”な現場だったので、すごくリラックスできました。たぶん、そういう気持ちが顔に出ているんじゃないかなぁと思います。

Q:女優の仕事だけでなく、モデルの仕事も楽しそうですね。

写真は撮るのも撮られるのも好きですね。

Q:ゆくゆくは女流カメラマンになるとか!?

カッコイイー(笑)。なんていうか、“女優・新垣結衣”と呼ばれることがあまりしっくりこないんです。自分でもよく分かんないんですけど、女優とかモデルとか、そういう名称はいらないんじゃないかと思います(笑)。

Q:最後に今後の抱負をお願いします。

自分の意思をしっかりと持つ、というか自分らしく楽しくやれたらそれでいいです(笑)。何ごとも楽しいのが一番ですね。

質問に対する答えはハッキリと言う、それがガッキーのいいところ。見た目のかわいらしさももちろんだが、何ものにもとらわれていない自由な性格や、背伸びをしない謙虚な考え方が、人気の秘密かもしれない。今回の主演作『恋するマドリ』の公開後も、『ワルボロ』『恋空』と連続して出演作が公開され、スクリーンでガッキーの元気な姿を観る機会も増える予定だ。この先もガッキーの大活躍を応援していきたい。

『恋するマドリ』は8月18日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほかにて公開。

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