シネマトゥデイ

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サラ・ジェシカ・パーカー
『スマート・ピープル』(原題)
子どもはすぐに大きくなっちゃうから、今は息子と一緒にいたい
サラ・ジェシカ・パーカー『スマート・ピープル』(原題) インタビュー

取材・文:細木信宏

ニューヨークで暮らす独身女性の赤裸々な本音を描き、世界中で大ヒットしたテレビドラマ「SEX AND THE CITY セックス・アンド・ザ・シティ」が終了してから4年、映画の世界でも活躍するサラ・ジェシカ・パーカーが新作映画『スマート・ピープル』(原題)で主演を務める。妻の死により人が変わってしまった大学教授(デニス・クエイド)とともに繰り広げる、家族愛と恋愛を描いたコメディーで、サラはデニスの恋人で医者を演じる。そんな彼女に本作のことや、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』について話を聞いた。

■医者役で新境地を開拓

Q:この映画であなたは医者を演じていますが、これまでの役とは違っていて、新境地を開いていましたね。

うれしいことを言ってくれるのね(笑)。今回わたしは、ある特定の医者を演じていたけれど、緊急室で権限を持っているような医者ではないの。実際のわたしは、聴診器と医者用のポケベルと携帯の使い方しかわからなかったくらいよ(笑)。

Q:あなたが演じたキャラクターは、学生時代に好きだった教授に再会し、再び恋に落ちました。過去の恋愛が再熱するという設定についてどう思いますか?

あの年齢で恋に打ちひしがれていたら、大きく飛躍することができないでしょうね。大学生になるともう子どもじゃないのよ。だから、そんな大人として彼らが学んだことは、知的な人を好きになるという行為自体が、それまでの単なる気まぐれや軽いお付き合いじゃないということなの。だけど、基本的に好きな人のタイプってそんなに変わらないものなのよ。だから彼女は再び教授に惹(ひ)かれてしまったのね。そんな教授は、スマートで好奇心が旺盛で、興味深い人なのだけど、肝心な愛情が欠如している人なのよ。

■愛する息子との日常

Q:知的なキャラクターを演じられていましたが、その反対にあなたがこれまでにした一番ばかげたことは何ですか?

わたしは毎日ばかげたことをしていて、まるで巻物みたいに、無限にそれがつづられていっているわね。親でいると常にばかなことをするものなのよ。子どもと交わした会話の過ちや、言い間違えなんかを後でベッドに横になりながら、考え直すなんてことは頻繁にあるわね。でもそのばかなことをしたって自分で認められたら、それだけで十分賢いと思うわ。

Q:この作品では、子どもに対してポジティブなメッセージが送られていますが、あなた自身が子どもに対して、模範的な大人としてやっていることはありますか?

娯楽や遊びを家族全員で話し合って、それを書き取るようにしているわ。正直言って、自分の息子とは何でも一緒にしたいと思っているの。だって、独立していくのは時間の問題なのよ。すぐにわたしや夫が必要じゃなくなるわ。息子は今レゴにハマっていて、その中でも「スター・ウォーズ」が一番好きみたいなの。それと驚いたことに、大統領候補のバラク・オバマも気になっているみたい(笑)。テレビで選挙演説を観ているのよ!

■『セックス・アンド・ザ・シティ』製作秘話

Q:ここで映画『セックス・アンド・ザ・シティ』についても聞かせてください。今回の作品は、R指定になるのでしょうか、それともPG-13(13歳以下の子どもの鑑賞には、親または保護者の注意が必要となる作品)なのでしょうか?

まだその決定がされていないわね。信じられないかもしれないけれど、マイケル・パトリック・キング監督は、今の時点ではまだ6週間分しか編集していないみたい。

Q:それでは、R指定をDVD用に、PG-13を劇場版としての2つのバージョンがありえるということですか?

そうなるかもしれないわね。でも、今の段階では映画の内容よりも長さについて注意を払わなきゃだめなの。わたしたちは、そのことについて良いアイデアを持っているわ。でも、わたし自身は今それを告げて、何かを変えようとまでは思っていないの。

Q:今年のカンヌ国際映画祭で『セックス・アンド・ザ・シティ』のプレミアが開かれる可能性は?

まだ決めていないの。後残り2週間くらいで、決定しなければいけないことが山ほどあるわ。

■家族との時間を過ごしたい

Q:あなたが今読んでいる本は何ですか?

今読んでいるのが、ドリス・デイの伝記なのよ。わたしは彼女が大好きで、一番好きな彼女の映画は『情欲の悪魔』なの。

Q:次回作は何でしょうか?

今は、『セックス・アンド・ザ・シティ』を劇場公開させることと、家族との時間を過ごす以外は、特に何も決めていないの。

彼女がいるだけで周りがぱっと明るくなる。それが彼女の特権で、人々に共感を持たせる一つの魅力なのだろう。 今年もサラから目が離せない。

写真:James Devaney / wireimage.com

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