シネマトゥデイ

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成宮寛貴&村上知子
『ララピポ』
ニンニクを食べた口のにおいとか結構好き
『ララピポ』成宮寛貴&村上知子 単独インタビュー

取材・文:シネマトゥデイ編集部 写真:高野広美

奥田英朗の小説「ララピポ」を映画化した、ちょっとエッチなサバイバル・ムービー『ララピポ』。『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が脚本を手掛け、彼の一番弟子である宮野雅之監督が初めてメガホンを取った作品。渋谷に生きる若者たちの、ちょっと変わった毎日をユーモラスに描く。心にむなしさを感じながらも毎日渋谷に立つスカウトマンを演じた成宮寛貴、そして初めてのベッドシーンを体当たりで演じた森三中の村上知子に話を聞いた。

■すごくポップで面白い作品!

Q:完成された映画を観た感想を聞かせてください

成宮:台本で読んだときよりも、ちゃんとキャラクターにフューチャーしている感じがして、すごくポップで、面白い作品だと思いました。それぞれのキャラクターが、一生懸命迷いながら生きている姿を、面白おかしく観られる作品ですね。暗い世の中を楽しく笑い飛ばせている感じがします。自分の作りたかった作品が、出来上がったという感覚がすごくありましたね。

村上:わたしは、台本で読んだときに、ベッドシーンとか活字で書いてあるのを見て、どーなるの! みたいなところがあったんですけど、実際に演じてみたら、「あぁ、なるほど」と。字を見るのとやるのとでは違うと思いましたね。やっていて楽しかったし、面白かったです。だけどやっぱり映像で自分がイッたシーンを見ると、またさらにコミカルで……おもしろい作品というか、何ていうか……エッチなシーンも面白く観られました。

成宮:音楽もディスコ・ミュージックなんですよね。ジャージャ、ジャーンみたいな(笑)

村上:アゲアゲで(笑)

■この映画がなかったら結婚してない!

Q:村上さんは、ベッドシーンに初めての挑戦で、最初は戸惑ったのではないでしょうか?

村上:悩みましたよー! 引き受けたものの、どーしようか……と。プライベートで彼氏がいたことがなかったので、ベッドシーンってどうしたらいいのかわからなかったんです。大島(美幸)さんにも相談したりしたんですね。そうしたら「まあ、とりあえずAV観るしかないんじゃない?」みたいな(笑)。それで勉強しても仕方ないし、やっぱり悔しいって思って、本当に彼氏作るしかないと思って頑張って動いたんですよ! そこでわたしが初めて結婚に至ったわけなんですけど、初めてできた彼氏と結婚だったんですね。この映画がなかったら多分結婚はしてないんです!

Q:現場の雰囲気は、いかがでしたか?

成宮:実は、村上さんと同じシーンはほとんどなかったんですよね。村上さんとの共演シーンは、原宿の雑踏だったので、めちゃめちゃ朝が早かったんです。今日初めて会えるのかなって思ってすごく楽しみにしていったら、この格好ですでにスタンばっていて(笑)。で、おれが先に撮影だったんで、撮影行って帰ってきたら、村上さんが、ちっちゃいイスに寝てて。「村上さん、そのイスは疲れちゃうし、もうちょっと時間かかるから壁に寄り掛かって寝た方がいいっすよ」って言ったら、「そーだよねー」って壁に寄り掛かって寝始めたんです。そんで、戻ってきたらものすごいガーッて口開けて寝てて(笑)。そんな村上さんがかわいかったですね。

村上:あれは早かったねー、朝が(笑)。

成宮:2時間くらい前に入ってましたもんねー。

村上:でも思いのほか寝られたから、わたしとしてはいい感じで取り組めましたね(笑)。よく寝たなーみたいな(笑)。

■笑うシーンは何度も撮り過ぎて、どれが使われたか覚えてない!

Q:撮影中大変だったことはありましたか?

成宮:原宿の人ごみの中での撮影だから、人がいっぱい集まっちゃって大変でした。あ! あと最後の笑いも大変でしたよね!

村上:あれ難しかったー。

成宮:難しかったですねー。最後にそれぞれのキャラクターが笑うシーンがあるんですよ、村上さんとかも、原宿で一般の人が見てる中、「よーい、スタート! 笑ってください!」って(笑)。

村上:あのカットは大変だった~。監督からなかなかOKが出なくて、いろんなパターンで笑ったんだけど、どれが使われたのかぶっちゃけ覚えてないです。

成宮:そうそう。どのカット使われているかわからない(笑)。東京で生きているってことが作品の面白さの一つでもあるから、結構有名なところを使って撮影していて、そこは普通に人がワーッといる中だったので、集中するのが難しかったですね。

■渋谷のスカウトマンを役作りで研究!

Q:役柄のために、スカウトマンの研究とかされたんですか?

成宮:しましたよー、歌舞伎町の近くや、渋谷のスカウトマンを研究しました。でも意外と普通なんですよ、今のスカウトマンって。

村上:特に癖があるわけでもないの?

成宮:スカウトマンって、(人の波を)逆流してくるじゃないですか。だから、あの人がスカウトマンだって思うだけで。意外とおしゃれだし、普通の人なんですよね。今回のこの作品では、作品の世界観に合わせて、ステレオタイプのザ・スカウトマンっていうのを作ろうと思って、髪型や衣装から作り込んでいきましたね。

Q:村上さんは、どんな役作りをされましたか?

村上:わたしのキャラはあんまりしゃべらないんですよ。だからコミカルな演技をするっていうよりは、本当にやりたいことが見えていて、それを端からどう見られているのかちゃんとわかっている人なので、あんまり自分の気持ちを出さない……っていうか、わかっているからこそ出さないみたいなキャラクターなんです。だから難しかったですね。今まではいろんなキャラクターを演じるとき、セリフでどうにかなったりとか、それで演技が広がったりとかあったんですけど、セリフがないとなると全部顔と雰囲気だけでやらなきゃいけなかったから大変でしたね。こういうクールなキャラクターは初めてでした。

Q:ボコボコにされても、あまり暗くならない感じがすごかったですね

村上:確かにボコボコにされているのに、全然痛々しくないんですよね。メルヘンな感じの家で、かわいらしいイメージもありつつ、ボコボコにされても別に自分としてはなんとも思ってないというか、特にめげるわけでもないので、実は強い女の子なんだと思っていましたね。

■実は、男の人の手フェチなんです!

Q:実はこんなフェチですみたいなものはありますか?

成宮:おれはにおいフェチですね、結構何でもにおいを嗅いでいます。そうそうそう、ニンニクを食べた口のにおいとか結構好きですね(笑)。みんな気にするじゃないですか、でもおれは好きですね!

村上:においね~。それはわかる気がする

成宮:おいしいものとかでも何でも。あとちょっと嫌いなものとかでも、口には入れないんだけど、においはかいじゃうみたいな? 結構においで判断します(笑)。

村上:わたしもにおいはわかるんだけど。フェチでいうと、手がすごい好きなんですよ。いろんな人の。女の人のきれいな手も好きなんですけど、自分がこんな感じなんで、男の人のすごいゴツゴツしていて、いかつい感じの男の人の手にあこがれるんですよね~。

成宮:おれね~、手がすごく小さいんですよ~。

村上:あ、本当だー。でも、男らしい手だよね。血管も出ててさ。こういうのいいよね!つめがきれい~。でももう少し手が大きいといいかもね。手のひらは割と大きいよね。

成宮:水泳やってたんで。水かきがあるんですよ。

村上:こういう男の手を見ていると、抱き締められたらどうしようとか思っちゃうよね。

成宮:だんなさんの手は?

村上:やっぱ、いい感じだよね(笑)。

■今ある自分の背中を押してくれる、ちょっとエッチなサバイバル映画

Q:最後にメッセージをお願いします

成宮:『ララピポ』は、いろいろなトラブルを抱えた個性あるキャラクターが上を目指して生きていくそんな映画で、本当にいろんなキャラクターが出てきます。今ある自分を見つめ直して、笑い飛ばして、前に進もうって気持ちに自然とさせられる映画だと思います。応援してもらえるというか、背中を押してもらえるサバイバルな作品で、ちょっとエッチなコメディーにもなっています。ぜひ観てください!

村上:エッチなシーンでこんなに笑えるんだっていう感じで(笑)。なかなか人のベッドシーンなんてのぞけないじゃないですか。だからそういう意味でも面白いかもしれないですね。

成宮:こんなんやっていいの? みたいにね(笑)

成宮、村上:なのでぜひ、観てください!

取材後もおしゃべりが止まらないほど仲良しな成宮と村上。実は、森三中が大好きだったという成宮は、初めて会ったときに緊張してしまい、まともに話ができなかったそうだ。また村上はこの映画をきっかけに結婚したダーリンとのアツアツエピソードをうれしそうに語るなど、幸せオーラ満載! うまくいくことがあまりない人生も笑い飛ばせる『ララピポ』を観れば、元気をたくさんもらえるはずだ。

『ララピポ』は2月7日より渋谷シネクイント、シネ・リーブル池袋、新宿ミラノ3ほかにて全国公開

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