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『マダガスカル2』玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子 単独インタビュー

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『マダガスカル2』玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子 単独インタビュー

シリーズが続く限り、このメンバーと一緒にやっていきたい

取材・文: 平野敦子

アメリカで大ヒットを記録した『マダガスカル』の続編『マダガスカル2』がついに登場。前回ニューヨークの動物園から飛び出したライオンのアレックス、シマウマのマーティ、キリンのメルマン、カバのグロリア。4匹の仲間たちが今作ではアフリカを舞台に、大冒険を繰り広げる。その日本語版ボイスキャストとして前作同様主演を務めた玉木宏、その親友マーティ役の柳沢慎吾、紅一点のグロリアを演じた高島礼子が本作の魅力について熱く語ってくれた。

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柳沢慎吾改め“マーティ・慎吾”!?

玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子

Q:まずは久々にアフレコをした感想を聞かせてください。

柳沢:前回から4年ぶりなのですが、あれ、そんなに間が空いたのか……という感じでしたね。でも収録が始まったらすぐにカンを取り戻して、即マーティになりましたからね。だからこの映画が公開されたら、僕は名前を“マーティ・慎吾”に変えようと思っているんですよ(笑)。とても楽しい映画なんでね、自分でもやっていてノッてきましたね!

玉木:前回もアフレコって難しいと思ったんですが、やはり今回も難しかったですね。結局やっと慣れてきたころには収録が終わってしまうというか。それでもっとやりたい……という気持ちになりましたね。前回同様ストーリーがしっかりできていると思うので、そういう意味では自分も楽しめました。今日は本当に久しぶりに皆さんに会えてうれしかったです。本当はみんなで一緒にアフレコをやりたかったですね。

高島:前作のときは慣れないお仕事だったので、正直に言わせていただくと本当にすごく苦しかったんですよ(笑)。今回こそはちゃんとやろうと思いまして。ですから前作の経験を生かしつつも、今回もいろいろなことを学べたので、おかげさまで楽しかったです。とにかく気持ちをグロリアという役に持っていって、あとは皆さんプロなのでお任せして、難しいんですけれど楽しくできたかと思っています。

友情を描いた感動のシーン

玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子

Q:では、お気に入りのセリフを教えてください。

玉木:この映画は友情を描いた部分も多くて……。マーティに似ているシマウマがいっぱい出てくるシーンがあるんですよね。

柳沢:何千頭とね!

玉木:その中でやっとアレックスが自分の近くにマーティを見つけて「お前は100万に一人の友だちだ」と言うシーンがあるんですが、やはりそれぐらい大事な存在なんだという言葉が胸に残りました。

高島:お二人はセリフが多いからきっと悩むと思うんですが、わたしは今回少なめだと思うんですよ(笑)。その中で初めて行ったアフリカの地で、環境が変わったところでも彼女の順応性の高さを表現するのに、「あきらめちゃダメよ!」というセリフがあるんですよね。ある苦境に立たされたときに、偉そうにそう言えるグロリアのキャラクターを表現した一言がかなり印象的でしたね。

Q:自分だけ飛行機の墜落シーンでも、いびきをかいて寝ていましたよね?

高島:あぁ、そうそう、何だか自分のことだけしか考えていないんですよね(笑)。あんなことが起こっているのに、1分しか寝ていないわよみたいなことを言えるグロリアが本当に好きですね。

柳沢:何千頭ものといるシマウマが登場するんですよ。それでライオンのアレックスがね、シマウマがみんな同じ顔なので親友のマーティの見分けがつかなくて、違うシマウマに向かって「マーティ」と呼んだら「いや、おれはここにいるよ。付き合いが長いのに何でわからないんだよ!」と寂しく帰って行くんですよ。そこでアレックスが「お前は100万分の1の大事な存在なんだよ」と遠くの方に向かって言うんですが、「あぁ、いいよ、言ってろよ。お前とはもう会わない」とか言って、最後に「あばよ!」と言うんだけれど、あそこは良かったねぇ……(と自分でもほれぼれとした様子)。

玉木:あの決めゼリフはマーティらしさが出ていて良かったですね。

柳沢:でも、寂しさの「あばよ!」でしたよね? 寂しい感じのあばよってあまりないと思うんですよ。すごく哀愁が漂っていましたよね。

Q:この映画にはたくさんの個性的な動物たちが登場しますが、お好きな動物は?

高島:わたしはネコ科の動物が好きですね。ライオンとかトラとかヒョウとか猫とか。中でも猫がとても好きですね。

玉木:僕は犬派ですね。いつか飼ってみたいのはサルですね。

柳沢:何で今オレの顔見た? サルって言ってちら見したよね!? ドキッとしたよ~(笑)! 僕はウサギを飼ってみたいですね。本当に小学校のころからウサギに目が似ていて、かわいいってよく言われましたから。

『マダガスカル』シリーズよ、永遠に!

玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子

Q:アメリカでも大ヒットの『マダガスカル』シリーズですが、何作目ぐらいまでアフレコをやりたいと思われますか?

玉木:続く限りはやらせていただきたいですね。僕だけ一人変わっていたらすごく寂しいと思うので(笑)。そういうことのないように頑張りたいと思っています。

高島:そんなことないですよ!

柳沢:ショックだよね! 自分だけ変わっていたら(笑)!

高島:シリーズが続く限りやらせていただけたらなと。その度に変わらずにグロリアをやらせていただけたらうれしいと思います。

柳沢:そうですね、今回これで2回目ということで、3、4、5、6、7、8、9、10……もうずーっとやりたいですよね。誰か本当にこの中でメンバー変わったら寂しいですよね(笑)。もしオレじゃなくて山城新伍さんがいたらどうしよう!? それはないか?

一同:爆笑!

Q:最後にこの映画の見どころを一言ずつお願いします。

高島:家族愛や友情、そして恋愛などが描かれていて、年齢を問わず、ジャンルを問わないとてもメッセージ性の高い素晴らしい作品だと思いますので、ぜひ大勢の方々に観ていただければと思っております。

玉木:前作よりも感動するポイントがすごくたくさんあって、登場人物……じゃなくて登場動物ですね(笑)。登場動物も多いので、ぜひ大きなスクリーンで観ていただきたいと思います。

柳沢:この『マダガスカル2』を観てみんなが本当にいい夢を見られて、そして元気になってもらえればと思います。また会う日まで「あばよ」(と大きな声で決めゼリフを言う)! 自分でカット割っちゃったよ(笑)。これいいでしょ?

一同:爆笑!


玉木宏、柳沢慎吾、高島礼子

残念ながらアフレコ作業は一人ずつだったようだが、その分メンバーたちは久々に集まることができ、本当にうれしそうだった。常にテンションの高い柳沢を筆頭に、主演の玉木も、今回はセリフが少なめだったという高島も取材に快く笑顔で応じ、お互いに譲り合いながら質問に答えてくれた。日本を代表する俳優たちが声優に挑み、冒険とアクション、そして友情や恋愛とたくさんのテーマを詰め込んだおもちゃ箱のような『マダガスカル2』をアフリカの雄大な自然とともに大画面で楽しんでもらいたい!

『マダガスカル2』は3月14日より新宿ピカデリーほかにて全国公開

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