シネマトゥデイ

特集 第3弾 メガバンクの闇に迫る!リアル金融サスペンス徹底紹介

現在の世界的金融危機により、誰もが関心を抱くお金の問題。本作は、実在した銀行をモデルにし、今の世の中にも通じるリアル感を漂わせながら不正の闇を暴く。今回紹介するのは、この物語で描かれる金融ビジネスの知られざる闇。あなたもサリンジャー捜査官とともに正義の裁きを!

闇の入り口 その1

画像:サリンジャー捜査官(クライヴ・オーウェン)

不審な死

インターポール捜査官であるサリンジャーと共同でIBBC銀行を捜査していたニューヨーク検事局のシューマーが、やっとの思いで接触できた内部告発者と会った直後に、不可解な死を遂げてしまう。そこから事態は急速に動き始める。なぜシューマーは死ななければならなかったのか? サリンジャーは闇の真相を追うため、本部のあるリヨンに戻り独自に捜査を開始する。

リアルまめ知識

インターポールとは、国際刑事警察機構(ICPO)の通称で、国際犯罪の防止・解決のために結成された国際機関である。本部が置かれているフランスのリヨンは、パリに次ぐ大都市であり、2番目の規模ながら銀行の本店が多く置かれ、金融の中心地となっている。

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闇の入り口 その2

画像:サリンジャー捜査官(クライヴ・オーウェン)

巨大銀行IBBC

ルクセンブルグに本部を置き、世界の富裕層からばく大な資金を集め、世界第5位の実績を誇る巨大銀行IBBC。やり手の頭取ジョナス・スカルセンにより成長を続けるその銀行は、主要取引先であるイギリスやドイツなどの各国政府や、CIA、ロシアの組織犯罪集団などと不正取引をしている疑いが……。そこに隠された真相とは一体!?

リアルまめ知識

IBBCのモデルとなったのが、本部をルクセンブルグに置き、1991年に経営破綻したメガバンクBCCI。1972年の設立以来、資金工作や暗殺などの犯罪に関与していたにもかかわらず、その実態は闇のまま。刑罰を免れていたのは、あらゆる権力と通じていたからだといわれている。

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闇の入り口 その3

画像:作品写真1 画像:作品写真2

関係する人々

超エリート金融マン、ジョナス頭取の周りには、ヨーロッパ最大の軍事メーカーの社長で、次期イタリア首相候補のウンベルト・カルビーニや、イスラエルを最大の顧客とする軍事産業の猛者など、何だか怪しい人たちが集まっている。しかも、頭取の側近であるウェクスラーは義足の殺し屋コンサルタントと関係があるらしい……。そんな彼らに、サリンジャー捜査官の影が近づく。シューマーの不審な死から始まった一連の事件をサリンジャー捜査官は、どのように決着をつけるのか? 最後に勝つのは真実か!? それとも……?

リアルまめ知識

世界中で人気を誇る数多くの有名ファッション・ブランドを生み出してきたイタリア・ミラノは近年、軍事産業にも通じている航空産業や精密機械工業も発達を見せている。

付録過去に起こった実際の金融事件

最近の金融スキャンダルといえば、2008年のフランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルのトレーダーによる巨額不正取引事件があまりにも有名。この事件より以前に起きた1995年の旧大和銀行ニューヨーク支店の巨額損失事件(約960億円の損失)や、ベアリングス銀行巨額損失事件(約1,380億円の損失)をはるかに超える、約7,600億円の損失額を計上した。

※金額はいずれも当時のレート

画像:サリンジャー捜査官(クライヴ・オーウェン)

画像:サリンジャー捜査官とホイットマン検事

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