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第134回

週刊 寺島進

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週刊 寺島進
アニキの小部屋
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アニキが語る! 映画『GOEMON』の魅力!

現在大ヒット中の映画『GOEMON』! 作品のなかで、アニキは服部半蔵を、迫力たっぷりに演じています! ブルーバックでのCG撮影や、役作りについて……。アニキに映画『GOEMON』を語っていただきました!

ストーリーについて……

Q:石川五右衛門の映画といっても、とても奇抜なストーリー展開でしたね!

今までの時代劇って、いろんな時代考証がされてきて、作られてきたでしょ? 「あの時代は、こうだった。ああだった」って作品があるじゃない。今回の『GOEMON』における、紀里谷監督の解釈って、一見、奇想天外なんだけど、実はいいところ突いてるんだよね。「なるほどなあ……」っていうところがいくつもあった。それってありえるな! とか、それのほうが真実に近いのかもな! って感じちゃうんだよ。

ブルーバックでの撮影について

Q:CGのためにブルーバックの前で演技をするのはいかがでしたか?

正直、いやだったね(笑)。飽きるんだよ。自然がないじゃない。太陽も、青空もさ……。ブルーバックって無機質なんだよ。だからなんか、生きた心地がしないんだよね。まるで実験用のモルモットになった気分だった。ぜんぶ想像してやるっきゃないだろ? どんな城で、どんな家来たちがいて……って。CGが作り出す壮大なスケール感に負けたくなかったね。おれって、アナログ派だからさ。

服部半蔵を演じて

Q:紀里谷版服部半蔵を演じた手ごたえは?

あったよ! 服部半蔵はずっと演じてみたい役だったから、うれしかった!

Q:役づくりはどんなことをしたんですか?

まず半蔵門に行ったね! ここは、よく服部半蔵がくぐったところ! 半蔵門線だってよ、服部半蔵が作った……ていうのはウソだけどさ! まあ、まずは半蔵門行って、半蔵を感じて、そしてスタジオに行ったんだ!

映画について

Q:最後に、映画『GOEMON』のみどころをお願いします!

やっぱりすごいCGじゃない? もちろんストーリーも感心しちゃうほどおもしろいけど。あのCGはすごいよ。CG使いすぎじゃない? って意見あると思うけど、おれはこういう映画があってもいいと思うよ。CGもりだくさんの作品があってこそ、アナログの映画が存在するんだからさ! こういうのは紀里谷監督しかできないから。だってよ「馬もCGでいいな!」とか言ってんだぜ! もう、超現代っ子だもん!

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