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人気キャラでもマイケル監督に嫌われると……!?

映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督は、泣く子も黙る熱血気性! というのはご存知でしたか? マイケル監督が語ったところによると、『トランスフォーマー/リベンジ』では、正義の味方オートボットの中で非業の死を遂げるキャラクターがいます。

新旧交えて、何と60体近くのロボットたちが出てくるという『トランスフォーマー/リベンジ』ですが、その中にアーシーというピンクのオートボットが出てきます。アーシーはオートボットたちの中で紅一点の女性ロボットで、原作アニメの「トランスフォーマー」シリーズでも女性戦士として、ファン人気の最も高かったオートボットだと言われています。今回の『トランスフォーマー/リベンジ』では、前作以来、人気急上昇中のセクシー女優ミーガン・フォックスが演じるミカエラの操るピンクのバイクが変身してアーシーになるとうわさされていました。

しかし、マイケル監督によると、それはどうやら誤報とのこと。アーシーの話になるとマイケル監督はいじめっ子の面構えになって、こう言いました。「僕はアーシーっていうキャラが嫌いだったんだ」。気性が激しく、優しいときはものすごく優しいけど、コワイときにはロケ現場でもメガホンを片手に怒鳴り散らして、気に入らないクルーはビシバシと首を切ることで知られているマイケル監督。アーシーについての質問に、「だからね、嫌いなアーシーにはあの世へ行ってもらった」と付け足しました。

聞きしに勝る、マイケル監督の好き嫌いの激しさがさく裂!! 「ほら、よくあるじゃない? イイと思って雇った俳優がイケてなかったり、大して期待していなかった俳優がすごく良かったりさ。それと同じことさ(笑)」。なるほど……でも早い話、マイケル監督に嫌われるとコワイってことなんですねぇ(*^^)。真相はいかに!? ぜひ、劇場で確かめてみてください!

特撮テンコ盛り! 公開までに間に合うの!?

5月31日に行われたMTVムービー・アワードのレッドカーペット上で、新作についてインタビューを受けていたマイケル監督(ブラックのジャケットでバッチリ決めたマイケル監督は超カッコいい!)ですが、インタビュアーが「調子はいかがですか?」と切り出すと、「調子かい……? いいんだけど、ちょっとストレスがたまっているよ」と返答。そして、「……とにかく『トランスフォーマー/リベンジ』明日には完成させないと」とコメント。

へっ……この時点で公開3週間前なんですが、監督~、まだできていないんですかっ!?

「あ……明日完成なんですか!?  ……かなり内容が盛りだくさんなわけですね?」とインタビュアーも驚きつつ、ややヒキツリ気味の笑顔で質問。でも、マイケル監督は、「いや待てよ。えっと、完成は水曜日だったかな。えーっと、うん、水曜日にはできるよ」ってマジで大丈夫なんですか!!!?

「いやぁ、締め切りギリギリだよ。とにかく今回の作品はアドベンチャーがギッシリでね。前作に比べて特殊効果はもちろんのこと、登場するロボットのキャラやストーリーもすごいんだ!」とマイケル監督。また、別のインタビュー番組では、特殊効果チーフを担当したILM社のスコット・ファラーが、「マイケルのパワーはすさまじいよ! この『トランスフォーマー/リベンジ』は、『地獄の黙示録』『ベン・ハー』が合わさったようなスケールさ!」とコメント。これは熱いっ!! ここまで聞いたら映画ファンとしては、もう公開が待ち切れないでしょ!

『トランスフォーマー/リベンジ』と『スター・トレック』のオタクな関係

ここで『トランスフォーマー』通のみしか知らない情報をもう一つ! 実は『トランスフォーマー/リベンジ』の脚本を手掛けたのは、このほど2009年度(6月10日現在)全米興行ランキング王にのし上がった、映画『スター・トレック』を執筆したアレックス・カーツマンロベルト・オーチーの二人組。

根っからの「スター・トレック」シリーズファンの2人は、テレビのインタビューで「オプティマス・プライムがスポックに出会うシーンを書いてみたい!」と冗談交じりに話していました。それを受けてロベルトは、「ある意味で、その夢はかなえられているよね……」と意味深な発言を! その真相とは……ロベルトいわく、「映画の中でバンブルビーが映画『スター・トレック2/カーンの逆襲』からのサウンドを使用して言葉を話すシーンがあるんだよ!」とのこと。遊び心満点のこの二人、まさにオタクが高じて脚本家になったようなもので、仕事もここまで楽しめれば人生バラ色……といった感じでしょうか。

ちなみに、『トランスフォーマー/リベンジ』と「スター・トレック」シリーズの密接な関係をもう一つ。実はミスター・スポックことレナード・ニモイは、アニメ作品映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』で悪者ロボット、ディセプティコンのガルバトロンの声を担当しています。これをもちろん知っているオタク脚本家のロベルトは、レナードにぜひ戻ってきてほしいと語っています。そして、もちろんマイケル監督もそう願っているのですが、意外な問題が!

マイケル監督いわく、「実は僕のいとこのスーザンとレナードが結婚していて、レナードと僕は親せき関係にあたるんだ」と告白。親せき同士なら話は簡単なはずでは!? と思うのですが……、「そこがハリウッドの難しいところだよ!」とマイケル監督。「レナードのような大物に、たいしたギャラも出ないような小さな声の出演を頼むなんて、失礼に当たるんじゃないかと思って。親類だからこそ失礼なことをしたくないし、余計に気を遣うんだよ」とのこと。

さすが映画業界、いろいろとしがらみがあるんですね。でも、ステキなのはこの後の話で、映画『スター・トレック』のPRインタビューを受けていたレナードに、インタビュアーが「マイケル監督はレナードに声の出演をしてほしいようですが、遠慮しているみたいで……」と切り出すと、カメラ目線かつ大きな声で、「マイケル、電話してくれ!」とレナードが語りかけたのです! この後レナードへの出演交渉が間に合ったかどうかはわかりませんが、「スター・トレック」と「トランスフォーマー」は、アツくて、深~い関係にあるようです!

特撮もさることながら、実際のロケ場所もスゴイ、今回の『トランスフォーマー/リベンジ』。スーパーマンも真っ青のマイケル監督は、不可能に近いといわれているギザのピラミッドでの撮影許可をエジプト政府から直々にもらって、20メートル近いクレーンを使用した撮影を敢行! このほかにも、ルクソールや、ヨルダンの王立空軍の協力を得てのユネスコ世界遺産に指定されているぺトラでの撮影、そしてエッフェル塔、凱旋門での撮影と、もうロケの場所を聞いているだけでも、この映画のスケールの大きさが伝わってきてワクワクしてきます!

世界中を舞台にしてバトルを繰り広げる『トランスフォーマー/リベンジ』。日本の映画ファンの皆さんは、本国アメリカに先駆けての公開で、一足先にこの作品を楽しめるんですよね。うらやましい! ぜひ、ご覧になった感想など、どしどしハリコンまでメールしてくださいね!
(取材・文 神津明美 / Addie・Akemi・Kohzu)

About Addie

高校留学以来ロサンゼルスに在住し、CMやハリウッド映画の製作助手を経て現在に至る。アカデミー賞のレポートや全米ボックスオフィス考など、Yahoo! Japan、シネマトゥデイなどの媒体で執筆中。全米映画協会(MPAA)公認のフォト・ジャーナリスト。

究極の欧州旅行敢行中のアディーです(*^^*)。ウェンブリーで観戦予定のワールドカップ予選、イングランド対アンドラがめっちゃ楽しみですっ!!

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