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スザンヌ
『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』
自分の顔はあげられないけど、アンパンマンになりたい!
『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』スザンヌ 単独インタビュー

取材・文:鴇田崇 写真:吉岡希鼓斗

国民的な人気を誇るアニメーション『それいけ!アンパンマン』の劇場版シリーズ第21弾、『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』に、人気タレントのスザンヌが声優として参加した。星の妖精キララの声を演じたスザンヌが、初挑戦となったアフレコの感想や、妹マーガリンと母キャサリンとの仕事上での初の共同作業の感想、そしてアンパンマンがこれだけ長く愛されている理由などについて語った。

■スタッフさんに褒められました……多分

Q:アフレコに挑戦された感想は?

アフレコする前は簡単にできるかなと思っていましたが、まさかここまでできないとは(苦笑)。何だか、ふがいないです。でも途中から、気分は完全にキララになっていましたね。声優自体が初めてでしたし、妹のマーガリンに至ってはまったくの素人さんなので、20回ぐらい録り直していて、びっくり(笑)。

Q:とはいえ、アフレコの後半ではコツをつかまれたそうで、褒められたとか?

最初は、まさかここまでできないとはって思われていたかもしれませんが、後半は褒められたこともありました(笑)。直接わたしが聞いたわけではないのですが、マネージャーさんが聞いたそうです。多分、スタッフの方たちはシャイなんでしょうね(笑)。

Q:声優のお仕事は、自分に向いていると思いました?

向いているのかどうか、好きか嫌いかもまだわからない状態ですが、楽しかったです。人より集中力があんまりない方だと思うので、2時間30分ぐらいで限界がきちゃって……。自分の集中力に見合うようにマイペースでやった方がいいと思いました。無理に頑張ると、かえって良くないと思ったので、ちょっとトイレ行きますなんて5分間ぐらい休憩をいただきながら(笑)。

■妹のマーガリンは天真爛漫(らんまん)!

Q:妖精のキララを演じるために、役作りはされましたか?

役作りを、どうしたらいいのかもわからないところからのスタートでした。キララは妹のことを大切に思っているので、妹がいなくなっちゃってとても寂しいはずなのに、いなくなった妹が悪いと強がりを言うんです。本当は寂しいくせに、わたしも妹に対して冷たく言ってしまうことがあるので、そういうところは似ていると思いました。

Q:キララと妹のキラリは、スザンヌさんとマーガリンさんの関係に近そうですね。

はい。ケンカっぽくなって別れてしまうけど、失って初めて大切さに気付くんです。でも、性格的にはキララは昔のわたしに近い気がします。小さいころは妹がおっとりしていて、わたしがいつも騒いでいる子でしたが、いつしか逆転して今はわたしの方がキラリっぽいかな(笑)。ちなみに妹は天真爛漫(らんまん)になって、わたしは落ち着いちゃいました。姉妹はそんなものかな。二人ともはっちゃけていたら、収拾つかないですからね。

Q:おてんばな性格のキララみたいに、おてんばエピソードはありますか?

妹が2歳でわたしが4歳のときに、妹のベビーカーにわたしが乗って、妹に押させている写真があります(笑)。わたしは初孫だったので、おばあちゃんはフリフリの、いかにも女の子が着るようなお洋服を着せたかったのですが、それを着ながら田んぼで遊んでしまい、ロングスカートのフリルの部分を泥だらけにしたことがあります(笑)。多分、そのせいだと思いますが、そういうお洋服を着せてくれなくなっちゃいました。

■アンパンマンとの共演に思わず……!?

Q:また、原作者のやなせたかしさんとは、お会いになったことはありますか?

実は映画の公開日の直前に対談をさせていただくことになっていまして、今からすごい楽しみです! わたしはアンパンマンの歌が小さいころから大好きで、歌の歌詞を先生が書いているので、どういう思いで書かれたのか聞きたいです。いい歌でノロノリですが、歌詞が切ないです。思い出すと、泣けちゃいますよね~。

Q:アンパンマンとえいば、戸田恵子さんですが、共演の感想はいかがですか?

そうですよねー! 戸田さんが先に入れてくれたアンパンマンの声を聞きながらアフレコをしたので、感激しました! 戸田さんにキララ! って呼んでいただくシーンがあるのですが、それがとてもうれしくて! テンションが上がって、セリフを間違えちゃいました(笑)。ほかのお仕事で何度かお会いしたことがありますが、とても優しくて気さくな方でしたね。今回は声だけの共演ですが、とても緊張しました。

■気持ちだけでもアンパンマンになりたい!

Q:アンパンマンがこれだけ長い間愛される理由は、どこにあると思いますか?

テーマ曲にある「愛と勇気だけが友だちさ」という歌詞の通り、無償の愛だと思います。アンパンマンは自分の顔をあげますが、それは愛だと思います。それに感動しますし、大人が観てもハッ! とするようなセリフもありますよね。観ると、人に優しくしようと思います。それが長く愛されている理由だと思いますね。アンパンマンみたいな人が世の中にたくさんいたら、犯罪はなくなると思います!

Q:ご自身もアンパンマンみたいに生きていこうと思いますか?

うーん、できるかなー(笑)。自分の知り合いの大切な人になら優しくできると思いますが、アンパンマンは赤の他人を助けるじゃないですか。まったく知らない人に同じようにできるかと思うと、多分できないと思うから、やっぱりアンパンマンはすごいと思います。わたしもそういう人になりたいですが、自分の顔はあげられないです(笑)。気持ちの面でアンパンマンに近づけるように頑張りたいですね!

初挑戦のアフレコ作業を、持ち前の明るくて、バイタリティーのあるキャラクターで乗り切りたいと抱負を語ったスザンヌ。妹のマーガリンに加え、母キャサリンも声優に参加したため、母娘3人の初の共同作業となったが、前日に3人でアフレコの練習をするなど、充実した時間を過ごしたことで、初めて尽くしとなったチャレンジを頑張れたのだという。ポジティブな彼女の意気込みがキララにどう反映されているのか、ぜひ劇場で確かめてほしい。

(C) やなせたかし / フレーベル館・TMS・NTV (C) やなせたかし / アンパンマン製作委員会2009

『それいけ!アンパンマン だだんだんとふたごの星』は7月4日より銀座テアトルシネマほかにて全国公開

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