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週刊 寺島進
プレイバックXXXX
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プレイバック1994 映画『893(ヤクザ)タクシー』
こちらで勝手にセレクトした作品の思い出話を、当時を振り返りながらアニキに語っていただくプレイバックXXXX!
第5回目は、映画『893(ヤクザ)タクシー』を語っていただきます!
あれは、初めて黒沢清監督と会った作品でさ、助監督が青山真治監督だったんだよ。同時に、未来の大監督2人に出会った作品だったよ。
 
新宿梁山泊っていう劇団の大貫誉さんと、黒沼弘巳さんが同じヤクザの組員役だったんだけど、チームワークもいい映画だった。
 
 青山さんの助監督ぶりは、本当に仕切りも良くてさ。現場で、一緒にカンヌの話をしたの覚えてるよ。当時タランティーノが、映画『パルプ・フィクション』でカンヌのグランプリとった年でさ。ちょうどそんときに撮影してたの。諏訪太郎さんとか青山さんと3人でさ。撮影が終わったあとに、新宿のしょんべん横丁でよく飲んだなあ。「明日はこういう撮影しような」とか、毎晩のように飲んで、モチベーションあげていたね。すごく活気のある感じだったよ。やっすいウーロンハイ飲んでたもんだよ(笑)。
 
 ヤクザタクシーって、ヤクザがひょんなことから堅気のタクシー会社を助けなきゃいけなくなるってことから始まる話なんだよな。そのときの親分が、上田耕一さんだったんだ。上田さんとは、来月公開される田中光敏監督の『火天の城』で共演させていただいて、京都でもずっと一緒でお世話になったよ。
 
 あの作品は、ラストシーンがすごくきれいなんだよな。あれ、まだ観てない人にはぜひ観てほしいんだけどさ。なんのCGも使ってないから! ほんとにきれいなラストシーンだよ! 
 
 それからもうね、なんといってもおれがめちゃくちゃ若いから! だって15年くらい前だぜ!? 「ワッケー!」ってなると思うよ!? たぶん今のおれしか知らないファンの子は、絶対びっくりするんじゃない!?
 
Date
DVD紹介『893タクシー』
 
ホラー映画の鬼才黒沢清が監督、脚本を手掛けた任侠コメディ作品。猪鹿組の親分の幼馴染みが経営する田中タクシーは、詐欺の被害にあってしまい、1億円の借金を背負ってしまう。その会社を救うため、刑務所帰りの組員たちがタクシーの運転手として奮闘する!
 
製作:1994年
販売元:ジーダス
©Softgarage
893タクシー
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