シネマトゥデイ

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綾瀬はるか
『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
ホッタラケの島に行ってみたい! わくわくします!!
『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』綾瀬はるか 単独インタビュー

取材・文:シネマトゥデイ

映画『県庁の星』『砂時計』などを手掛けた佐藤信介監督が監督と脚本を務め、世界的に有名なプロダクションI.Gが映像を担当した、この夏注目のアニメーション映画『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』。人間に忘れ去られてしまったもので作られた、ホッタラケの島にやって来た少女の冒険を描いた本作は、忘れてしまった大切な何かを思い出させてくれるはずだ。ヒロインの遥の声を担当した綾瀬はるかが、自分と同じ名前のヒロインへの思い入れ、そして自身のホッタラケエピソードを語った。

■ヒロインの名前は遥! 同じ名前なのは偶然?

Q:吹き替えをするにあたって、佐藤監督から何か要望はあったのでしょうか?

ほかのキャラクターは人間ではないので、声を変えたり大げさに演じたりしているんです。でもわたしは一人だけ人間なので、あえて周りと対比した方がいいと言われました。なので、いつも通りのわたしの声で演じました。

Q:ヒロインの名前がご自身と同じ遥ですが、その理由を聞きましたか? 綾瀬さんの分身という意味でしょうか?

吹き替えを担当するだけではなく、アニメーションが作られる最初の段階からかかわっていて、わたしの動きに合わせて絵が作られているんです。ほかにも、スカートの長さとか、髪型とかをどうするかというキャラクター設定の段階から参加して、一緒に作っていくという感じでした。そういう意味では、何ていうか…遥は妹みたいな感じです! なので、ただ吹き替えをしたという感じではなく、かなり思い入れがある作品ですね。

■一味違ったフルCG映像と泣ける物語に感動

Q:本作は日本が作ったフルCGアニメということで、ハリウッドのフルCGアニメとは映像の質感が違いましたね?

出来上がった作品を観たら、いかにもCGという感じではなく、温もりもあってすごくきれいで優しくて、映像の中に吸い込まれていくような感じがしました。

Q:ストーリーもとても感動的でした。

すごく感動的で大好きです。観ていて泣いちゃいました。実は、台本読んだ時点で泣いちゃったんですけどね(笑)。特に、ラストシーンで、自分の小さいころやお父さんとお母さんが話しているシーンを思い出すあたりは、感動して泣いちゃいました。

Q:ヒロインの遥は16歳の多感な少女でしたが、お父さんに冷たく当たってしまう様子など、共感する部分はありましたか?

わかる、わかるって感じでした(笑)。わたしの場合、今はもうそういう時期は越えましたけど、お父さんではなくお母さんにあんな風に接してしまったことがあります。「勉強しなさい!」って言われると、「今やっているところなのに!」みたいに(笑)。

■ホッタラケにしたものと見つけたもの

Q:ご自身がホッタラケにしてしまったものは何ですか?

日本の昔話を集めた絵本セットみたいなものです。多分、本棚にしまってあるんだと思うんですけど、どこいっちゃったんだろう? 後は、オルゴールですね。確かお誕生日にお父さんに買ってもらったものなんです。でも、最近見つかったんです! 実家に帰ったときに、昔から大切なものをしまっておく、"大切なもの箱"を久しぶりに見つけて、その中に入っていました。ほかにもおじいちゃんからもらった宝石箱とかおもちゃのネックレスとかが入っていました。

Q:この作品を通して、大切なものや大切にしたいものは見つかりましたか?

遥がお母さんの思い出や大切にしていたものを思い出したように、わたしも改めて小さいころのことを思い出しました。やっぱり子どものころの思い出って大切ですよね。最近の子どもにはなかなかチャンスがないのかもしれませんけど、森とか自然の中を駆け回って遊んでほしいですね。

Q:もし今、綾瀬さんが夏休みをもらえたとしたら、どんなことをしたいですか?

小さいころ探検とかたくさんしていましたけど、大人になるとしなくなりますよね。なので、そういう探検とかしたいです! 小さいころと同じように、実家の周りとかまた駆け回るのもいいかもしれないです。後は、家にある倉庫に行って、懐かしい何かを探すのもいいですね。昔よく家族と海に行ったときに使った浮き輪とか、ビニールで出来たプールとか……そういう夏セットみたいなのって懐かしいですね。それには確か、ひらがなで自分の名前が書いてあった気がします(笑)。

■綾瀬の願いごとに隠された元気の秘けつ

Q:ヒット祈願に京都の伏見稲荷大社に行かれたそうですが、映画のヒットのほかにどんなことをお祈りされたんですか?

自分の健康と、家族とか大事な人が前向きに笑って過ごしてほしいと祈りました。いつも健康第一とは言ってはいるんですけど、特に何をしているってわけではないです(笑)。でもやっぱり、健康の秘けつは考え過ぎないことだと思います! 長寿の秘けつは笑うことらしいので、笑うことは大事だと思います。何かあっても、笑顔で元気に乗り切りたいです。

Q:最後に、これから本作をご覧になる方たちにメッセージをお願いします。

観終わったときに、何だか温かい気持ちになる映画だと思います。一瞬ですが、本当にホッタラケの島に行ったような気分になれると思います。そして、自分の小さいころを思い出す映画だと思うので、小さい子だけでなく、大人の方にもぜひ観てほしいです。

夏の熱い盛りに、涼しげな浴衣姿で京都の伏見稲荷大社を参拝したという綾瀬。そこは、まるで劇中の雰囲気を思わせる神秘的な場所だったと語る姿は、ファンタジーアニメのヒロインにぴったりの夢見がちな様子だった。そんな綾瀬がキャラクター設定の段階から参加した、思い入れたっぷりの本作を観て、子どものころに大切にしていたことを思い出してほしい。

(C) 2009 フジテレビジョン / Production I.G / 電通

『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』は8月22日より全国東宝系ほかにて全国公開

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