シネマトゥデイ

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親の離婚に揺れ動く二人の森ガール※

2009年カンヌ国際映画祭で絶賛され、2月に行われる
ベルリン国際映画祭への出品も決定し話題を集める映画『ユキとニナ』
親の離婚問題をきっかけに9歳の少女の成長を描く本作を要チェック!

※森ガールとは、ゆるく雰囲気のあるモノを好む森にいそうな女性のことをいう

チェックポイント1二人の森ガール、ユキとニナ

ユキ

  • フランス人の父と日本人の母を持つハーフ
  • ニナとは大の仲良し
  • 最近両親の仲が良くないことが悩み

『ユキとニナ』場面写真(森の中のユキとニナ)

ニナ

  • 両親は離婚し、母と二人暮らし
  • 夏休みはユキと過ごしたいと思っている
  • 両親が離婚したことにいまだ納得できずにいる

ユキとニナは学校の放課後も一緒に遊ぶほどの大の仲良し二人組。活発で明るいニナとおとなしくて優しいユキが相性抜群の空気を生み出している。ユキの両親が離婚の危機にあることで、二人は何とかやめさせられないものかと作戦会議を開く。

『ユキとニナ』場面写真(ユキとニナの作戦会議)

チェックポイント2子どもから見た大人の離婚

『ユキとニナ』場面写真(ユキの家族)

「悲しくなるのに、別れるの?」

『ユキとニナ』場面写真(窓から外を眺めるユキ)

ユキとニナはお互い離れて暮らすのがイヤ。何よりユキの両親にもう一度仲良くなってほしいと願っている。愛し合っていたころを思い出してもらおうと「愛の妖精」からの手紙を送るが「今の方が悲しいからパパとは別れるの」とママに言われてしまう……。ユキとニナの思いはなかなか大人には届かない。

チェックポイント3揺れ動く心の美しい描写

『ユキとニナ』場面写真(ランドリーにいるユキとニナ)

家出しよう。

ニナがママとケンカしたことで二人は家出を決意し、パリ郊外へと向かう。やがて二人は深い森の中へ迷い込んでいく。ここでユキが魅せる心の成長が幻想的で何とも美しい。両親に離婚を告げられてから、一つとして自分の意思を強く持つことのなかったユキが、初めて今後の自分について自分で答えを出すのだ。森を駆け抜けるユキの姿には、揺れ動く子どもから凛(りん)とした大人への変化が映し出されている。

『ユキとニナ』場面写真(森を走るユキ)『ユキとニナ』場面写真(テントの中のユキとニナ)

『ユキとニナ』場面写真(パパにおんぶされるユキ)『ユキとニナ』場面写真(森の中のユキ)

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