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ストロベリー、マーガレット、ナオミ
『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』
最後の最後にイタズラを仕込みました
『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』ストロベリー、マーガレット、ナオミ 単独インタビュー

取材・文:鴇田崇 写真:高野広美

とんねるずの石橋貴明、木梨憲武、そしてDJ OZMAがプロデュースする、アメリカ・ネバダ州出身の、母マーガレット、その娘である姉ナオミと妹ストロベリーの3人組、矢島美容室が、スクリーンに登場する。本作では、彼女たちがデビューする前、ネバダ州で暮らしていた時代のエピソード・ゼロが描かれる。矢島美容室の3人が、まさかの続編構想、徳次郎の衝撃の近況などについて語ってくれた。 

■まさかの感動ドラマが待っている!

Q:全編フザけ倒すのかと思えば、ハートフルなテーマが満載で感動的でした。

木梨憲武似のマーガレット:そうですね。この映画は、矢島美容室の家族のドキュメンタリー映画ですが、脚本が出来上がったときには、あまりにもいい内容なので関係者一同びっくりして。わたしは、それにびっくりしましたけどね。

石橋貴明似のストロベリー:もともと、矢島美容室はバラエティー番組から生まれたキャラクターなので、結局は笑わせてくれるんだろうという期待感を変えたかったというか、脚本の段階で友情や家族愛だとかいうテーマをかなり入れて、最初にちょっとした裏切りみたいな仕掛けがあってもいいと思いました。でも、最後の最後にイタズラも仕込みました(笑)。こういうのを楽しみにしていた人もいるだろうから、それをあまりにも裏切ってしまうとかわいそうかなと(笑)。

DJ OZMA似のナオミ:あれは一度目の試写会が終わった直後ぐらいに、これはいいアイデアだということで、さらに追加して撮ったものですね。もともとあったものじゃないんですよね。最初は普通にしんみり終わっていましたから。

マーガレット:本編に入れたら笑っちゃうかもしれないからね。

ナオミ:映画が全部終わった後にもう一つ何かないかな? ということでしたね。結局のところ、大まじめにこなしたものを、また妹が勝手に終了させるという、ここから先は本編を観てのお楽しみですね!

Q:私的なエピソード・ゼロが世の中の人に知られることについては、何か抵抗を感じますか?

ストロベリー:そうですね。でも、恥ずかしくはないです。エピソード・ゼロの後、東京に出てきて、実は、後にもう1作品ほど映画化する予定ですけど、最終的には3部作で、3年ないし4年以内で完結させた後に、また5年ぐらい空けて、また3部作を作ろうと。そういう流れになると思います。ゼロのもっと前があるだろうということです。

ナオミ:パパとママが出会ったころの話ですね。そこでは濃厚な性描写も描かれる予定です(笑)。

ストロベリー:さすがに15歳以下は入れないだろうな~。

マーガレット:もしそういうシーンがあれば、前バリなしで勝負をしようと思っていますけど。

ストロベリー:『愛のコリーダ』以来の(笑)。

ナオミ:そのときには大島渚監督にお願いすると思います。

マーガレット:監督がいいと、知らないうちに丸裸にされちゃうものですよね。きれいなわたしを撮ってほしいという気持ちに自然となりますよね。わたしにはうそも何もない、隠していることもないので、すべてを監督に預けようと思います。

■続編は怪人・矢島美容室VS全仮面ライダー!?

Q:初主演映画が公開され、音楽界だけでなく今後は映画界でも矢島旋風が吹き荒れそうですね!

ナオミ:わたしたちの夢への第一歩だと思っています。先ほど誰かが言われていましたけれど、わたしの中では「ドラえもん」に負けないような、矢島美容室と恐竜、矢島美容室の魔界大戦争みたいなイメージ。未来や過去へ行ったり、ほかの惑星に行ったりするような構想もあります。

ストロベリー:今回特別にお知らせしますけれども、パート2には全ライダーが出ます! ここだけでしか言っていない情報です。

マーガレット:集結するのよね。

ナオミ:ライダーマンは唐沢(寿明)さんがやってくれます。もう出演許可も取り付けています(笑)。

Q:3人のプロデューサーである、とんねるずの石橋貴明さん、木梨憲武さん、DJ OZMAさんからは、映画に出演するにあたって何かリクエストやアドバイスはありましたか?

ストロベリー:わたしの場合は、伸び伸びやれと、大丈夫だからと、監督もストーリーも素晴らしいので、安心してやれと言われていました。わたしは、将来ブロードウェイの舞台に立ちたいと思っていまして、姉がアカデミー賞、わたしがトニー賞、ママを入れて3人でグラミー賞と、この3つを取るのがわたしたちの夢なんです。今回、とてもいいミュージカルの作品に出られたので、来年にはパート2で、矢島美容室VS全ライダーで、ブロードウェイに乗り込みたいです。

ナオミ:つまり、わたしたちが怪人役ということで(笑)。

マーガレット:映画自体のアドバイスについては、スタッフの皆さんがいるから、こういう作品ができていくということを強く言われまして、丁重になりなさいと。切り返すぐらいなら2カメを出せと。そういうことをスタッフに言え、というアドバイスをいただきました。

ナオミ:とにかく差し入れには気合いを入れて、女性スタッフが多い日ははらドーナツなどがいいのではないかとか、ピエール・エルメのマカロンなどもカラフルで喜ばれるのではないかとか、そういうようなアドバイスをちょいちょいいただきました。

■父・徳次郎はどこに……!? ヒントは映画の中にある!?

Q:結局、夫であり父親でもある徳次郎さんとはお会いになれたのですか?

ナオミ:会えていないです。

ストロベリー:消息がつかめない……。

マーガレット:擦れ違ったことが1回ある程度ですね。

ナオミ:近くにいるのでは? とママが言っています。代官山辺りに。

ストロベリー:旧山手通りのね。

マーガレット:彼、見たんです。わたしのことを。それで、すっと行っちゃったんです。手を振ったのに……。たぶん、あれはパパでした。でも、わたしが知っている徳次郎さんよりも、胸板が厚くなっていました。

ストロベリー:すっごい鍛えているみたいです。

マーガレット:ワイシャツのボタンがはじけるぐらい鍛えています。

Q:最後に、この場を借りて、行方不明の徳次郎さんに何か呼び掛けたいことはありますか?

マーガレット:ファンじゃなくて、徳次郎さんにですか(笑)? まあ、会いたいのはもちろんですが、もう一度強く抱いて! ということだけですかね。

ストロベリー:目撃情報があれば、ネットに書き込みをお願いします。

マーガレット:それいいね(笑)。ここにいたよ! みたいな。本当に探してほしいですね。今日ここでお話していることは、映画をご覧くださればよくわかると思いますので、ぜひ映画館でのぞいてみていただけたらと思います。

徳次郎氏に会うために来日したものの、いまだ消息がつかめない状況に寂しさを隠しきれない様子のストロベリー、マーガレット、ナオミの3人。映画はそんな父への思いを軸に、家族のきずな、恋愛や友情、そして、夢をかなえることの素晴らしさを教えてくれる感動作に! 彼女たちが仕掛けた心地良い裏切りを、ゴールデンウイーク、映画館で堪能してみてはいかがだろう。

映画『矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~』は4月29日(木・祝)より全国公開

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