シネマトゥデイ

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ニコラス・ケイジ、ジェリー・ブラッカイマー
『魔法使いの弟子』
夢をあきらめず、人生の師に出会ってほしい
『魔法使いの弟子』ニコラス・ケイジ、ジェリー・ブラッカイマー 単独インタビュー

取材・文:シネマトゥデイ

ディズニーの名作アニメ「ファンタジア」を、現代ニューヨークを舞台によみがえらせた映画『魔法使いの弟子』。主人公に、魔法を教える魔法使いバルサザール役をユニークに演じるのは、幅広い演技力で大人気のニコラス・ケイジ。製作を務めるのは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー。映画『ナショナル・トレジャー』シリーズでタッグを組んだ二人が、再び超大型エンターテインメントに挑んだ本作について、大いに語ってくれた。

■僕は子どもと過ごす時間を大事にしている(ニコラス・ケイジ)

Q:親子で楽しめるエンターテインメントムービーでしたね!

そうだね。すごく満足しているよ。ぜひ家族で楽しんでほしいな! 『ナショナル・トレジャー』に出演して、ファミリー映画がいかに大切かということがわかったんだ。若くて小さなファンに街で声を掛けられるのは、とても幸せなんだ。僕には今5歳と19歳の息子がいて、父親歴は長いんだ(笑)。父親として、僕は子どもと過ごす時間を大事にしているから、世界中の親たちが、僕が出ている映画を観ることで子どもたちと幸せな時間を共有するのは、すごくうれしい。この映画も、きっと家族で楽しめると思って出演を決めたんだ。

Q:昔のあなたは暴力的な映画に出演することが多かったですが、最近はファミリー映画によく出演されていますよね?

もちろん、今でもダークで暴力的な映画に出演するのは大好きだよ! ちびっ子のファンとは違う、“真夜中のファンたち”のために、たまにはそんな映画に出るのも好きなんだ。

Q:ファミリー向けの映画で魔法使いを演じた醍醐味(だいごみ)は何でしたか?

さっき話した“真夜中”向けのバイオレンス映画だと、自分の武器はこぶしだったり、銃だったり、ナイフだったりするよね。でもこの映画では、そういう物の代わりに“魔法”が使えたから、ものすごく楽しかった!

■自分が尊敬できる人と、出会ってほしい(ニコラス・ケイジ)

Q:あなたが演じたバルサザールは、とてもユニークなキャラクターでした。

ありがとう。この映画のオリジナルとなったアニメ「ファンタジア」に出てくる魔法使いはすごく怖いんだ。僕は怖い魔法使いにはなりたくなかったから(笑)、不気味だけどちょっと面白くて、誰もが好きになるような師匠を演じたんだよ。

Q:魔法を使うシーンは、すごく楽しそうでした!

プラズマボールを、手の中でググッと作り出すシーンが一番面白かった。CGを使うわけだから、撮影中はもちろんプラズマボールは見えていないんだけど(笑)。イマジネーションをたくさん使うことができた、楽しい撮影だったよ。

Q:息子さんのカル=エルは、もうこの映画を観ましたか?

実は、まだ観ていないんだ。きっと、スクリーンで僕がけがをしたり、吹っ飛ばされるシーンを観るとショックを受けちゃうと思うんだ。カルはまだ5歳だから、「ダディ! どうしたの!」って混乱しちゃうんじゃないかな。もうちょっと大きくなったらDVDで観せてあげようと思っているよ。

Q:バルサザールは弟子に人生の助言もしていました。今夢を追っている人に「人生の師匠」としてアドバイスをお願いします!

とにかくあきらめないで、前に向かって進み続ける。人生の師は周りにたくさんいるはず。僕の師は父親なんだけど、もちろんジェリー・ブラッカイマーやショーン・コネリーなどたくさんの大切な人に、大切な言葉をもらってきた。夢をあきらめず、自分が尊敬できる人とたくさん出会ってほしいな!

■日本が大好き(ジェリー・ブラッカイマー)

Q:何度も来日しているブラッカイマーさんですが、日本はお好きですか?

大好きだよ! とくに天ぷらが大好きなんだ。ハリウッドにも、「テンコー」という有名な天ぷらレストランがあるんだけど、そこにはよく行っているよ。

Q:日本のレストランで、映画のアイデアが生まれることもあるんでしょうか?

それはないかな! というのも、本当に忙しい毎日だから、天ぷらを食べているときくらいは、映画のことを忘れて、ただ楽しみたいんだ(笑)。

Q:次から次へとヒット作を作り出しているあなたを見ていると、本当にお忙しそうです!

確かに、いつもだいたい40個ほどのプロジェクトを同時進行させていることが多いんだ。だから、正直忙しくないと言えばうそになるかな。

Q:ハリウッドの数多くいる脚本家の中から、毎回優れたプロジェクトをどうやって探し出すのですか?

自分が「絶対観たい!」と思う作品を探し出すんだ。常に観客の立場に立って脚本を探しているね。この映画も、もともとニック(ニコラス・ケイジ)が持ってきたプロジェクトで、彼が「これは面白くなる!」とプッシュしてくれたから、「よし、やろう!」ってことになったんだ。

Q:あなたが作り出す映画は、心から楽しめるエンターテインメント性にあふれています。娯楽作品を作り続ける理由は何でしょうか?

それは、僕自身が人を楽しませるのが大好きだからだよ。映画を観た観客の一日が、どれほどワクワクしたり楽しいものになるかを、僕は大切だと思っているんだ。

■撮影中のハワイから、東京に来たばかり!(ジェリー・ブラッカイマー)

Q:日本の人々は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作にもすごく期待しています!

そうだろうね(笑)! おかげさまで、ハワイで順調に撮影が進んでいるよ。実はこの作品のプロモーションに来る前も、ずっとハワイにいたんだよ。

Q:撮影の様子はいかがですか?

ハワイはニューヨークと違って、雨が降っても数分で止んで、すぐに晴れるんだ! そこがとってもいいところだね。本当に美しいところだから、出来上がりがとても楽しみだよ。ジャックも大活躍だし、見どころ満載だと思う。

Q:キャストたちも楽しんでいますか?

もちろん! ジャック役のジョニー・デップはもちろん、この作品から参加したペネロペ・クルス、それからジェフリー・ラッシュもハワイでの撮影を楽しんでいるよ。

Q:ジョニーにとっては、4回目のジャック・スパロウですね!

そうだね。彼は、ものすごくクリエイティブな人だから、セリフや動き、すべてに新しいアイデアを提案してくれるんだ。だから観客は飽きることがないんだと思う。新しいジャックの一面がたくさん観られるはずだよ!

Q:楽しみにしている日本の観客の皆さんにメッセージをお願いします!

皆が楽しみに待っているパイレーツシリーズの新作は3D! 今まで以上に迫力あるバトルシーンもあるから、ジャックと一緒に冒険しているような気持ちになれるはずだよ! もちろん、ニコラス・ケイジがユニークな魔法使いを演じている『魔法使いの弟子』も楽しんでください!

本作で、ユーモラスな魔法使いを演じたニコラスと、誰もが楽しめる映画を作り続けてきたジェリー。ハリウッドを代表する二人のヒットメーカーに共通しているのは、「映画づくりを楽しむこと」。現在『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作を撮影しているジェリーもうれしそうな顔で、「秘密だよ!」と肝心なところを話してくれないあたりは、まるで大切な宝物を隠した少年! そんな二人が作ったニューヨークの魔法大戦争ムービーは、大人も子どもも楽しめるアドベンチャーだ。ぜひ、大冒険を楽しんでほしい!

(C) 2009 Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer, Inc. All Rights Reserved.

映画『魔法使いの弟子』は8月13日より全国公開

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