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シネマトゥデイが選ぶ 今月の5つ星

キャラクターグッズも大人気の漫画「タンタンの冒険」を、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した冒険活劇アニメ『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』、トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ待望の第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など、お正月映画の目玉作品がめじろ押し!

  • 『ブラック・スワン』
  • 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』
  • 『アジャストメント』
  • 『マイ・バック・ページ』
  • 『クロエ』
12月1日公開 スピルバーグならではの怒濤の冒険模様に目がクギづけに! 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 作品情報

探偵映画のようなスタイリッシュで洗練されたオープニングで幕を開ける『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』。主人公とその相棒、彼らを手助けする個性的な脇役、それに明らかな悪者というキャラクター設定は、一見おとぎ話のセオリー通りに見えるのだが、そこにアルコール依存気味の船長ハドックという異質な存在が加わることで、物語に予測不可能なスリルが加わった。ハドックは、物語にドタバタ感と深みを与え、スティーヴン・スピルバーグ監督が、本作を初の3DCG作品に選んだことも納得の活躍を見せる。普通の実写ではあり得ないようなカメラアングルの連続は、映画を知り尽くしているスピルバーグならではの技と言える。そして、自身最長の30年という構想期間を費やした本作が、生半可なものであるわけがなく、「インディ・ジョーンズ」シリーズ同様、凸凹コンビの冒険活劇は、オープニングから観客をひとときも休ませることなく、物語の世界へと引き込んでいく。大人顔負けの言動でハドックを先導する主人公の少年記者タンタンと、すっかりアルコールにおぼれタンタンの言いなりのハドック。二人の立場が逆転し、二人の間に共に一つの冒険を成し遂げたという達成感が生まれたとき、観客はその達成感を追体験することになる。(編集部・島村幸恵)

『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』©2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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12月9日公開 大人になれない父親と子どもらしくない息子の成長に胸が熱くなる 『リアル・スティール』 作品情報

スティーヴン・スピルバーグロバート・ゼメキスの『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のコンビが製作総指揮として初めてタッグを組んだ本作は、ある父子の再生を描いたエンターテインメント大作。かつての天才ボクサーでありながら、今は鳴かず飛ばずの父親を演じたヒュー・ジャックマンのダメ男っぷりがお見事。子ども相手にお金を巻き上げようとしたり、痛いところを突かれてムキになってしまったり……その姿はまさに、大人になれない大人の典型。その一方でダコタ・ゴヨ演じる息子は、まったく子どもらしさの感じられない子どもであり、そのずれこそが、この父子関係の不完全さを象徴している。そんな彼らの成長過程がストーリーの中心となるわけだが、父親が大人になり、息子が子どもらしさを取り戻すさまが実に自然に描かれているのは、本作の根幹に「父親は息子を導く存在である」という王道が貫かれているからだ。父親が息子のために立ち上がるクライマックスは、鳥肌が立つこと間違いなし。王道作品としてストレートにハートに訴えかけてくる。幕が下りた後も、しばらくは余韻に浸っていたい作品だ。(編集部・福田麗)

『リアル・スティール』©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
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12月16日公開 もうすぐ50才とは思えないトム様のキレのいいアクションに驚がく 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 作品情報

トム・クルーズ主演の大ヒットスパイアクションの第4弾。何といっても注目なのは、来年50歳になるとは思えないトムのハッスルぶり。スタントなしで挑んだという世界一高いビルからの宙づりシーンをはじめ、刑務所内での格闘シーンや砂嵐の中での全力チェイスなど、キレのいいアクションを連発する様子には、感心せずにはいられない。『レミーのおいしいレストラン』『Mr.インクレディブル』など、ピクサーの傑作アニメを手掛けてきたブラッド・バード監督による、子ども心を刺激するユーモアたっぷりの演出も、近年リアル路線に偏りがちだったスパイ映画の、遊び心に満ちた楽しさを思い出させてくれる。ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、そしてサイモン・ペッグにも見ごたえ十分の見せ場が用意されており、オリジナルのドラマ「スパイ大作戦」の原点に返ったかのような、チームとしてのトムたちの活躍に重点が置かれている点にも注目。(編集部・入倉功一)

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』©2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
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12月23日公開 ヘンリー・ホッパーの美しさと思春期の恋愛模様は胸キュンもの 『永遠の僕たち』 作品情報

インディーズ系作品でキラリと光るセンスとイケメン発掘の千里眼を持つガス・ヴァン・サント監督の最新作。まず目を引くのが、故デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーミア・ワシコウスカが演じる二人。やや草食っぽいピュアな少年を演じるヘンリーは、女性客をとりこにしちゃうイケメンだし、明るく恋愛に積極的な少女を演じるミアもとってもカワイイのだ。「死」という点でつながる二人の設定も、重たい空気ではなく、むしろ、みずみずしい演技に注目してほしい。特に初めての恋、手をつなぐ、会うだけで楽しい思春期のころを思い出させてくれて胸がキュンキュンしてしまう甘酸っぱさ! そこに入ってくるのが、幽霊の特攻隊員ヒロシを演じる加瀬亮。これがなかなかの存在感で、英語のセリフ回しにも努力を感じるし、二人の仲をうらやむようなかわいらしさ(?)も見せてくれる。作品について、美少年美少女を配役し、美しすぎる「生」と「死」の物語と思う人もいるかもしれないが、大げさすぎず・ファンタジーすぎず・難しすぎず展開するストーリーと、三人の自然体の演技で老若男女問わず楽しめる作品に仕上がっている。また、観た後「ヘンリー・ホッパー」とついつい検索してしまいたくなるほどのカワイイ系男子なので、よこしまな気持ちでも観てもよし!(編集部・片岸朝香)

『永遠の僕たち』
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12月23日公開 「ドラえもん」的な親しみを感じる宇宙人のキャラに爆笑 『宇宙人ポール』 作品情報

今やコメディー界の最強コンビといっても過言ではないほど作品にハズレなしの、サイモン・ペッグニック・フロスト主演最新作は、あふれんばかりのSFのうんちくを盛り込んだロードムービー。イラストレーターのグレアム(サイモン・ペッグ)と、SF作家のクライブ(ニック・フロスト)。あまりの仲の良さにことごとくゲイと間違われるSFオタクコンビのUFOスポット巡りに、なんとホンモノの宇宙人が飛び入り参加! アメリカ政府に追われるこの宇宙人ポールのキャラが、とにかく笑える。地球生活60年でベーグルとコーヒーをこよなく愛する彼は、「宇宙人=理解不可能な存在」という一般的な概念を軽々と覆し、宇宙人らしからぬ毒舌&愛嬌(あいきょう)をふりまいてグレアムとクライブのド肝を抜くのだ。売れっ子コメディアンのセス・ローゲンが吹き込む陽気ですっとぼけた声も相まって、ポールの性格をひと言で表すと、「お調子者のアニキ」という感じ。また、すごいパワーを持っているけどちっとも強そうに見えない親しみやすさは「ドラえもん」を彷彿(ほうふつ)させ、映画を見終えるころにはすっかり彼に魅了されているハズ。SFグッズ店で宇宙人のフィギュアに“成りすまし”たり、グレアム&クライブに宇宙の神秘を伝授したり。爆笑&ぶっ飛びのハプニング連続の珍道中に参加してみては?(編集部・石井百合子)

『宇宙人ポール』©2010 Universal STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED
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