シネマトゥデイ

前田敦子、大島優子、秋元才加、横山由依、高橋みなみ
『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』
トップに上るのも大変だけど、その場に立ち続けることはもっと難しいはず
『DOCUMENTARY of AKB48』第2弾 前田敦子、大島優子、高橋みなみほか単独インタビュー

取材・文:大小田真

AKB48の2011年の活動に密着し、その光と影を余すところなく見せるドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』。劇中では、各メンバーがそれぞれの立場から赤裸々な気持ちを告白している。撮影を終えた直後の前田敦子、大島優子、秋元才加、横山由依、高橋みなみが、センターやキャプテン、後輩、リーダーなど、自分のポジションに対する思いを明かした。

■前田敦子「任される限りセンターで」

Q:センターに立ち続けるプレッシャーはありますか?

前田敦子(以下、前田):プレッシャーは……感じなきゃいけないのかもしれないけど、中心にいるメンバーはわたしだけじゃないですからね。メンバーそれぞれが感じているプレッシャーはあるだろうけど、逆にわたし一人だけが感じているプレッシャーは特にない気がしています。強いて言えば、「人一倍頑張ろう!」という気持ちだけ。センターというポジションは、任される限りは全うしたいと思います。

Q:昨年6月にはソロデビューも果たしましたが、何かつかんだものはありますか?

前田:いろいろなことをやらせていただき、本当に充実していました。歌うことの楽しさも再認識できました。AKB48としての活動とソロ活動を両立させるのは難しいだろうと思っていたんですけど、昨年の活動を通して、やり方がわかってきた気がします。今後の活動が自分でも楽しみです。

■大島優子「楽しむことが大事」

Q:中心メンバーとして活動し続ける思いをお聞かせください。

大島優子(以下、大島):中心にいると考えたことはない……というか、中心にいるんでしょうか(笑)。周りの人から言われて「あぁ、そうなのかな」って思う程度で、普段はあまり意識していません。そういう意味では、自然な形でその場所にいるんだと思います。意識すると楽しめなくなっちゃうと思う。楽しむことって簡単なようで結構難しいんですよ。だから、皆さんに楽しんでもらうためにも、わたし自身が楽しまなきゃ! という思いは常に持っています。プレッシャーはありません。

Q:毎年、後輩が増え続けていますが、先輩としての心構えはありますか?

大島:相談を持ち掛けられることもありますが、あまり「これはこうしたほうがいいよ」って言わないようにしています。それぞれのスタイルがありますからね。みんな、仕事の大変さとかを苦痛に感じず、AKB48での活動を楽しんでくれたらいいなという思いが強いです。「こういうふうに教わったから、みんなもこうして」って言うのもちょっと……。わたしたちがAKB48に入ったころとは、すでに時代が違う気もしますし(笑)。

■秋元才加「AKB48の一員として貢献したい」

Q:チームKのキャプテンという立場から、AKB48はどのように見えていますか?

秋元才加(以下、秋元):最近は、ほかのメンバーの活動を客観的に見て、わたしが感じたことを伝える……ということもやっているんです。メンバー同士でしか気づかないこと、言えないことがたくさんあると思うので。厳しいことも言いますよ~。「風は吹いている」のダンスでは、優子の動きだけがハッキリしていて、ほかは緩く見えることがあったとか(笑)。AKB48のメンバーとして、グループに貢献したいという気持ちは強いです。

Q:2012年はAKB48にとってどんな一年になると思いますか?

秋元:昨年がものすごく充実していた分、今年は現状維持することの難しさを実感することになるでしょう。トップに上るのも本当に大変だけど、その場に立ち続けることはもっと難しいはずです。みんなが冷静になって「どうしたらいいのか?」を考えなきゃいけない。その結果、今よりもっと大人になる。そういう一年にしていきたいです。

■高橋みなみ「背中で引っ張れるリーダーに」

Q:リーダーとしての自分に点数をつけるなら、2011年は何点ぐらいでしたか?

高橋みなみ(以下、高橋):皆さんに“リーダー”って呼んでいただくんですけど、わたし、チームAのキャプテンなだけなんですよ(笑)。確かに声を出したりはしているんですけど、あまりキャプテンとかリーダーって意識したことはないですね。一応、リーダーとしての自分を評価すると……70点ぐらいかな。マイナス30点の部分は、まだまだできることがあるだろう! という、伸びしろとして残しておきます。

Q:リーダーであるために必要なものは何でしょう?

高橋:「わたしがリーダーだからついてこい!」というタイプの人には、あまりついていきたくないのでは。だから、みんなと同じ目線で、みんなと同じように与えられたことをちゃんとやれる人がいいんでしょうね。その頑張っている姿を見てもらうしかないのかなって思います。あと、自分のためじゃなく、その人のためを思って言うことでしょうか。でも、これはとても難しいんですよ。まだまだ模索中です。やっぱり背中で引っ張っていくことがリーダーに求められる資質なんでしょうね。

■横山由依「新たな目標が次々と」

Q:研究生から正式メンバーに昇格して初めてフルで一年間活動した2011年はどんな年でしたか?

横山由依(以下、横山):研究生オーディションで合格してから毎年そう感じていますが、本当に、あっという間に時間が過ぎていきます。特に昨年は、「これが、あっという間という言葉のお手本なんだろうな」というぐらいの速さでした(笑)。小学校の6年間って、永遠に続くんじゃないかと思うくらい感じたんです。その感覚で言うと、2011年は小学生時代の1か月ぐらいの短さ。時間の長さを感じないほど立ち止まっていなかったということは、それだけ充実していたんだと思います。

Q:ほかの選抜メンバーからどんなことを学んでいますか?

横山:本当にすごい先輩ばかりです。現場での身の処し方はもちろん、歌やダンスもやっぱりすごいですね。とにかく学ぶことは多く、逆に自分のダメな部分ばかり見つかって……。わたしは何においても淡々としているんですが、ステージに立つ仕事ですからそれじゃだめなんです。チームKに昇格させていただき、「選抜メンバーに入る!」という目標を立てました。それを達成できた後で感じたのは、一歩前に進み、階段を一つ上るだけでこんなに違う世界が見えるんだということです。新しい目標がどんどんできています。

今回紹介した5人だけではなく、映画のインタビュー撮影に参加した全員が、自分のポジションをしっかりと把握しているのが印象的だったAKB48。グループとして、また個人として自分たちが置かれている現状と未来を見据えているなど、すでにアイドルとしての貫禄を備えつつある彼女たちだが、年齢的にはまだまだ若い。本作には、環境の変化に揺れ動きながらも成長していくAKB48の姿がしっかりと映し出されている。

(C) 2011「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

映画『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』は2012年1月27日より全国公開

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