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今週のクローズアップ キャスト・スタッフの情熱が詰まった、映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の魅力に迫る!

 今月11日から公開される映画『はやぶさ 遥かなる帰還』。本作のプロジェクトマネージャーも務める主演の渡辺謙を筆頭に、日本映画界を代表する豪華キャスト、スタッフが終結した本作の魅力に迫ります!
主演の渡辺謙を筆頭に、日本を代表する演技派俳優たちが集結!

 本作の主役を務めるのは、日本を代表する国際派スター渡辺謙! JAXAの「はやぶさ」プロジェクトマネージャー、川口淳一郎氏をモデルにした、山口駿一郎を熱演しています。山口と共に、7年もの間「はやぶさ」を見守り続けた人々を演じるのは、江口洋介、夏川結衣、小澤征悦、中村ゆり、吉岡秀隆、石橋蓮司、藤竜也、山崎努、といった演技派俳優陣。

 この映画には、派手なアクションも、ガッツポーズも出てきません。それでも、日本に夢を与えた無名のヒーローたちを演じるキャストたちの抑えた演技からは、何度も何度も壁にぶつかりながらも、決してあきらめることをしなかった科学者たちの苦悩、そして「はやぶさ」への情熱が静かに伝わってくるはずです。

 

 

JAXAも絶賛! 最新VFX技術が作り出した、美しい宇宙!

 本作のVFXを担当しているのは、映画『ウォーターワールド』『エアフォース・ワン』など、多くのハリウッド作品のVFX制作にたずさわってきた野口光一。7年間、60億キロの大航海で「はやぶさ」が見た美しい宇宙の姿を、最高の技術で作り出しました。

 2010年6月13日、小惑星「イトカワ」の地表にタッチダウンして、岩石サンプルを持ち帰る、世界で初めてのミッションを達成した「はやぶさ」。作中では、大気圏突入の前に、渡辺演じる山口が、「はやぶさに、美しい地球、故郷の姿を見せてあげましょう」というシーンがあります。この「故郷」という言葉は、渡辺が東日本大震災で被災した方々に、「もう一度、美しい故郷を」という願いをこめて付け足したセリフだそうです。はやぶさが、燃え尽きる前に見た地球の姿は、きっと言葉にできない感動を運んでくれることでしょう。JAXAスタッフも、「素晴らしい!」と絶賛した、日本の最新技術が作り出した壮大な宇宙に期待してください!

 

 

映画を彩る荘厳な音楽は、全盲の天才ピアニスト・辻井伸行が担当

 音楽は、10歳でデビュー後、2009年、「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」優勝という日本人初の快挙を遂げた全盲の天才ピアニスト、辻井伸行が担当。これまでテーマ曲、という形で楽曲提供をしてきた辻井は、本作で初めて、映画全編の音楽を担当。監督の瀧本智行と共に、ピアノの前に座り、話し合いながら、作曲を続けたそうです。

 「はやぶさが、奇跡的な帰還を果たしながらも、カプセルを残して燃え尽きるラストで感じた達成の喜びと、消えゆく切なさをどう表現するか悩みました」という辻井が生み出した荘厳な旋律は、全編を通して感動的に盛り上げます。「辻井くんの情熱と想像力は、われわれの想像をはるかに超えていました」と、主演の渡辺も絶賛した素晴らしい音楽は、観る人全員の心に、きっと響くことでしょう。

 

スタッフがこだわり抜いた、「はやぶさ」のリアル

 本作では、はやぶさのカプセルが見つかった、オーストラリアのウーメラ砂漠で、ロケを敢行! とてつもなく広大なこの砂漠を訪れた、カプセルを回収するイオンエンジン担当の藤中仁志役の江口洋介は、「これほど大きい砂漠から、よく小さなカプセルを回収することができたな、と心から驚きました」と、改めて、綿密な計算の末、想定距離内でのカプセル回収に成功した、プロジェクトチームの偉大さに感銘を受けたといいます。

 実際に、「はやぶさ」が旅立った地である鹿児島県内之浦の宇宙空間観測所から、オーストラリア・ウーメラ砂漠までの、忠実なロケーションに加え、東映東京撮影場内の260坪のスタジオには、JAXAの協力のもと、科学者たちによる数々のドラマが繰り広げられた管制室のあった、JAXA相模原キャンパスを完全再現。また、最新の宇宙技術で使用されている素材を使用して、「はやぶさ」と等身大の模型も作り上げました。スタッフがこだわりぬいた、はやぶさの「リアル」が、このドラマにさらなる深みをもたらしているのです。

 

文・構成:シネマトゥデイ 森田真帆

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