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第53回『センチメンタルヤスコ』高木万平

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イケメン調査隊 高木万平 Vol.53

さわやかな笑顔にクラリ! 甘いマスクに気品漂うプリンス 高木万平

<インタビュー>

Q:今回はキャバクラの店員の役でしたが、実際キャバクラに行かれましたか?
今回の役づくりで初めて行ったんですが、その華やかさにまず圧倒されました。映画の顔合わせの日に、「じゃあ、終わったらキャバクラに行こう」という感じで、スタッフも監督も一緒というすごい状況で行きました。黙っていてもすぐに飲み物も食べ物も出てくるし、人をサポートするということにかけては、皆さん完ぺきでした! 僕が今回演じるのはキャバクラのボーイという設定だったので、男性スタッフをじっくり観察させていただきました。

Q:また次回行くとしたら、双子の弟・心平さんと一緒に行きたいですか?
心平とは絶対に一緒に行きたくないです! だって「こいつら双子でキャバクラに来て気持ち悪い」とか思われそうですし(笑)。実際にシャンパンの開け方とかも教えていただいたんですが、僕がやるとどうもダメなんですよね。音がポイントらしいんですが、うまい人は本当に静かにポンと開けられるんですよ。僕も3本ぐらいシャンパンを開けてみたんですが、みんなに「へたくそ!」と言われましたね(笑)。

Q:万平さんは割と完ぺき主義者なんでしょうか?
几帳面なほうだとは思います。逆にたまにはもっと雑に何でもできたらいいなとは思うんですが、なかなかそうはいかなくて。そういう人を見るとうらやましくなってしまうこともあります。

Q:本作は、病院の待合室でのシーンが多いですが、ベテラン俳優さんに囲まれての撮影は新鮮だったのでは?
病院でのシーンは結構長かったですね。それに同じ女性を好きになった7人のライバルの男性たちが集まった空間という設定だったので、現場は和気あいあいという雰囲気ではなかったです。常にカーテンで光がさえぎられていることもあって、一体今が何時なのかすらわかりませんでしたから。

Q:共演者の方には、何かアドバイスをいただいたのでしょうか?
刑事役の池田成志さんには、「おまえ、ただセリフを読んでいるだけだろう?」と厳しいことを言われたこともありましたが、とても勉強になりました。

Q:万平さんが演じた和樹は、ヤスコのどこに惹(ひ)かれたと思いますか?
和樹がヤスコと出会うのは、和樹がキャバクラの面接を受けているシーンなんです。きっと彼はいろいろうまくいかないことがあって、面接を受けに来ているんだと思うんですよ。そんな中、ヤスコが自分の目を見て「強い目をしてる」と言ってくれた瞬間に報われたというか。自分の内なるものを一瞬で見抜いてくれたという喜びがあったんだと思います。と同時に、その一言でヤスコに気持ちを奪われてしまったんだと思います。僕も演じていて本当にドキッとしました。

<一問一答>

Q:好きな映画を3本教えてください。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは好きですね。あとは北野武監督の『BROTHER』『アウトレイジ』も好きです。

Q:映画はお好きですか?
はい。この間も心平と一緒にDVDをレンタルして『エクソシスト』を観ました。二人共ホラーは苦手なんですが、なぜかその日は苦手なコーナーに挑戦しようとしていて、結局、最後はお互い「観なきゃよかった!」と口をそろえて言っていましたね(笑)。

Q:あこがれの俳優さんは誰ですか?
本当にたくさんいるんですが、反町隆史さんにあこがれていました。好きな女優さんは竹内結子さんですね。竹内さんが表紙を飾っている雑誌があったら100パーセント読みます!

Q:自分のチャームポイントはどこでしょうか?
手はよく褒められますね。指が長くてきれいだとはよく言われます。

Q:心平さんとの違いはどの辺りでしょう?
僕のほうが目はキリッっとしていて、顔の輪郭も細いです。心平のほうが丸い感じですよね。身長は僕のほうが少し高いんですよ。

Q:実家では犬を5匹飼われているそうですが、やはり犬派なのでしょうか?
犬派です。一度心平と二人でトイプードルを飼っていたことがあるんですが、仕事が忙しすぎて面倒も見られずかわいそうだったので、今は実家で飼っています。

Q:休みの日は何をして過ごしていますか?
だいたい心平と一緒にいますね。この前も二人で『TIME/タイム』を観に行きました。あと、お互い洋服が好きなので、ショッピングに行くときはほぼ心平もいますよ。ただ二人でいると目立つんで、一緒に行ったとしてもそれぞれ好きなところを見ています。

Q:好きな女性のタイプを教えてください。
女性らしい方で、何事にも適当ではない人が好きですね。女性に男らしさを求めてはいないので、意志は強くてもいいと思うんですが、「おまえさぁ~」とか男口調で言われると引きますね。ごく普通に僕を支えてくれるような方がいいです。

Q:では、この映画のヒロイン・ヤスコのようなタイプはどうですか?
無理です(笑)! 役の上では良くても、高木万平としては、無理かなと……。男性を知りすぎている女性って苦手なんですよ。仮に自分がヤスコと出会って好きになったとしても、彼女のことを信用できなくなってしまいそうな気がします。いろいろな人にいい顔をする女性でなく、自分だけにいい顔を見せてくれる人でないとダメですね。

Q:ではグッくる女性のしぐさはありますか?
別れ際に「バイバイ!」と小さく手を振って見送ってくれたりするとドキッとしますね。

Q:では、最後に今後の役者としての野望について教えてください。
そうですね、まずは「月9」(月曜日のよる9時に放映されるフジテレビのドラマ)の主役を張りたいですね。あとは俳優・高木万平として「万平を使いたい」と色々な方に言われたいです。この映画を通して、もっとたくさんの人に僕のことを知ってもらいたいですし、たくさんの人に僕を好きになってもらえたらいいなと思います。

 
取材・文:平野敦子 写真:尾藤能暢
衣装協力:VANQUISH

作品情報

『センチメンタルヤスコ』

映画『センチメンタルヤスコ』は公開中
作品情報はこちら
オフィシャルサイト
コピーライト:
(c)2012beachwalkers

高木万平

生年月日  :1985年生10月22日
出 身    :愛知県
身 長    :178cm
趣 味    :ダンス・サーフィン・音楽鑑賞・映画鑑賞
特 技    :バスケット・スノーボード

芸歴:
芸歴:2007年に放映された特撮ドラマ「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の深見レツ役で一躍有名に。その後も映画化もされた「桜蘭高校ホスト部」などのドラマに出演。映画『センチメンタルヤスコ』(公開中)ではベテラン俳優たちの中できらりとした存在感を放っている。

<映画>
■2007年
電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦
■2008年
劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー
■2012年
桜蘭高校ホスト部
センチメンタルヤスコ

<テレビ>
■2007年
「獣拳戦隊ゲキレンジャー」(テレビ朝日)
■2008年
「Cafe吉祥寺で」(テレビ東京)
■2009年
「メイちゃんの執事」(フジテレビ)
「任侠ヘルパー」(フジテレビ)
■2010年
「インディゴの夜」(フジテレビ)
■2011年
「桜蘭高校ホスト部」(TBS)

<ファンレターの送り先>
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-13-7代官山Yビル4階
  株式会社 スターダストプロモーション
「高木万平」宛

公式facebookページ
http://www.facebook.com/takagimanpeishinpei

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