シネマトゥデイ

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イケメン調査隊Vol.56

トップモデルから役者に転身! 中身も男前な正統派イケメン 東出昌大

<インタビュー>

Q:映画初出演の感想からお願いします。
ずっと余裕がなかったような気がします。ちゃんと演技を勉強したこともないし、撮影の知識もまるでなかったし……。現場に入る前は、「役づくりとは?」とか「セリフを入れるとは?」など、わからないことだらけだったので、共演者の方にいろいろ聞いて教えてもらっていました。

Q:菊池宏樹という役は、どのようにつくっていったんですか?
吉田大八監督から、宏樹のプロフィールを考えて書くという宿題が出て、家族構成や好きな食べ物、野球部にいつ入ったのか、沙奈(松岡茉優)といつ付き合ったのかなど、レポート用紙にみっちり書いていったんです。自分の高校時代を思い出しながら演じた部分もありましたけど、プロフィールという客観的なデータがあったから、「宏樹だったらこう考えるだろうな」と応用することができました。あの宿題の存在は大きかったですね。

Q:宏樹はどんな高校生だと解釈しましたか?
映画の宏樹はおとなしくて鬱屈(うっくつ)した表情が多いんですけど、それは親友の桐島が部活をやめるというウワサを聞いてしまったからなんですよね。彼女の沙奈に対しても冷めているわけではなくて、桐島のことがあったから沙奈のことを考える余裕がなかっただけ。普段は友達とバカ話をしたり、カラオケで大騒ぎもする。彼女とおそろいのモノを身に着けちゃうような、ちょっと気恥ずかしい面も持った普通の高校生だと思います。

Q:学校の屋上で涙を流すシーンが印象的でしたね。
台本に「ポロっと涙を流す」と書いてあったので、最初は涙を流すことがマストなんだろうなと、感情よりも見え方を強く意識してしまったんです。夕日が落ちるタイミングもあったし、とにかくプレッシャーと焦りが大きかった。でも、吉田監督が「泣こうとしなくていい、涙が撮りたいだけなら物理的な方法もあるけど、そうじゃなくて宏樹の感情が見たい」とおっしゃっていたので、「ああ、感情でいいんだな」と思い、何とか撮り切ることができたんです。あの現場は、一日一日が発見の連続でした。

Q:同世代の役者さんが多いだけに、現場もにぎやかだったのでは?
本当に和気あいあいとした現場でした。みんなで食事に行ったり、くだらない話で盛り上がったり。誰もがいい作品にしたいという気持ちで挑んでいたので、すぐに打ち解けることができました。とにかくステキな人たちばかりなんですよ! 特に神木(隆之介)くん。夜遅くにお弁当が出て、スタッフさんが「冷めた弁当ですみません」って気を使ってくださったんですけど、ニコニコしながら「ありがとうございます! 僕、冷めた弁当って食べやすくて好きなんです!」って言うんです。なんて出来た人なんだろうって思いました(笑)。

<一問一答>

Q:好きな映画を教えてください。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』『スタンド・バイ・ミー』。好きな映画はたくさんあるんですけど、日常を描いた心が豊かになる作品ということで選ぶとこの2本ですね。多くの人におススメしたいです。

Q:憧れの俳優さんはいますか?
アル・パチーノ。もともと目力がある役者さんで好きだったのですが、『リチャードを探して』というドキュメンタリー映画を観たとき、もっと自分も頑張らないと、という気持ちになりました。

Q:学生時代は宏樹のようにモテたのでは?
いや、高校の卒業式で制服のボタンが全部残りました(笑)。結構目立つグループにいたと思っていたんですけど、仲間たちもみんな残っちゃって、「カン違いだったのかな?」って。卒業式後にみんなでファミレスのゴミ箱にボタンを捨てました(笑)。

Q:では、彼女と放課後にデートをした思い出は?
それはあります。埼玉のごく普通の高校だったので、近所に娯楽施設があるわけでもなく、焼き芋を買って一緒に食べたりとか……。

Q:ちなみに、それが初恋だったりします?
幼稚園の頃から気になる子はいたと思うんですけど、本当に人を好きになって付き合ったのはそれが初めてですね。

Q:失恋経験はありますか?
うーん……あんまりないですね(笑)。

Q:では、好きな女の子のタイプは?
よく笑う子、そしてよく食べる子。僕がよく食べるので、食事をしていて楽しい女性がいいです。小食だと心配になっちゃいます(笑)。あと、生ビールをジョッキでおいしそうに飲む人!

Q:好きになったら積極的に行動するタイプ?
こればっかりはねえ、積極的に行くと逃げられることが多いという(笑)。基本的に押していくタイプなんですが、これからは待ってみようかなと思っています。

Q:長所と短所を教えてください。
長所は、わりと素直(笑)。短所は、たくさんあるんですけど……。あ、天候に気分が左右されやすい(笑)! 空がドンヨリしていると気分もそうなりがちなんです。

Q:今日の天気は曇りですけど……?
実は、ちょっとドンヨリしちゃっています(笑)。

Q:今後の展望を教えてください。
この映画に出演して、役者一本でいくと腹をくくりました。言い訳や逃げ道を用意していたら、甘えが出てしまうと思うんです。もう行くところは他にないと思っています。

Q:どんな俳優になりたいですか?
まずは、作品の中でちゃんと「役が生きている俳優」を目指したいです。そしていつか、すごく悪い役をやってみたい。三島由紀夫の描くような、内面に狂気を秘めた人間とかとても興味があります!

 
取材・文:斉藤由紀子 写真:高野広美

作品情報

『桐島、部活やめるってよ』

映画『桐島、部活やめるってよ』は8月11日より新宿バルト9ほかにて全国公開
作品情報はこちら
オフィシャルサイト
コピーライト:
(C) 2012「桐島」映画部 (C) 朝井リョウ / 集英社

東出昌大

生年月日  :1988年2月1日
出 身    :埼玉県
身 長    :187cm
趣 味    :旅行
特 技    :剣道、バスケットボール、サッカー

芸歴:
高校生の時に第19回メンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルデビュー。2006年からパリコレクションにも出演、ZUCCa やヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)などのモデルとして活躍。吉田大八監督に見いだされ、映画『桐島、部活やめるってよ』の重要人物・菊池宏樹役に大抜てき。役者としての注目度が高まっている。

<映画>
■2012年
『桐島、部活やめるってよ』

<テレビ>
■2012年
「恋愛検定/第2話 無駄にやさしい女 三級検定」(NHKBSプレミアム)

<ファンレター宛先>
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-17-12 エナ代官山302
株式会社ユマニテ 東出昌大 宛

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  5. 第56回『桐島、部活やめるってよ』東出昌大