シネマトゥデイ

高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子、指原莉乃
『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』
東京ドームでコンサートしただけでは、何も始まっていない
『DOCUMENTARY OF AKB48』高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子、指原莉乃 単独インタビュー

取材・文:くれい響

アイドルグループAKB48の2012年の活動に密着したドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』。それぞれの立場からメンバーが赤裸々な気持ちを告白している本作の撮影直後、高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子、指原莉乃が、これまでに抱えた思いや、前田敦子卒業から始まった“AKB48第2章”への意気込みについて語った。

■高橋みなみ「AKB48が好きすぎるから」

Q:8月に前田敦子さんが卒業されましたが、彼女はAKB48にとってどんな存在であり、彼女の卒業以降、メンバー内でどのような変化がありましたか?

高橋みなみ(以下、高橋):一言で言うのは難しいですが、やはり素晴らしいセンターだったと思います。卒業と同時に、新たな組閣があり、新チーム結成や移籍など、第2章としてさまざまなかたちで進んでいますけれども、みんな、心から成長しなきゃいけないな、という気持ちがにじみ出ていると思います。

Q:高橋さん自身は、後輩たちに対する思いのようなものはありますか?

高橋:新組閣で解体されてしまった元チーム4の後輩たちは、いろいろ思うことがあったと思うんですよ。でも、同じチームになった先輩たちは、彼女たちをちゃんと育ててあげたい、いろいろ教えてあげたいという気持ちでいっぱいだと思います。

Q:新組閣によって、高橋さんもチームAキャプテンから48グループ総監督になりましたが、常に重圧がかかるポジションを務め上げることができる理由は何ですか?

高橋:「キャプテンだから、こうしなきゃいけない」とか「総監督として、こうしなきゃいけない」と思って、わたしがやってきたことは、ひとつもないんです。ただ、AKB48というグループが好きなだけ。好きすぎるから「こうすれば、もっと良くなるんじゃないかな?」と思ってやってきただけなんです。その呼び方がキャプテンや総監督と呼ばれるようになっただけ。だから、ここまで続けてこられたのは、AKB48が好きだから。AKB48にハマっているからなんです。

■大島優子「女優という自分の夢のために」

Q:去年に引き続き、高橋栄樹監督との一対一のインタビュー形式での撮影を終えての率直な感想を教えてください。

大島優子(以下、大島):監督とは、いっぱい話してしまったので、特にないです(笑)。ただ、高橋監督と話しているというより、ドキュメンタリー映画のインタビューだから、AKB48のメンバーとして、多くの人にAKB48を知ってもらうため、観ているお客さんのために話していた気がします。

Q:2012年の活動の中で、一番涙を流したことは何ですか?

大島:去年は今までで、一番いろんなことがあった年ということもあって、これまでで一番泣いた年だったと思います。うれし涙も、悔し涙も、辛い涙もありましたね。だから……とても疲れました(笑)。

Q:2006年のメンバー加入以来、ここまで頑張ってくることができた原動力は何でしょうか?

大島:自分の将来のためですね。この考えはAKBに入ってから、ずっと変わりません。女優という自分の夢のために、AKB48のメンバーとして活動しています。

Q:本作を楽しみにしているファンに、映画の見方のようなものがあれば教えてください。

大島:ドキュメンタリーとして、真実が描かれているので、AKB48を知るうえで、というよりは、「日本の中でこんなふうに頑張っているコたちがいるんだな」と、気軽に観てもらえたら、わたしはうれしいです。そして、「自分も頑張ろう」とか「ちょっと勇気もらえたな」と思ってもらえたら、もっとうれしいです。それに付け加えて、AKB48を好きになってもらえたらいいな、と思います。きっと観ておくべき映画になっていますから!

■篠田麻里子「この仕事が楽しい」

Q:8月に前田敦子さんが卒業されましたが、彼女は一言でどんな存在であり、彼女の卒業以降、メンバー内でどのような変化がありましたか?

篠田麻里子(以下、篠田):敦子が14歳の頃からずっと一緒にいて、成長を見てきたので、わたしにとっては14歳のまま……というか、妹のような存在です。敦子が卒業したことで、今までの立ち位置が変わるわけですし、その空いた穴を誰かが埋めなきゃいけない。穴がポッカリ空いたままだと、次には進めないと思うんですよ。だから、わたしはメンバーに、みんなで前に進んでいこうね、と話しています。わたし自身も、チームAのキャプテンになったからには、チームのことをよく考え、メンバー一人一人のことを気にかけていこうという気持ちになりました。

Q:前田さん卒業と同時に始まった第2章における、今後の目標は何ですか?

篠田:東京ドームでコンサートをしただけでは、何も始まっていないと思います。全国のドームツアーなり、海外公演なり、これまでやったことのないライブをやっていきたい。あと、48グループはわたしたちAKB48だけじゃないじゃないですか。いっぱいいるから、みんなの夢がそれぞれ叶っていけばいいな、と思います。

Q:2006年のメンバー加入以来、ここまで頑張ってくることができた原動力は何でしょうか?

篠田:この仕事が楽しいからだと思います。イヤなことも、たくさんありますけれど、そのぶん他の人ができない経験をいろいろさせてもらっていますから。確かに、いろいろ悩むんですよ。でも、自分って幸せな人間だなぁと思うと、この仕事を辞めたくないなという結論に至るんですよ。

■指原莉乃「めっちゃ強くなりました」

Q:昨年の選抜総選挙で4位になったことで、何か変わりましたか?

指原莉乃(以下、指原):速報では4位だったんですが、そこから下がると思っていたので、4位はないだろう、と。当日の武道館では、さすがに4位までくると、超越した何かがありましたね。この結果はうれしいことで、全然プレッシャーではありません。あの日のスピーチで言った通り、弱音を吐かないようになったし、人前で泣かなくなりました。前から決して弱かったわけではないですが、めっちゃ強くなったと思います。

Q:その後、移籍したHKT48のメンバーは全員年下ですが、関係はいかがですか?

指原:みんな純粋でかわいいですね。何が面白いのかわからないことでも、一時間も笑っていたり。そうそう、誕生日には小6の子に肩たたき券をもらいましたよ。最初は先輩ということもあって、メンバーから恐れられていたと思うんですが、今は友達だと思われていますよ(笑)。その方が楽ですけど、ちゃんと言うときは言います。MCなどでダメだと思ったら注意するし、いいと思ったら一緒に楽しんでいます。わたしの後に加入した、らぶたん(多田愛佳)の存在も大きいですし、メンバーには、いい意味で刺激を受けていると思います。

Q:HKT48メンバーとして、指原さん個人として、今後の夢や目標は何ですか?

指原:今はHKT48の存在をたくさんの人に知ってもらうことが大事だと思います。微力ですが、その力になりたいんです。わたし、自分の目標は決めないようにしているんです。タモリさんから「目標を決めたら、前に進めないよ」とアドバイスを受けて以来……。あえて言うなら、楽しく生きるぐらいでしょうか(笑)。

年末年始の超多忙な中でのインタビュー撮影に参加した4人。全員に共通することは、“第2章”に対する不安や戸惑いに比べ、はるかに勝る「でも、やるんだよ!」という気迫だった。それは結成当初の夢だった東京ドーム公演を実現させた自信によるものに違いない。本作には、そんな東京ドーム公演の裏側など、彼女たちの成長の記録がしっかり収められている。

(C) 2013「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

映画『DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?』は2月1日より全国公開

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