ADVERTISEMENT

『ベイブルース ~25歳と364日~』特集:吉本の芸人たちがこぞって尊敬!天才漫才コンビ、ベイブルース伝説BEST7

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
『ベイブルース ~25歳と364日~』特集:吉本の芸人たちがこぞって尊敬!天才漫才コンビ、ベイブルース伝説BEST7

25歳の若さでこの世を去った漫才師、河本栄得との歩みを相方の高山トモヒロがつづった小説を、高山自らが映画化した『ベイブルース ~25歳と364日~』。天才漫才コンビとして名をはせた二人の、今もなお語り継がれる伝説の数々を、ほんこんペナルティFUJIWARA星田英利ら、当時のベイブルースを知る芸人、タレントの証言を交えて紹介します!

ADVERTISEMENT
伝説のコンビ、ベイブルースとは……?
『ベイブルース ~25歳と364日~』

高校の同級生だった河本栄得と高山知浩は、お笑い芸人を目指してNSC(吉本総合芸能学院)に入学。卒業後、コンビ名を「河本・高山」から「ベイブルース」に改名し、さまざまな漫才コンクールで賞を受賞。河本のストイックなネタ作りと、群を抜く練習時間には周りの芸人たちも一目置いていた。その後二人が飛ぶ鳥を落とす勢いでスターへと上り詰めていく中、劇症肝炎に倒れたボケ担当の河本が脳出血で逝去。事実上の解散となった。

ベイブルースの伝説BEST7
BEST1
『ベイブルース ~25歳と364日~』

銀座7丁目劇場の楽屋は、ステージの下にあったが、当時若手だったペナルティの二人がいつものように楽屋で支度をしていると、突如天井がものすごい勢いで揺れたのだそう。「こんなこと今までなかった! 地震!?」と全員が慌てる中、スタッフが「今ベイブルースさんがネタをやっています」と説明。「お会いしたことはないけれど、ベイブルースさんといえば、地震のように笑いで揺らした銀座7丁目劇場のことを思い出す」と話す。

BEST2
『ベイブルース ~25歳と364日~』

当時の吉本には、ナインティナイン雨上がり決死隊らが所属する“てんそ”こと吉本印天然素材というスターグループがあり、心斎橋筋2丁目劇場では漫才のベイブルースが人気を支えていた。そこで頭角を現したのが、コントの千原兄弟で、てんそ、ベイブルース、そして千原という若手の勢力図が出来上がっていたという。河本が千原兄弟に抱いていた焦燥感は映画の中でも描かれているが、その思いは河本が相方だけに見せていた弱さだった。

BEST3
『ベイブルース ~25歳と364日~』

NSCの3年先輩にあたるほんこんは、当時の後輩の中ではベイブルースを一番かわいがっていたという。酒の席でも高山を叱り始めると止まらなくなってしまう河本を、ほんこんは幾度となく止めたことがあったそう。ほんこんは「河本は厳しさの中に優しさがあり、高山は優しさの中に厳しさのある男だった。この映画は2時間しかないけど、高山が怒られていた時間はそんなものじゃなかった。相方の苦悩や焦りを全て受け止めていた高山は本当にすごい」と振り返る。映画を通して相方への思いを昇華させた高山こそが、ベイブルース最強の伝説といえるかもしれない。

BEST4
『ベイブルース ~25歳と364日~』

ベイブルースの1年後輩であるFUJIWARAの藤本敏史は、「周りの若手が荒削りな中でベイブルースのネタだけは秀逸で、とにかく面白かった印象がある。スベったところを見たことがなかったし、いつか天下を取る人たちだと思っていた」と話す。その裏で、河本と高山が毎日喉を枯らしながら何時間も練習を重ねていたという事実は、この映画を観て初めて知ったという。

BEST5

彼らの才能は、NSC卒業公演のときから光っていた。NSCの1年後輩だった浦井崇によると、爆笑の連続ではなかった卒業公演の空気を一変させたのは、ベイブルースの漫才だったそう。「ずっと不機嫌な顔で漫才をする河本さんのインパクトとボケの多様さ、そして高山さんの絶妙なツッコミのタイミング」。誰も見たことのない漫才だったが、河本は慢心することなくてっぺんを目指して走り始めていたのだった。

BEST6
『ベイブルース ~25歳と364日~』

FUJIWARAは当時、ベイブルースと共にバラエティー番組に出演。控室に戻ると、しんどそうに座っている河本の姿があったという。藤本が思わず「河本さん、大丈夫ですか?」と声を掛けると「最近調子が悪くて、微熱が続いてんねん」という言葉が返ってきたという。「病院に行ってください」「おう」、それが藤本にとって河本との最後の会話になった。元気だった河本のあまりにも早い死は後輩の誰もが想像すらしていなかったという。

BEST7

コワモテだった河本だが後輩の面倒見はとてもよく、売れていない後輩たちに声を掛けては焼肉に連れて行っていた。自分は箸を動かさず、後輩が食べるのをうれしそうにビールを飲みながら見ていたという。ベイブルースの2年後輩の星田英利もまた河本にかわいがられていたといい、「焼鳥屋からラーメン屋まではしごしては悩みを聞いてもらっていた」と思い返す。後輩の悩みにも河本はいつも真剣に耳を傾け、熱い言葉で答えていた。

伝説のコンビの血と汗と涙の日々をコチラでチェック!

映画『ベイブルース ~25歳と364日~』
1994年に25歳の若さで亡くなった、漫才コンビ・ベイブルースの河本栄得の短くも熱い生きざまを描いた人間ドラマ。相方だった高山トモヒロが河本との思い出をつづった小説を、自らメガホンを取って映画化。『パッチギ!』などの 波岡一喜趙民和がベイブルースにふんし、彼らが活動当時披露した漫才ネタを熱演。そのほか彼らとNSCで 同期だった雨上がり決死隊の宮迫博之をはじめ、ココリコ遠藤章造オール阪神・巨人オール巨人ら仲間の芸人たちも友情出演する。

10月31日(金)より全国ロードショー
<関東>
東京都 角川シネマ新宿
神奈川県 TOHOシネマズららぽーと横浜
千葉県 TOHOシネマズ市原
    TOHOシネマズ八千代緑が丘
<中部>
愛知県 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
岐阜県 大垣コロナシネマワールド
石川県 金沢コロナシネマワールド
福井県 福井コロナシネマワールド

<関西>
大阪府 TOHOシネマズなんば
    TOHOシネマズ泉北
京都府 TOHOシネマズ二条

<中国>
岡山県 TOHOシネマズ岡南
広島県 福山コロナシネマワールド

<九州>
福岡県 小倉コロナシネマワールド

配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

オフィシャルサイト

©『ベイブルース~25歳と364日~』製作委員会

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT