シネマトゥデイ

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ミーガン・フォックス
『ミュータント・タートルズ』
魔性のセクシー女優から2児の母になって
『ミュータント・タートルズ』ミーガン・フォックス 単独インタビュー

取材・文:小林真里 写真:吉岡希鼓斗

大人気アメコミを基にしたマイケル・ベイ製作の超大作『ミュータント・タートルズ』で主演を務めたのが、『トランスフォーマー』『トランスフォーマー/リベンジ』のセクシー女優、ミーガン・フォックス。昨年、2人目の息子を生んだばかりの彼女が、野心的なジャーナリストを熱演した本作の見どころや続編について、母親になってからの心境の変化や『スター・ウォーズ』愛、そして今年の抱負をじっくり語った。

■幼いころから大ファンだった

Q:アメリカの大人気キャラクターであるミュータント・タートルズの存在を知ったのはいつですか?

12歳年の離れた姉が、わたしが3歳のときに実写版の映画『ミュータント・タートルズ』(1990)を観せてくれたの。だから、幼いころからこのシリーズの大ファンだったのよ。

Q:ミュータント・タートルズが、これほどまでにアメリカで受け入れられている要因は何だと思いますか?

多くのアメコミヒーロー、例えばバットマンやスパイダーマンは、真面目でシリアスな真のヒーローとして意図的に作られているけど、タートルズの場合はコミックを読んでもわかるけど、皮肉っぽかったり嘲笑的な面があったりして、シリアスではなくユニークで特別な存在なの。だから映画の観客も大笑いしながら楽しめるのよ。

Q:本作の出演オファーを受けたときの気持ちは?

子供のころから大ファンだったから、大興奮したわ! 出演が決まる前に長時間のミーティングをしたんだけど、わたし以上にこの映画に出演できることをハッピーに感じている人はいないってプロデューサーたちも確信してくれたの。それで役を手に入れることができたんだけど、本当にうれしかった。あと、わたしは2人の男の子を生んだから、母親として新しい側面を自分の役に加えられて最高だと思ったの。

Q:アクションが詰まった作品ですが、撮影前に何かトレーニングはしましたか?

わたしが演じたエイプリルが劇中キックボクシングをするシーンがあるから、キックボクシングは少し習ったわ。でも、今まで映画のために一番トレーニングしたのは、マイケル・ベイと仕事をした『トランスフォーマー』のときね。あんなに体を鍛えたことはなかったわ。あの撮影を乗り越えられたことで、それ以降はどんなことでも楽勝だと思えるようになったの。

■マイケル・ベイとの再タッグ

Q:『トランスフォーマー/リベンジ』以来となる、マイケル・ベイとの久々の仕事はどうでしたか?

彼は『トランスフォーマー/ロストエイジ』の撮影で忙しかったから、電話では話したけど、現場にはあまりいなかったの。マイク(マイケル)は撮影した映像を全て観ていて、映画で使うには彼の承認が必要だったわ。わたしにとってマイクは安全ネットのような存在だった。撮影中、映画がどういう方向に進んでいるのか、どんな映画を作っているのかわからなくなっても、その日の最後には彼のおかげで理解することができた。編集の場にもマイクがいて、例えもしひどい映画になりそうだったとしても、彼は必ず良い作品に仕上げてくれるの。快適だったわ。

Q:ちなみに『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』と『トランスフォーマー/ロストエイジ』は観ましたか?

『ロストエイジ』は観てないけど、『ダークサイド・ムーン』は観たわ。うちのテレビで。面白かったわよ!

Q:『タートルズ』は日本的な要素が強い作品ですね。

コミックの中でも描かれていた黒幕の存在とか、日本的なものの信ぴょう性をうまく表現するために、みんなベストを尽くしたと思う。日本のお客さんがどう感じてくれるかはわからないけど……。

Q:ニューヨークでの撮影はどうでしたか?

みんな常に忙しくしているから、誰が何の映画を撮影しているかなんて気にしないの。そういうところが面白かったわ。クレーンを使ったりテントを張ったり、かなり場所を取って大々的に撮影していたから、ニューヨーカーのそういう反応はとてもありがたかった。

■2人の男の子の母親になって

Q:本作は家族の物語でもあります。この家族ドラマの側面についてはどう思いますか?

子供にとっては、とてもポジティブでいいメッセージだと思うわ。家族がお互いに受け入れ合うのは時に難しいこともあるけど、良いことなんだという。

Q:家族といえば、昨年2人目の息子さんが生まれましたね。おめでとうございます。母親になって、どんな変化が生まれましたか?

あらゆることを全て変えてくれたわ。わたしの中の優先順位も変わったし、(母親になる前の)23歳のときのことを振り返ってみても、当時重要だと思っていたことは全てちっぽけに感じられるし。子供を産んだことで、魂の旅に出たというか、人類の起源や未来、人間が持つナルシズムや身勝手さ、そういうことをより考えるようになったわ。

Q:4月から続編の撮影が始まるようですが、ミーガンさんが再登板することを期待しています。

そう願うわ! でも今はまだ何とも言えないの(笑)。

Q:続編について何かヒントを教えてください。

新しい悪役が登場するわ。コミックに登場する人気キャラクターがね。誰かは教えられないけど(笑)。ファンはみんなハッピーになると思うし、興奮すると思う。あと、続編の舞台もニューヨークよ。

■『スター・ウォーズ』が大好き!

Q:『スター・ウォーズ』と『スター・トレック』の大ファンだと聞いたのですが、本当ですか?

『スター・トレック』のファンではないけど、『スター・ウォーズ』は大ファンよ。それ以上に『ロード・オブ・ザ・リング』が大好きなの! 『スター・トレック』はあまり知らないけど、それよりドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」が好きね。『スター・ウォーズ』は夫のブライアン(・オースティン・グリーン)も大ファンなの。彼は1970年代に生まれたから。

Q:『ホビット』シリーズは観ましたか?

もちろん! 大好きよ。3部作全て観たわ。シリーズが終わってしまって、本当に悲しい……。

Q:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が今年公開ですね。

ええ、すごく楽しみよ! 予告編も観たわ。最高よ! J・J・エイブラムス監督は天才ね!

Q:いつか『スター・ウォーズ』に出演してみたいですか?

わたしが演じられる役があるかわからないけど、もしJ・Jがある朝、目が覚めて「ミーガンを出演させよう」ってなってくれたら、絶対に出るわ。そうしたら息子たちも、わたしのティーンのときみたいに『スター・ウォーズ』オタクになるでしょうし! それがわたしのゴールね。

Q:もう2月ですが、2015年の抱負は何ですか?

いい質問ね。普段あまりスマートフォンはいじってないんだけど、完全に生活から排除したいわ。虚栄心とかウソばかりでトゥーマッチよ。ある調査によると、10年後にはきっと、みんなスマートフォンのせいで視力を失い、脳腫瘍になるというの。良くないわ。

Q:SNSも嫌いですか?

好きじゃないわ。まったく興味ない。スマホで本は読むけど、おかげで視力はひどくなる一方よ(苦笑)。

超小顔でグラマラスなミーガン。ワイルドでセクシーなイメージとは裏腹に、飾らない真摯(しんし)な発言の数々が飛び出て、いい意味で予想を裏切られた。非常に気さくで頭の回転も速く、質問への答えも簡潔かつ明瞭。常にじっとこちらの目を見ながら話す誠実な姿も印象的だった。魔性の女の面目躍如ともいえる、その美しい緑色の瞳に吸い込まれそうになりながらも、刺激的で興味深い話の数々を聞くことができて感慨無量。おそらく出演するであろう、続編でのミーガンの勇姿にも期待したい!

(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

映画『ミュータント・タートルズ』は公開中

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