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『わたしに会うまでの1600キロ』特集:たまには“バカ”なことしてみない!?彼女が1,600キロの旅に出たワケ

2人の女優が主演・助演のオスカー候補となり話題を集めた感動作『わたしに会うまでの1600キロ』は、1,600キロもの過酷な道のりを3か月間一人きりで歩き抜き、その無謀な旅の記録でベストセラー作家へと華麗な転身を遂げた女性シェリルの実話を映画化した作品。なぜ、彼女がそんな「バカ」なことにチャレンジしたのか? そのワケを映画からひもときます!

その前に!! この映画のココがスゴい!
2年連続アカデミー賞で俳優をダブルノミネート!
『わたしに会うまでの1600キロ』

監督はジャン=マルク・ヴァレ。昨年は『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演・助演の各男優にオスカーをもたらした彼は、俳優の能力を極限まで引き出す演出で、本作でも主演リース・ウィザースプーン、助演ローラ・ダーンをダブルアカデミー賞候補に! 2年連続のダブルノミネートはまさしく快挙!!

観る者を引き込む巧みなセリフ&構成力!
『わたしに会うまでの1600キロ』

原作では最初に書かれている、主人公シェリルが旅に出た理由。映画では次第にその謎が判明していくミステリー仕立てになっており、気付くとその世界に引き込まれている構成の巧みさが何とも魅力的な本作。また彼女が劇中、引用する名言は実に印象的で、彼女の後を行く人々が勇気づけられた言葉の力に観客も心を動かされずにはいられない。

彼女が1,600キロの旅に出たワケ:時には直感に従う!?
『わたしに会うまでの1600キロ』

ほとんど思い付きともいえる直感から1,600キロという無謀な旅に出る主人公シェリル。出発の朝は、バックパックに荷物を詰め込み過ぎて、立ち上がれなくなりホテルの部屋で一人格闘したり、そんな大荷物にもかかわらず、肝心のコンロの燃料は間違っており冷えたおかゆで空腹を満たす日々……。

『わたしに会うまでの1600キロ』

深い谷にうっかり片方の靴を落としてしまうアクシデントに、これまでのうっぷんを晴らすべく、「ふざけんな! バカ~」と叫びながらもう一方の靴も投げてしまう姿には思わずあぜんとしてしまうものの、直感に頼ることを貫き通す根性は実にあっぱれ! 何かを行動に移さなくてはならないときって……やっぱりある!?

ワケ2:向き合いたい過去がある
『わたしに会うまでの1600キロ』

シェリルの直感旅の秘密は過去にあった……。それは、シングルマザーとして自分を育ててくれた母の突然の死から立ち直れず、複数の男と関係を持ち、ドラッグに溺れたあげく離婚という、まさしくどん底の生活。「自分のような人生を歩ませたくない」と母が無理して大学に行かせてくれたのに、今の自分は何……?

『わたしに会うまでの1600キロ』

母を失った悲しみは想像以上にシェリルを苦しめたが、立ち直らなくてはという大きな勇気とチャンスをくれたのもやはり母の存在であり、母娘の強い絆だった。つらい過去を乗り越えられたとき、人は一回りも二回りも成長しているはず!

ワケ3:ホントのわたしを取り戻したい!
『わたしに会うまでの1600キロ』

アメリカ西海岸をメキシコ国境からカナダ国境まで南北に横断する道のり1,600キロ。日本でいえば鹿児島から青森までに匹敵するという、距離だけでもまさしく驚がくの道のりだが、その旅の間に彼女が出会うのは、広大な砂漠、険しい岩山、深い雪山……。

『わたしに会うまでの1600キロ』

あまりに過酷で雄大に在り続ける自然に向き合い、自分のやり方で攻略するうち、シェリルは自信を取り戻す。「美しいところに身を置きなさい」という母の言葉、それを直感的に実現していた自分に気付いた彼女。ホントのわたしを取り戻す方法は、やはり自分にしかわからないものなのかも!

8月28日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー

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