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ジェームズ・ボンドに惹かれるワケ!ベン・ウィショー、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥらキャストを直撃

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ダニエル・クレイグ

『007 スペクター』大特集はコチラ

 ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ)の知られざる幼少期の秘密に迫るシリーズ最新作『007 スペクター』にちなみ、レア・セドゥベン・ウィショークリストフ・ヴァルツらキャスト陣に、彼らが演じたキャラクターから見たボンドとは一体どういう人物だったのかを直撃取材! なぜ誰もがボンドというキャラクターに惹かれるのかを分析&検証しました。

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レア・セドゥ:最後に恋に落ちるのは、彼を理解できるから

レア・セドゥ

本作のボンドガールとなるマドレーヌ・スワン。これまでのシリーズにも登場してきた悪役ミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であり、ドクターの肩書きも持つ知的な彼女から見たボンドとは?

レア・セドゥ「彼女は最初ボンドに会ったとき、興味を持たなかった。彼と一緒に何かをしたいと思わなかった。そこが気に入っている。彼女は暗殺者の娘だから、ボンドの居る世界が好きじゃないの。でも、最後には恋に落ちる(笑)。なぜなら彼女は彼を理解できるから」

→第一印象は最悪でも焦ったりせず、少しずつマドレーヌの愛を勝ち得るボンド。プレイボーイなようで、意外にも真摯な姿勢で女性と向き合っています。

ベン・ウィショー:理屈を超えた動物的な本能に惹きつけられる

ベン・ウィショー

特殊装備付きの車やスパイ道具を開発し、コンピューター&テクノロジーでボンドを支えるQ。MI6の若き天才から見たボンドとは?

ベン・ウィショー「Qはボンドにうんざりしていて、ちょっと疑っています。でもそういったことを全部越えられるほど、本当に彼を尊敬しているんです。理性はボンドに従うべきではない、助けられないと言っているにもかかわらず、ボンドにはQを惹きつける動物的な本能というか、動物的な特性があるんです」

「ボンド映画で興味深いのは、ボンド自身がいい人なのか悪い人なのかはっきりしていないところ。もちろん彼はいつだってヒーローなわけですが、僕たちのキャラクター(MI6のメンバー)は確信を持てていないんです。彼に惹きつけられて、忠誠を誓ってはいますが、彼が正気を失っているのかどうか確かじゃない。善悪がはっきりしていなくて、そんなあいまいなところがボンドの秀でている部分だと思います」

→理論派のQをもってしても抗いがたいほどに、ボンドには動物的な魅力があるようです。白黒はっきりしない部分も、彼を気になる存在にしています。

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ナオミ・ハリス:お互いプロだから、決して一線は越えない

ナオミ・ハリス
(c)RANKIN

かつてはボンドと共に現場に出ていた美しき同僚のマネーペニー。彼女から見たボンドとは?

ナオミ・ハリス「マネーペニーはボンドをとても尊敬していて、魅了されている。わたしが持っていない現場でのスキルもあって勇敢。彼を信頼しているから、彼が助けてほしいと言ったとき、喜んで応じるの」

Q:友情でもあり、どこかセクシャルな関係でもありますよね?

「間違いなくそのどちらともだと思うわ。互いに魅了し合っている。プロフェッショナルすぎるから実際には決して一線は越えないんだけど、どこまでいけるのか遊んでいるところはあると思う。実際、すごくいちゃついているし。でもどちらにとっても確実なのは、いつでも仕事はより大切だということ。私生活よりもね。この仕事にはそもそも犠牲がつきもの。だからベッドに飛び込んだりしたら働くのにいい環境ではなくなる(笑)。それをお互いわかっているからそうしないのよ」

→美女たちと速攻でベッドを共にするかと思えば、仕事のためにはぐっとこらえるボンド。仕事第一のプロフェッショナルぶりに、チームのメンバーは尊敬の念を覚えているようです。

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クリストフ・ヴァルツ:観客には自分で自分の心を決めてほしい

クリストフ・ヴァルツ

犯罪組織スペクターの首領であり、ボンドの宿敵としてついに姿を現すオーベルハウザー。彼から見たボンドとは?

クリストフ・ヴァルツ「キャラクターについて語るのにはためらいがある。俳優ができる唯一のことはキャラクターを演じることで、それを語ることではないから。そして、わたしはキャラクターについて語ると、観客に先入観を与えてしまうと感じている。わたしが映画の中でやったことでわたしの見方を伝えられなければ、それは失敗したということ。語ることでは、それを挽回することはできないよ。もしかしたら、観客はわたしが演じているときには考えもしなかったものを見るかもしれない。でも、それはわたしの意図よりずっといいもの。だからわたしはそれを台無しにしたくはない。それにわたしの意図よりも、観客の見方の方がずっと重要だと思うんだ」

「映画を観て自分の心を決めるのは、観客の権利ではなくて義務。あなたの目の中、そこで全てのプロセスが完結するんだ。願わくば、完結せずにあなたの中でずっと続けばいいと思うけど。理論的すぎるかな?」

→……これはもう自分の目で確かめるしかないということでしょう! ロンドンのフォトコール(写真上)でこんなにもクリストフをメロメロにしてしまったダニエル=ボンドの魅力が計り知れないことは間違いありません。(取材・文:編集部・市川遥)

映画『007 スペクター』は11月27、28、29日に先行公開 12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開

SPECTRE (C) 2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved

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