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ついに公開!『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開初日のお祭りレポート

スター・ウォーズ特集

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 全世界待望の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された! 日本では12月18日18時30分より全国一斉公開され、公開初日は全国のスター・ウォーズファンが各地の劇場に集結し、文字通りのお祭り騒ぎとなりました。特に大きな盛り上がりを見せた、スター・ウォーズファンの聖地として知られるTOHOシネマズ日劇(以下、日劇)と六本木ヒルズに潜入! 公開初日のお祭りぶりをレポートします。

聖地・日劇のアツいファンたち

初日

 一部のスター・ウォーズファンから聖地と呼ばれている日劇(旧日本劇場)。その理由は1978年に公開された『スター・ウォーズ』から始まり、全エピソードを上映しているから。特にメイン館と呼ばれる日劇で鑑賞することは、熱心なスター・ウォーズファンにとって、一種のステータスなんです。そんな当時の熱狂ぶりを知る昔からのファンが、日劇前に並んでいました!

初日

 一番乗りの英雄は、18日の朝7時45分から並んでいる40代の会社員男性の方。1978年に公開された『スター・ウォーズ』を劇場で観てからの大ファンという、筋金入りのスター・ウォーズファン。チケット予約がなかった時代は何日も前から徹夜で劇場前にならんでいた時代もあったが、そもそも日劇は徹夜が許可されない場所になったため、「とにかく朝一で並ぶために来ました」という。さらに最新作からは座席予約制も始まり、並んだからと言っていい席で観られるということでもないため、並んで待つ必要はなくなっています。にもかかわらず朝早くから日劇前に並ぶことを選んだ人たちいわく、「そういうことではないんです。僕ら古いファンは、『スター・ウォーズ』は並んでなんぼ。並ばないと観た気がしないんです!」と熱い思いを語ってくれました。

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初日
右が通常パンフレットで、左が限定版。

 スマートフォンが普及した昨今、待ち時間と言えば携帯電話をいじって時間をつぶすことが多い。しかし、公開を待つファンたちの手には携帯電話は見当たりません。というのも、最新作はJ・J・エイブラムス監督の絶対ネタバレ禁止令のもと、詳細なストーリーは明かされないまま公開日を迎えました。ファンたちもその思いに賛同すべく、一切のネタバレを嫌います。インターネット上には、すでに海外のプレミアで鑑賞済の人たちのレビューが出始めているので、思わぬところから悪意のないネタバレを目にすることがあるそうです。そういったことを防ぐためにも、スマホを見ないようにしているそうです。18日、19日、20日の限定チケットを購入した人のみが買うことができる、メモリアルパンフレットを早々にゲットしつつも、「ネタバレするかもしれないから」ということで、中はまだ読まないという慎重ぶり! と言っている最中に、とあるキャラクターのコスプレをした人が現れ、最新作に登場することがわかってしまいました。そういった細かいネタすらも知りたくないのが、ファン心理なのです! ちなみに、メモリアルパンフレットは、背表紙に日付が印刷されていて、表紙のキャラクターは18日がキャプテン・ファズマ、19日がBB-8、20日がカイロ・レンです。

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 自撮り棒かと思ったら、ライトセーバー! 確かに使えそうですね。

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 仕事帰りのダース・ベイダーさん搭乗。たしかに、ベイダーは中堅どころのサラリーマン的立ち位置だったかも。コンセプトとしては合っている? 

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 大人がコスプレするので、どうしたって実寸大以上のジャンボ・ヨーダになっちゃいますよね。妙にリアルで面白い!

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 待ち時間もコスプレしたファンたちの撮影大会が行われるので、退屈しません! 「昨夜はほとんど寝ていません」という方が多かったのですが、興奮のあまりみなさん眠気はちっとも感じないようです。ファン同士もともと仲良しの人たちもいますが、初めて会った仲間でもすぐに打ち解けて盛り上がれるのは、スター・ウォーズという共通言語があるからこそ。

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続々と集結するコスプレイヤーたち

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 午後15時半を過ぎたころから、続々とファンやマスコミ陣が集まってきました! コスプレをした人やライトセーバーを持った人が多数でした。スター・ウォーズイヤーとなった今年は、ファッションアイテムなどでスター・ウォーズをモチーフにした商品が豊富だったこともあり、全身コスプレとまではいかないまでも、ほとんどの人が何かしらスター・ウォーズグッズを身に着けていました。

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 若い世代のファンもいました! お父さんがスター・ウォーズファンで、その影響で好きになったという3人。仲良く首から下げているのは、ディズニーランドで12/18(当日)から発売されたばかりのポップコーンバゲットではありませんか! 朝イチでディズニーランドに行って買ってきたそうです。すごい行動力。さすが若いっ!

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 晴れの日に、がっつり正装でやって来た人たち。意外にも、若い女性や小さい子供の姿が目立ちました。お子さん連れの方たちを取材すると、どのご家庭もお父さんがスター・ウォーズファンということで、「英才教育のたまものです」と誇らしげです。お子さん自身もポーズを取ったり、ほかのコスプレをした人と写真撮影をしたり大興奮で楽しんでいました。印象的だったのは、日劇前に集まった人たちがすべて日劇のチケットを持っているわけではないこと。「これから新宿の劇場へ行きます」「わたしは川崎です」など、実際には別の場所で観るのに、まずは日劇に来てからという、まさに聖地への巡礼状態でした。

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ライトセーバーの波が起きる大混乱!

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 公開の1時間前にもなると、日劇前はおよそ1,000人のファンが集まって大混乱! 「もうすぐ観られる!」という高まりを抑えきれず、早くもライトセーバー点灯! 多くのファンがライトセーバー持参なので、みんなで掛け声と共にライトセーバーの波が起きる! その光景はたとえて言うなら、『風の谷のナウシカ』に登場するオウムの触手のように輝いていました。

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 『風の谷のナウシカ』のラストシーン、金色の草原を彷彿とさせるライトセーバーの波。癒しの力があるかも?

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いざ出陣!

 チケットを持った人があまりにも早く集まって来たので、予定より早く開場になりました。開場時はライトセーバーを掲げて歓声を上げながらの聖地へ! 上映される日劇スクリーン1(座席数944席)のチケットは完売。選ばれし幸運な人たちは、さぞフォースが強かったのでしょう。

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ウオオォン(僕も入りたいよぉう。)

 チケットが取れず会場に入れなかったチューバッカ発見。18時30分の上映開始と共に、劇場内からは絶叫が聞こえてきましたが、チューバッカも「ウォオオオオ~ン!」と雄たけびを上げていました。観られなくたって、近くで雰囲気を共有したいんです!

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再び取材でごった返す日劇前。

 第一回目の上映が終わり、日劇から出てきた人たち。驚くことに、泣きながら出てくる人多数! 劇場の様子を聞いてみると、真っ暗な場内でライトセーバーを掲げて上映開始を待ったそうです。そして、キャラクターが登場する度に拍手が起こり、中でもハン・ソロ(ハリソン・フォード)がスクリーンに登場したときは一際大きな拍手が起こったりと、観客が一体となって楽しんだそうです。感想を聞くとさすが礼儀正しいファンの皆さん、「ネタバレしないように……」と言葉を選びながら「泣きっぱなしでした」「監督はファンが観たいスターウォーズを作ってくれた。さすが!」「みんな拍手したり、こえをあげたりしていましたが、衝撃すぎてシーンとなるときもありました!」など絶賛の嵐。そしてみなさん口々に「『スター・ウォーズ』だった」と満足そう。

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