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渡辺直美&ローラ
『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』
まる子ちゃんとキャラかぶりすぎ!?
『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』渡辺直美&ローラ 単独インタビュー

取材・文:斉藤由紀子 写真:高野広美

人気アニメ「ちびまる子ちゃん」が、23年ぶりに映画となってスクリーンに登場! 小学生のまる子をはじめとするお馴染みのメンバーたちが、世界5か国からやって来た子どもたちと友情を育んでいくという、国際色豊かなストーリーだ。本作で香港の女の子・シンニーの声を担当したローラと、ブラジルの女の子・ジュリアの声を担当した渡辺直美が「ちびまる子ちゃん」の魅力や、同じハーフタレントであるお互いについて、ユーモアたっぷりに語り合った。

■“まる子世代”の渡辺とローラが、声優として初共演!

Q:国民的人気作「ちびまる子ちゃん」の映画で声優に抜擢されて、いかがでしたか?

ローラ:「ちびまる子ちゃん」は、日本語が話せなかった小さい頃からずっと観ていたし、それで日本語を覚えたということもあるし、思い出のアニメだったの。だから、ずっごくうれしかった!

渡辺直美(以下、渡辺):わたしも物心がついたときに「ちびまる子ちゃん」がスタートして、ずっと観ていたんです。しかも、まる子とわたしって、ズボラなところやズル賢いところが似ているんですよ。まさかその映画に出演できるなんて思ってもいなかったので、本当に感激でした。

Q:今、ローラさんが深く頷いていましたが、渡辺さんとまる子ちゃんが似ていると思ったんですか?

ローラ:ん? どういうこと?

渡辺:(爆笑)。聞いてなかったみたいですね。

ローラ:聞いてたよ(笑)。直美ちゃんの熱気を感じた。直美ちゃんっていくつだっけ?

渡辺:28歳。

ローラ:あー、近い。ローラは25歳。わたしたち、“まる子世代”なんだよね。

渡辺:25? 「ちびまる子ちゃん」と同じだ! アニメがスタートしてから今年で25周年だから、ローラちゃんの年とちょうど同じなんだね。

ローラ:そうなんだー。じゃあ、わたし、もっと思い入れがあるね!

渡辺:その思い入れ、もっと思い出して(笑)。でも、きっと運命だと思うよ。

■アフレコ側に立つと、アニメの見方が変わる

Q:声だけの芝居は難しいと改めて感じた部分はありましたか?

ローラ:プロの声優さんのアフレコって、違うなって思った。まる子ちゃんとか花輪くんとかの声を聞くと、「ンヘッ! フウッ!」とか、セリフではない細かいお芝居がすごい。アフレコする側に立ってみると、みんなの頑張りに感動する。アニメの見方も変わりそう。

渡辺:皆さん、台本にはない部分も細かいんです。今回だと、パパイヤ鈴木さん(ハワイの男の子・ネプ役)が何かを食べているシーンが多いんですけど、「ムニャムニャングング」とか、ちゃんと食べる音までやっていらして。だからわたしも、ちゃんとやらないといけないなと思いましたね。

ローラ:シンニーはそういう音を入れるようなところがなかったけど、わたしもやりたいなって思った。

渡辺:実はジュリアもサンバを長く踊るシーンがあって、台本には何も書いていなかったので自由にやらせてもらったんです。「ンッ、アッ、タアアッ!」とか、いろいろ入れてみたんですけどね。監督はOKを出してくれたんですけど、うまくやれているのか不安になりました(笑)。でも、みんなで一緒にアフレコするのが初めてで、すごく楽しかったです。いつもはひとりでブースに入ることが多いので、新鮮でした。

ローラ:ジュリアは直美ちゃんにすっごく似てる!

渡辺:そうかもね。でも、ジュリアはすごく天真爛漫だし、お別れとか悲しい場面でも明るく振舞って、常にテンションが高い。わたしは、悲しいときは出してしまうタイプなので、そこを表現するのは難しかったです。

■海外活動で、日本の良さを再確認

Q:お二人もシンニーとジュリアのように、海外で生活する機会が多いのでは? ローラさんはハリウッド、渡辺さんはニューヨークでも活動されていますよね?

渡辺:ローラちゃんはすごいですよ! ハリウッド(『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』に出演)ですからね!

ローラ:すっごく楽しかったし、いい経験だったし、何かのエンジンがかかった気がした。だから、どんなことにも甘えないで、頑張るしかないなって思った。

渡辺:わたしはニューヨークで舞台を経験させてもらったんですけど、またショーとかで自分を表現できたらいいなと思っています。ちょうど来年がデビュー10周年なので、海外でライブができたらいいですね。そこからスタートして、自分が40歳くらいになったら海外で定期的にライブができたらいいな、なんて考えています。

Q:最後に、『ちびまる子ちゃん』という作品の魅力について語ってください。

渡辺:まる子ちゃんって、素直に生きているじゃないですか。食べたいときは食べる。やりたくないときはやらない。その自然な感覚って、みんなの中にもあるような気がするんです。だから共感できるのかなって思います。「これでもいいんだ。好きに生きていいんだ」って思わせてくれるアニメなんですよね。

ローラ:まる子ちゃんのお友達も、すごく個性的でしょ。そうゆうのって見ていて楽しい。わたしもクレイジーなところあるけど、まる子ちゃんたちもそうだよねって思える。現実にもいそうな感じかして、すごく楽しくなるよね。

渡辺:今回の映画では、また新しいまる子ちゃんが見られたような気がします。留学生のみんなで、日本の友達に感謝の歌を歌う場面があるんですけど、アフレコで泣きそうになりました。あれは感動ですよ!

インタビュー終盤で、「最近、料理作りに目覚めちゃって……」と打ち明ける渡辺に、「それ、いい! ローラ、料理本出すの!」とちゃっかりアピールする料理好きのローラ。世界を相手に勝負する二人の共通点は、とにかくポジティブで気取りがなく、ごく自然に周囲を笑顔にしてしまうことだ。ちなみにローラのおすすめレシピは、「カットしたアボカドにクリームチーズを入れて、ハチミツとブラックペッパーをかけるオリジナル料理」とのこと。ぜひお試しあれ!

(C) 2015さくらプロダクション/フジテレビジョン 日本アニメーション 東宝  博報堂DYメディアパートナーズ FNS27社

『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』は12月23日より全国公開

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