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2016年 第68回エミー賞ノミネーション発表!

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2016年 第68回エミー賞スペシャル

映画のドラマ化がトレンド!それでも人生は面白い!ファーゴのジェットコースター的珍事件簿(1/3)

FARGO

アメコミものやヒット作など、映画のテレビドラマ化が続々進行中の昨今。その中で典型的な成功例と言えるのが、アカデミー賞でヒロインを演じたフランシス・マクドーマンドが主演女優賞を、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟が脚本賞を受賞した名作『ファーゴ』(1996)をドラマ化した「FARGO/ファーゴ」。映画の舞台、ブラックな笑いがちりばめられた世界観は踏襲しながらも、全く異なるストーリーが展開する本シリーズは、わずか2シーズンにしてエミー賞で36のノミネート、シーズン1ではミニシリーズ部門の作品賞を受賞する高評価。「SHERLOCK/シャーロック」のワトソン役でおなじみのマーティン・フリーマンビリー・ボブ・ソーントンキルステン・ダンストら芸達者なキャストも話題の本作の唯一無二の魅力を紹介します!(文:田嶋真理)

<シーズン1>

こうして事件は起こった……!

ミネソタ州の田舎町で1日に4人の死体が発見された。森の中にはパンツ一丁で凍死した会計士。ストリップクラブには、セックスの最中に殺されたトラック運送会社社長サムの死体が!

ファーゴの愉快な仲間たち

FARGO

「なかったことにする」が常套手段の負け組保険屋
レスター(マーティン・フリーマン)
負け組人生に甘んじていた元いじめられっ子。妻にも虐げられ、“弟と結婚すればよかった”と言われる始末。しかし虫も殺さぬはずのレスターが妻を殺してしまい人生が一変! 保険金狙いの未亡人に便宜を図る見返りとしてセックスを要求したり、妻の目を盗んでセクシーな女の子をバーでナンパしようとしたり、すっかりゲス男に。

FARGO

ファウストのごとく人の弱さを見抜く孤高の殺し屋
ローン(ビリー・ボブ・ソーントン)
一度狙った相手は地の果てまでも追っていく。関係者もろとも皆殺しにする荒技から、相手の弱さを見抜き心理的に追い詰めて死に至らしめる計画殺人まで、その手口はさまざま。さらに、必要に応じて牧師やセレブ歯科医など身元を自在に変える。認めた相手には寛大で、自分を殺しかけた殺し屋に再チャレンジを与えたことも。

FARGO

面倒なことが大嫌い!事なかれ主義の警察署長
ビル(ボブ・オデンカーク
地域の雪かきや祝い事など絆を大切にする昔かたぎの男。幼なじみであるレスターの証言をうのみにし、彼を疑う有能な部下モリーの捜査を妨害しようとする。悪人ではないものの怠け者で、特に愛妻弁当を食べた後は動きたがらない。綿密な捜査を行う部下モリーと対照的に、捜査の方向性はもっぱら自分の勘頼り。大好きな言葉は「事件解決!」。

FARGO

神の存在に目覚めた…?守銭奴のスーパーマーケット王
スタヴロス(オリバー・プラット
借金の取り立てから逃れるため、妻子を連れてミネソタへ逃亡。道中、映画『ファーゴ』で雪の中に埋められた札束入りのスーツケースを偶然発見し、その大金を元手に始めたスーパーマーケット事業が大成功。自らCMに出演し、町の有名人に。神を妄信する一方でドケチで、離婚の慰謝料を1円でも安くしようと思案している。

FARGO

やるときゃやる!チキンハートの警察官
ガス(コリン・ハンクス
動物絡みの事件を専門に扱うダルース警察勤務。恐怖のあまり殺し屋ローンを見逃したり、味方を誤射して大ケガを負わせたりと臆病であるゆえの失敗を重ねてしまう。私生活では思春期の娘を持つシングルファーザー。モリーの捜査に協力する中で、彼女への恋心が芽生えていく。

<ファーゴの珍事件簿>

FARGO

保険屋の周囲で同時期に4人が死亡
舞台は2006年、ミネソタ州の田舎町ベミジー。平凡な人生を送っていた保険会社の営業担当レスターの周りで4人が死亡する事件が発生! 有能な警察官モリーが捜査を進めていくと、すべての犯行現場に謎の殺し屋ローンがいたことが判明。病院の待合室でローンとレスターが話をしていたという目撃証言から、2人の関係にも疑いを抱く。「FARGO」は冒頭で犯人が明かされる、「刑事コロンボ」と同じ“倒叙”という形式を採用。視聴者は犯人が誰か分かっているものの、追う側と追われる側の心理と緊迫した攻防戦にぐいぐいと引き込まれていく。

殺し屋同士のいたちごっこ

FARGO

ファーゴの犯罪組織から組織の一員でもある運送会社社長・サム殺しの殺し屋を始末する指令を受けたナンバーズ(アダム・ゴールドバーグ)とレンチ(ラッセル・ハーヴァード)の仲良し殺し屋コンビ。レンチは耳が聞こえず、言葉も話せないため、どこへ行くにもナンバーズが一緒。彼が手話通訳の役目を果たしている。仕事ぶりは強引そのもので、情報は脅して引き出すという考え。間違いに気づくと、凍った湖に穴を空け、男を投げ込んで殺したことも。それでもサム殺しの犯人との距離を詰めていく。

スーパーマーケット王、神の声を聞く

FARGO

極貧時代、ガス欠により偶然車を降りた場所で神の救いを求めた直後、大金を掘り当てたスタヴロスは、神の存在を確信。大金の目印となった赤い柄の金属ヘラを額縁に入れて自分のオフィスに飾っていた。自伝でも神への感謝をつづっていたスタヴロスだが、その厚い信仰心が皮肉にも謎の殺し屋ローンに付け入るスキを与え、地獄を見ることとなる。実はこの赤いヘラは、神ではなく映画版『ファーゴ』のカール(スティーヴ・ブシェミ)が大金のありかの目印として置いたものだが、スタヴロスは知る由もない。

空から魚が降ってきた
謎の殺し屋ローンは、大金持ちのスタヴロスと離婚調停中の妻のスポーツ・インストラクター、チャム(グレン・ハワートン)と共謀。スタヴロスの信仰心に訴えて大金をせしめようと、聖書に書かれている“十の災い”の再現を試みる。彼が服用していた薬をアデロール(覚せい剤)にすり替え、愛犬を殺し、シャワーから豚の血を放出。大量のコオロギを彼が経営するスーパーに投入し、スタヴロスを恐怖のどん底へ突き落とす。さらには空から大量の魚が降り、彼の大切な人の命を奪ってしまう。しかしさすがに魚の雨まではローンの仕業ではなく、竜巻が湖の魚を吸い上げたことによる自然現象。金に渋いスタヴロスを戒めるため、神がローンに味方した!?

>次ページはシーズン2

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