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マドンナ、ロンドン舞台デビューは失敗

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 マドンナが「アップ・フォー・グラブズ」でニューヨーク・ソーホーの美術商を演じ、ついに念願であったロンドンでの舞台デビューを果たした。テネシー・ウィリアムズの「熱いトタン屋根の上の猫」への出演が中止になって以来、ロンドンっ子が待ちわびていたデビューであった。チケットは発売からわずか10日間で売り切れ、定価の10倍以上で取引されていたという。初日の公演が終了したときのスタンディング・オベーションの中には、夫のガイ・リッチー、スティング、エルトン・ジョンなどの顔も見られた。しかし、翌日の新聞批評は惨憺たるもので、「声が出ていない。」「交通整理をしているかのように手を振り回していた。」「平坦な演技」などと厳しくたたかれた。ブロードウェーとオフ・ブロードウェーでも以前酷評を受けたマドンナ。今後は音楽活動に専念した方が良いのかもしれない。

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