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“京極堂シリーズ”「ウルトラマン」の実相寺監督映像化

“京極堂シリーズ”「ウルトラマン」の実相寺監督映像化
左から涼子・梗子の2役を演じる原田知世、京極堂役の堤真一、関口役の永瀬正敏

 シリーズ8作が累計400万部突破のベストセラー“京極堂シリーズ”の記念すべき第1作として、京極夏彦のデビュー作『姑獲鳥の夏』の映像化が決まり、都内のホテルで製作発表記者会見が行われた。

 ファンの多い大人気作品のメガホンを取るのは、古くは「ウルトラマン」の監督でその名が一躍有名になり、最近ではコンサートやオペラの演出を数多く手掛けてきた実相寺昭雄。監督を引き受けるにあたり「大学を定年退職したのでのんびりしようと思ったら厚生年金が2年足らなかったので、デザインの池谷君に再就職させてもらおうかと。そうしているうちにこの作品の話が来た」と場内を沸かせた。

 原作者の京極氏からは「原作者は執筆だけで、映画には口を出さず、ただ座して待つだけ。あのような話を映像化するという無謀な試みに驚きましたが、非常に期待しています」とビデオコメントが届いた。

 物語の導き手である京極堂こと中禅寺秋彦を演じる堤真一は「長いせりふが多く、説明づくしなので、意味がわからずに、言っていることもあります」と述べる。また、「京極の話、というよりも関口(永瀬正敏)くん中心でそこに絡むので、主役と言われても困っちゃいますね」と照れ笑いをした。

 京極堂の友人・関口役の永瀬正敏は言葉少なに「頑張ります」の一言。また、風変わりな私立探偵エノさんこと榎木津役の阿部寛は「個性的な役でしてね……あまりやりすぎないようにします。堤さんの役はやりたくないですね、4ページくらいの長いセリフがありましたし。自分の役に満足しています(笑)」と話した。

 木場刑事役の宮迫博之は「スタジオが暑すぎるのでなるべく早くOKを出て欲しい、“堤さん、かまんといて(セリフをかむ)”と思っています」と言い、記者から映画にかけて“この世の不思議”について尋ねられると「夏休みに入った途端、ヨメが実家に帰ったことですかね」とお約束のネタも欠かさない。

映像化を望まれながらも、作品の持つあまりの独特な世界観を映像化するのは不可能と言われてきただけに期待が高まる『姑獲鳥の夏』は2005年夏公開予定。


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