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マスコミ仰天!衝撃の未完成映像!『キング・コング』

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これほど重量感のあるCG映像はほかに類を見ない。
これほど重量感のあるCG映像はほかに類を見ない。 - (C)2005 Universal Studios

 アメリカでは12月14日公開される、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督の超大作『キング・コング』の、日本のマスコミ向け試写が11月11日、都内で行われた。

アメリカでの公開を1か月前に控え、そろそろ完成か? との期待がかかっていたが、このたびの試写はフッテージ試写といって映画本編ではなく、ダイジェスト版だった。しかも予定では30分の尺(上映時間)だったが、今日までに間に合ったのは15分版の内容。
 
冒頭、最新のリアルなCG映像が目前に広がることを期待していたマスコミからは上映が始まった直後「え?」と仰天の声がもれた。スクリーンに映し出されたキング・コングがひと昔前のCGでよくあったテクスチャー処理(3D化された物体に質感を出すために映像を貼りこむ)がされていないツルツルのキング・コングだったのだ。

しかも、背景との合成も未完成で岩の向こう側にいるはずのキング・コングがいつの間にかこちら側に来ていたり、背景にスタジオで作業する人が映っていたりと、かなりのラフな映像に、訪れたマスコミ陣はキツネにつままれたかのような状態におちいった。

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しかし、やがてその映像がテクスチャー処理も完了している完成映像にかわると、わざとあの未完成映像を見せたのかと思うほどのリアルさに誰もが息をのむ。「キング・コングと恐竜の戦い」と一言で言ってしまえば使い古されているが、その重量感と、恐竜の口のまわりにハエが飛ぶ……といったことをはじめとした細部にまでこだわった演出は「キング・コングの本物がいたのか?」と思わせるほどの出来ばえ。

まるで冒頭に未完成の映像を見せたのは「後半の映像も、もちろんCGだけど、そうは思わなかっただろ?」と言いたげなピーター・ジャクソン監督の挑戦に思える。人を驚かせるのが好きなジャクソン監督。本当はもう全部出来ているのにわざと未完成映像を見せたのか、本当に出来ていないのか、真相はなぞだ。

『キング・コング』は12月17日より日劇1&3全国公開。
『キング・コング』公式サイト
kk-movie.jp

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