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ボスニア映画、戦争で性的暴行を受けた女性の苦境を描く【第56回ベルリン国際映画祭】

ボスニア映画、戦争で性的暴行を受けた女性の苦境を描く
『グルバヴィッツア』場面写真より

 数々のドキュメンタリーを監督してきたジャスミラ・ズバニック監督によって、『グルバヴィッツア』は初の長編映画となる。ストーリーは戦争中に何人もの兵士に性的暴行されたイスラム教徒の女性と、父親が誰であるか知ろうとし、初めて事実を知らされる12歳の娘を描いた人間ドラマ。監督は映画の撮影のため、多くの性的暴行被害者をインタビュー。一説には2万人以上の女性がセルビア人兵士に乱暴をされ、妊娠しても中絶することを許されなかったという。映画で12歳の娘を演じたルナ・ミジョヴィッチは、レイプの結果、生まれた子供たちと時間を過ごし、この役に挑んだ。「演じるには彼らの痛みをこの目で見る必要があったの。中には生きる気力もない子がいて痛々しかったわ」と語った。同映画は金熊賞候補の1作品である。


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