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『バベル』、カトリックやプロテスタントから支持され受賞【第59回カンヌ国際映画祭】

『バベル』、カトリックやプロテスタントから支持され受賞
イニャリトゥ監督の替わりに、賞状と記念の盾を受け取った映画『バベル』(原題)の製作スタッフ(写真左)

 仏で開催中のカンヌ国際映画祭で27日夜、エキュメリック賞の発表が行われ、役所広司出演の米映画『バベル』(原題)(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)が選ばれた。

同作品は聖書に書かれている、人間の愚かさの象徴「バベルの塔」をモチーフに、モロッコ、日本、米&メキシコで同時に起こるそれぞれの悲劇が、次第に交錯し、大きな輪となって描かれていく壮大な人間ドラマ。同賞は、カトリックやプロテスタントなどの宗教団体に属する人たちの中から選ばれた、6人の審査員が選考。

2000年には、青山真治監督の『ユリイカ』が同賞に選ばれており、役所作品2度目の受賞となる。選考理由について、「私たちの世界はグローバル化は進んでいるように見えるが、実際は文化や人種、言語の異なる“他人”に対して恐れを抱き、人は孤独を抱えながら生きている。映画『バベル』(原題)は、そうした他人の強さや弱さをすべて享受することによって、真実の人間関係を築き上げることができると示してくれた」と、絶賛している。

映画祭の本選、コンペティション部門の発表は現地時間28日夜(日本時間29日午前)に行われるが、米雑誌「スクリーン」の批評家による星取によると、ペドロ・アルモドバル監督の『ヴォルベール』(原題)がダントツの人気。仏映画誌「フィルム・フランセーズ」では、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』(原題)、ナンニ・モレッティ監督『ザ・カイマン』(英題)、そして『ヴォルベール』(原題)がほぼ互角の評価を得ている。


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