シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

『パプリカ』今敏監督、爆弾発言?「白人に認められればいいって考え気持ちが悪い」(1/2)

『パプリカ』今敏監督、爆弾発言?「白人に認められればいいって考え気持ちが悪い」
満面の笑顔の今監督です

 人間の夢に入り込むことができる“夢探偵”パプリカを、ファンタジックに描いた『パプリカ』が25日より公開される。筒井康隆のベストセラーを、『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の今敏(こん・さとし)監督がアニメーション化。今年のベネチア映画祭を騒然とさせた、究極のアニメを作り出した今敏監督に話を聞いた。

『時をかける少女』『新世紀エヴァンゲリオン』など最近はアニメファンのみならず、たくさんの観客がアニメーションに足を運ぶようになってきた。今監督は、どんな観客層を意識した作品作りをしているのだろうか?

「あのね、アニメへの偏見はいっぱいで、いいんですよ。なれてますから(笑)」とほがらかに笑う今監督はいたってマイペース。「私の場合、アニメファンを意識したこともないし、一般の方々を意識して作品作りをしたこともありません。誰に向けて作っているかというと、私は、どこかにいるであろう私のような人に向けて作っているんです。ただ興行成績に結びつかなかったのは、アニメの認知度がどうこうということではなくて、世界に私のような人が少なかったんだろうなあと思います(笑)」

 しかし、そんな今監督の意識とは裏腹に、海外では作品を発表するごとに高い評価を集めている。「なんかあちらの方は、やたら笑うんですよね! なにがそんなに面白いんだろう? っていつも気になるんですが、私は英語が話せないので……(笑)」

 とはいえ海外で賞をとるたび、日本では大きくマスコミに取り上げられている今監督。そんな状況も、監督自身は、クールに見ている。「白人に認められると、とてもいいと思う人が多いようですね。それってあ~気持ちが悪い! って感じで。それは前からいやだな~っと思ってることですね」

 本作の中では、精神病患者か見る特殊な“悪夢”のパレードが登場する。そのパレードのキャラクターたちは、すべて今監督の頭の中から飛び出した。

 かえるや、作り物の人形、招き猫、たぬきの置き物。人を模して作られたものたち、福助、鬼瓦、ロボット、マネキン。宗教と戦争……。さまざまなテーマのキャラクターたちが、監督の頭から生まれていった……。「よく観ると、けっこう変なもの歩いてるんですよ」と笑う監督は、音楽を担当している平沢進と2人3脚でパレードのシーンを作り上げた。「平沢さんの音楽から、映像が生まれてくる感じですね。私にとって音はすごく大切。音半分、映像半分。それが合わさって100ではなく、150にも200にもなっていくと思っています」


楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

  • パプリカ 見た 感想です from 長澤日記 (2006年12月30日 1時52分)
    直撃はしてませんが、ネタバレはしてます。ってゆーか、もう、今日で公開終わりみたい ...[外部サイトの続きを読む]
  • 今さんの新作 from web-tonbori堂ブログ (2006年11月27日 22時58分)
    Excite エキサイト : 芸能ニュース|声優・林原めぐみ、盛況ぶりに感激!「パプリカ」初日 [ 11月26日 08時05分 ]サンケイスポーツ 以前にも『時をかける少女』の時に予告編をみたとか書いた記憶があるがその時に『東京ゴッドファーザーズ』『千年女優』『パーフェクト・ブルー』の今さんの作品と言う事でちょっと興味が惹かれたけど今回はいわゆるプロの声優さんを使っているのか。前作がそうじゃなかったんで(でもあってたけどね)ちょっと劇場で観たくなってきた。 実は予告編では『アキラ』の子供部屋が頭か ...[外部サイトの続きを読む]
[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2006年
  3. 11月
  4. 24日
  5. 『パプリカ』今敏監督、爆弾発言?「白人に認められればいいって考え気持ちが悪い」