[シネマトゥデイ映画ニュース] パレスチナの幼なじみの2人の若者がイスラエルに入り、自爆攻撃へ向かう48時間を描いた『パラダイス・ナウ』。DVDの発売にあたり都内のスタジオにて日本語吹き替えの収録が行われ、ハーレド役を担当した窪塚洋介とサイード役を担当したARATAが記者会見を開いた。
2人は日本語吹き替え初挑戦でその感想を聞かれると、窪塚は「その慌てぶりといったらなかったですね」と苦笑。続けてARATAも「僕も最初発音して、あれっ!? みたいな(笑)、自分が思ったようにできてなくて、何事も向かっていく気持ちだけじゃダメだなあというか、ヤル気だけでカバーできないこともあるんだと思い知らされました」と告白。
今回『パラダイス・ナウ』にほれ込んだ窪塚とARATAが初挑戦ながらアフレコを担当することになったのだという。そんな2人に作品の感想について聞いてみると窪塚は「軽々しく行くとか行けないとか言えないだろうし、誰も傷つかないもっと平和的に解決できる方法を考えるべき」と語り、ARATAは「爆弾を抱えて敵地へ向かうという勝手な想像はできても、そのエネルギーは計り知れないだろうし、まずはこういったことが起きているという真実を認識しなければ」と主張した。
本作は、自爆攻撃を間近にした若者の心の葛藤(かっとう)、家族への思いや友情などの人間ドラマであるが、政治的メッセージも強い。普段から政治問題に関心があるという窪塚は、この日誕生した福田康夫新首相について聞かれると「しょうもないキャッチボール。見慣れた光景でも何も伝わってこないし、なーんにも期待してない」と痛烈なひと言。最後は「グチばかりになっちゃいましたけど」と自ら苦笑していた。
『パラダイス・ナウ』のDVDは12月7日発売
オフィシャルサイト http://www.uplink.co.jp/paradisenow/
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