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『ラスト、コーション』美しい濡れ場演じるヒロイン選考理由は中学の国語の先生に似ていたから!?

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にこやかに微笑むキャストの心中はいかに?
にこやかに微笑むキャストの心中はいかに?

 映画『ブロークバック・マウンテン』でオスカー監督となって以来、新作が待たれていたアン・リー。台湾・香港・マレーシアで撮った映画『ラスト、コーション』のプロモーションでキャストを伴って来日し、今月4日に記者会見を行った。

 『ブロークバック・マウンテン』同様に“禁断の愛”を描き、ヴェネチア国際映画祭で見事グランプリを獲得した本作について「中国で撮影する1本は、ハリウッドで撮影する3本に匹敵するエネルギーを要する」と語るリー監督。本撮影に込めた熱い思いからか、予定時間をオーバーして冗舌に語った。

 ヒロイン役のタン・ウェイと、ウェイを愛する青年役のワン・リーホンはオーディションにより選ばれたことは周知の事実。この会見で同役のオーディションが、実はブラインド・オーディションだったということをリー監督が明かした。事前に助監督は「大物監督の作品のオーディション」とだけ伝えるだけだった。つまりオーディション会場に到着し、会場で初めてリーが着座している姿を見て誰の作品かが分かる仕組み。また選考理由についても「わたしの好みは人と異なるらしいから」とヒロインは普通なら誰もが選ばない人を残すことを指示していた。しかも「タン・ウェイは、自分の中学時代の国語の先生にそっくり」と発言。そして青年役は「ワン・リーホンは、自分の若いころに似ていたから」というかなり主観的な理由から選ばれていた。

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 そして「オスカーによって資源をたくさん得られたし、パワーと財力を与えてくれたことで、5000万ドル(約50億円)を費やした本作を製作することができた」とコメント。またスタジオ側に「要望が通ったのもオスカーのお陰だと思う」と感謝の意を込めて述べていた。

 『ラスト、コーション』は、チャン・アイリンの短編小説を基に、戦争を通して人間の深層を探求したドラマ。占領下の上海で、暗躍した女スパイと政府要人の恋愛関係を描く。

映画『ラスト、コーション』は2008年正月、全国公開
オフィシャルサイト wisepolicy.com

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