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『ミッション・インポッシブル3』の降板理由をデビッド・フィンチャー激白!

『ミッション・インポッシブル3』の降板理由をデビッド・フィンチャー激白!
デヴィッド・フィンチャー監督 - 撮影:細木信宏

 ニューヨークのリンカーン・センターで開かれたイベントで、映画『セブン』『ファイト・クラブ』のデビッド・フィンチャー監督が、来年発売される映画『ゾディアック』のディレクターズ・カット版と、撮影でのエピソードや、映画『M:i:III』の降板、そして新作映画『ランデブー・ウィズ・ラマ』(原題)について語ってくれた。

 まず『ゾディアック』について、「脚本家のジェームズ・ヴァンダービルトから送られてきた草稿段階の脚本は、撮影に使用されたものより短めで、ジェイク・ギレンホールが演じたロバート・グライスミスが大半を占め、ほかのキャラクターはあまり描かれていなかった。そのうえ、観客に知らせるために必要な当時のデータなどは、ほとんど脚本に記述されていなかった」と答えた。

 また俳優たちとの仕事に関しては、「父親が、昔ジャーナリストとして雑誌に寄稿していたため、ロバート・ダウニー・Jrが演じた記者のポール・エイブリーの知的な部分を自慢することなどが理解できた。マーク・ラファロが演じたデイブ・トースキー刑事については、ラファロが直接デイブに会ってインタビューをし、2、3日で彼に近い役作りをしてきたことに驚いた」と述べた。撮影に関しては、バイパー(カメラの機種)を使って撮影し、撮影監督ハリス・サヴィデスは、今日働いている中で、最も才能あるうちの1人だと賞賛した。

 『M:I:3』の降板は、「脚本家ロバート・タウンとともにストーリーを9から10か月に渡って、自分たちが気に入ったものだけで構成し、それをクルーズ・ワグナー・プロダクション(トム・クルーズの会社)に見てもらい、彼らにも興味を持ってもらった。ただ脚本がその時点では、まだ45ページの段階で、すでに彼らは、ローケション・スカウトやらスタントマンの準備に入ろうとしていて、もちろん、わたし自身は、撮影時期のタイミングやら俳優の出演可能か不可能によって物事が変わることは分かるが、残り80ページ分の脚本が無ければ撮影できないと告げ降板した」と語った。

 アーサー・C・クラーク原作の新作『ランデブー・ウィズ・ラマ』(原題)は、「90%はCG中心の映画で、観客が映画館から出てきたときに、望遠鏡をのぞいてきた感覚にしたかった。予算は、おそらく200億円かかるかもしれないが、近年のスペシャル・エフェクトの進展では、これよりさらに80億円近く安くなることも考えられる」と述べていた。


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