[シネマトゥデイ映画ニュース] バツグンのスタイルと親しみあるキャラクタを兼ね備え、映画やバラエティー番組などで女性からも男性からも支持を得ている杉本彩が、恋人のペニスと睾丸を切り落としたことで日本中を震撼(しんかん)させた「阿部定事件」の阿部定を演じることがわかった。映画のタイトルは映画『JOHNEN 定の愛』。(この映画の画像はこちら)
「阿部定事件」とは昭和11年に実際に起きた猟奇殺人事件で、当時は号外も配られたほど。そのあまりにも特殊な状況から、阿部定という名前は一人歩きし、事件の本筋とはあまり関係のないところで、エロチシズムの象徴のように語られていたりもする。
過去にも大島渚監督の映画『愛のコリーダ』をはじめとして、大林宣彦の映画『SADA』、古くは1969年の映画『明治大正昭和 猟奇女犯罪史』など何度か映画化されてきたが、このたび『JOHNEN 定の愛』として平成の世に阿部定がよみがえった。
「これは上級で上質なわいせつ」と語る杉本は、10代のころから阿部定の存在が気になっていたらしい。自身で作詞を担当したアルバム「Femme Fatale」では、阿部定をイメージして詞を書いたというほど彼女に対する思いは、特別なものがあるようだ。
共演者には、ヴェネチア国際映画祭を席捲した映画『IZO』の中山一也が阿部の愛する石田吉蔵を演じ、ロック界の大御所内田裕也も出演、杉本を「なかなかのガッツ・レディー。新しいタイプの阿部定、21世紀の阿部定としてふさわしい。ベリーインタレスティング、ロックンロールムービー」と絶賛している。監督は映画『修羅の軍団』『かまち』の望月六郎が務める。
映画『花と蛇』シリーズで見せた女優・杉本彩の体を張った演技から、さらにパワーアップし、エロチックでありながらファッショナブルな阿部定を女の情念たっぷりに表現する杉本の演技に注目したい。
なお、『JOHNEN 定の愛』はR-18。東映ビデオが配給する。
映画『JOHNEN 定の愛』は5月31日より全国公開
メイキング情報はこちら http://www.toei-video.co.jp/data/hs/vcatalog_dvd/item/200805/dstd02854.html
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