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「ジャージは最高だ!」と叫ぶ鮎川誠に、ニコニコ笑顔の堺雅人

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左から、堺雅人、鮎川誠、大楠道代
左から、堺雅人、鮎川誠、大楠道代

 16日、ヤクルトホールにて、映画『ジャージの二人』のプレミア試写会が行われ、主演の堺雅人鮎川誠水野美紀田中あさみダンカン大楠道代、そして中村義洋監督が舞台あいさつを行った。

映画『ジャージの二人』写真ギャラリー

 この日、会場には大河ドラマ「篤姫」で徳川13代将軍家定を演じ、人気を博した堺を目当てにした若い女性が多数駆けつけていた。しかし、いざ舞台あいさつが始まってみると、大御所ロックバンド、シーナ&ロケッツのリーダー鮎川の妙にたどたどしいしゃべりに視線が集中。たびたび言葉に詰まる鮎川をかばって、ダンカンが「すみません。アルツハイマー気味なもので。音楽って頭に影響あるんだ……と実感しました」と笑いに変えてフォローするなどしたが、本人は一向に気にせず、「撮影では、ダンカンさんにセリフ覚えが悪いと言われて、それからは予習したんですけど……あ、ちょっとアルツが出ました」と至ってマイペースに進行。

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 実際、撮影中にはたびたび鮎川がセリフを忘れかけることがあったそうで、「あれ、鮎川さん忘れちゃったのかな? と思うと、ポツンと出てくるんですよ。それがすごい間になっていて。悔しかったです」と大ベテランの大楠に言わしめるほどの怪演だったそう。「それが間というものです」と余裕を見せた鮎川は、「こないだ博多に行ったときに、(撮影で使った緑のジャージに)みんなにサインしてもらったんだよね。だから『続ジャージの二人』はできんようになったね! 最後に一言。ジャージは最高だ! イエー! ロックンロール!」と締めて、最後まで鮎川節全開。そんな鮎川を、隣の堺が温かい目で見守っており、まるで劇中の親子という設定が逆転したようだった。

 映画『ジャージの二人』は、芥川賞、大江健三郎賞などの受賞歴を持つ作家、長嶋有の同名小説を映画化。いろいろと問題を抱える父(鮎川)と息子(堺)が、ジャージを着て何もせずのんびりと夏休みを過ごす姿を描いた癒し系ムービー。

映画『ジャージの二人』は7月19日より恵比寿ガーデンシネマほかにて全国公開

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