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奥田民生、小学生の出産を描く映画に独特の奥田節コメントさく裂!

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僕、褒められちゃいました!
僕、褒められちゃいました!

 27日、渋谷シネ・アミューズにて、映画『コドモのコドモ』の初日舞台あいさつが行われ、主演の甘利はるな麻生久美子谷村美月、主題歌を担当した奥田民生、そして萩生田宏治監督が登壇した。

映画『コドモのコドモ』

 小学生の妊娠と出産を描くという衝撃的なテーマで公開前からさまざまな論議を呼んだ本作。劇中で小学5年生ながら出産するヒロインを演じる甘利は、現在小学6年生。緊張のせいなのか「一番の思い出は、出産シーン……のところで、大変だったんですけど……みんなと力を合わせて…頑張りました」といった微妙な間が入るスピーチだった。しかし、自分なりに一生懸命話そうとする姿が愛らしく、甘利が話す度に観客からは励ますかのような温かい拍手が起こった。

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 トークが中盤にさしかかったころ、主題歌を担当した奥田が花束を持って登場した。奥田と言えば、どこかマイペースでひょうひょうとした個性を持つミュージシャンだが、この日もそんな奥田節がさく裂。司会者に曲に込めた思いを聞かれ「まあ、映画の出来が良かったんで(笑)。天気が良くて何より、みたいなことかな……と。それが、愛と平和につながるんじゃないかと思いまして」などと独特の語り口を展開し、会場を沸かせた。そして甘利が「初めて主題歌を聴いたとき、元気の出る曲だと思いました」と話すと、自分の曲を褒めた小さな女優に「ありがとうございます(笑)!」と満面の笑顔で答えていた。

 『コドモのコドモ』は、予期せぬ妊娠をしてしまった小学5年生の少女と、そのクラスメートたちが団結して、子どもたちだけで出産を乗り越えようとする様をファンタジックに描くドラマ。第13回釜山国際映画祭にも出品が決定している。

映画『コドモのコドモ』は渋谷シネ・アミューズ、新宿武蔵野館ほかにて公開中

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