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全米アナログ放送終了は2009年2月!直後放送のアカデミー賞視聴率の行方は?

全米アナログ放送終了は2009年2月!直後放送のアカデミー賞視聴率の行方は?
アカデミー賞のテレビ視聴率は地に落ちるか? - (C) A.M.P.A.S.

 全米では2009年2月より、テレビが全面的にデジタル化される。全国民に否が応でも影響が及ぶ大事業である。今まで屋根の上にアンテナを立てたり、テレビの上にアンテナを置くことで見ることのできた“普通”のテレビが、来年の2月17日から全米一斉にデジタル・コンバーターなしでは見られなくなるのである。

 この一件で人知れず緊張しているのがアカデミー賞放映権を抱えるABCネットワーク。2009年度アカデミー授賞式の日は、全面デジタル化が施行されてまだ間もない5日後の2月22日になるからだ。

 今年のアカデミー賞全米視聴者数が約3200万人という歴代最低を記録しただけにABCの懸念は高まる一方。授賞式5日前に、一切のテレビ地上波がなくなってしまう状況が、来年のアカデミー賞視聴率にどのような影響を及ぼすのか?

 アカデミー賞の開催日が2月に変更されたのは2004年から。(2006年のみ冬季オリンピックとの兼ね合いを考えて3月に移動)ネットワーク関係者たちは、授賞式がなんとか元の3月に戻らないかと祈り続けた。

 だが、2009年度は映画アワード・シーズンの皮切りにあたるゴールデン・グローブ授賞式も元来の2月より早い1月に予定されるなど、全体的にアワードの時期が早まるトレンド。よって、ABCネットワークの祈りも空しく、アカデミー賞放映日は今年と同じ2月となってしまった。

 いっぽう、そんな心配はどこ吹く風なのはアカデミー賞の親元である映画芸術科学アカデミー。「2008年度のノミネート作品がマイナー系暗めだったのに反して2009年度の対象作品は、『バットマン・ダークナイト』のようなメジャーな作品が集まることが予想されるので、(アナログであろうがデジタル化であろうが)昨年の視聴率を大きく上回るであろう」と楽観的。

 全米家電協会の統計によると、全米の家庭86%は来年のテレビ全面デジタル化についての知識があり、約1億1450万件のテレビ所有者の内、約1100万件のみがアナログ用のアンテナを使用してTVを見ているという。だが、デジタル化が、アカデミー賞のような大イベントでもないとテレビも見ないような視聴者たちにどのような影響を与え、授賞式の視聴率にどのような悪影響を及ぼすのかというのは、実際のところ神のみぞ知る……というのが現状。

 自分たちの心配が、とりこし苦労に終わるようにと願ってやまないABC関係者たちである。


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