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今年のNo.1映画の呼び声高し!ダニー・ボイル監督が『スラムドッグ・ミリオネア』を語る!

今年のNo.1映画の呼び声高し!ダニー・ボイル監督が『スラムドッグ・ミリオネア』を語る!
ダニー・ボイル監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『トレインスポッティング』『ザ・ビーチ』で名をはせたダニー・ボイル監督が、新作映画『スラムドッグ・ミリオネア』(原題)について語ってくれた。本作は、インドの大都市ムンバイのスラム街でその日暮らしをしていた少年が、インド版人気テレビ番組「フー・ウォンツ・トゥー・ビー・ア・ミリオネア?」に出演し賞金を獲得するも、警察はまともな教養を受けていないこのストリート・ボーイに対して不正の疑いをかけるというもの。本作はトロント国際映画祭で観客賞を受賞し、批評家の間では、今年公開された映画の中でナンバーワンと評され、オスカー戦線にかかわってくると思われる作品。

 全編インドのムンバイで撮影したことについて「つい最近までイギリスの支配下にあったインドだから、全編インドでの撮影はできないと思っていた。実際、20年前のインド社会だったら、不可能だったろうね」と少年たちが駆け回るスラム街をエネルギッシュな映像でとらえることが、本作にとって不可欠だったとダニー監督は振り返った。ほとんど世間で知られていないデヴ・パテルを主演にしたことについて「彼はタフで、非常に意志が強いんだ。表立った議論ではないが、彼自身が独自のアイデアを持っていて、その話し合いで撮影が長引いたこともあった(笑)」と語り、初主演の俳優がダニー監督に食い下がって口論してきたことについて褒めたたえた。

 また、共同監督にラブリーン・タンドンという女性がクレジットされていることについては「もともと彼女はキャスティング・ディレクターで、本作はボリウッドの俳優と子どもたちをキャスティングしなければならなかったんだ。そのため、彼女とは1か月くらいずっとミーティングをしていてね。それと撮影中のセットにずっといてもらったんだ。あるとき、セカンド・ユニット(主に風景などのインサート映像を撮る撮影班)が撮ってきた映像がどうしても気に入らなくて、それでこの土地をよく知るラブリーンに撮ってきてもらったんだ! それが素晴らしくて、共同監督のクレジットに名前を入れたんだよ」と話してくれた。

 『トレインスポッティング』の続編の可能性がうわさされることについては「オリジナルの原作を書いたアーヴィン・ウェルシュとのアイデアで、もし続編をやるなら同じ俳優を使って同じ役をやらせ、全員が中年の設定なんだ。しかもいまだに昔と同じようなトーンで生き続けているんだ。ただ出演していた俳優全員が、あまり中年らしい顔をしていないし、ストーリーとしてもつまらない映画になりそうだから、それが問題かなぁ?」と続編の可能性が低いことを聞かせてくれた。

本作も『トレインスポッティング』を初めて観たときのような衝撃があることは確かだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)


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