[シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『1408号室』でオカルト作家マイク・エンズリン(ジョン・キューザック)のまな娘を演じている12歳のジャスミン・ジェシカ・アンソニーが映画『リング』の貞子顔負けの存在感で本作をさらに怖い映画にしている。
本作は、ホラー小説界の帝王スティーヴン・キング原作による、とあるホテルにある呪われた1408号室を舞台に描かれるホラー作品。オカルト作家のマイクが、その部屋に足を踏み入れた瞬間から身の毛もよだつ恐怖に包まれていく。この作品は、いわゆるアメリカンなホラーとは違い、日本の怪談話のテイストに近いところにあるのがポイントだ。1408号室でマイクを襲うのは、殺人鬼や悪魔ではなく、彼自身の心の奥底にあるトラウマである。マイクは幼いまな娘を亡くし、そのことから妻とは疎遠になっている。クライマックスに近づくにつれて暴かれていくマイクの悲しい過去……。
そのまな娘、ケーティを演じているのがジャスミンだ。回想として語られる生前のケーティはとてもかわいいのだが、幻としてマイクの前に現われるケーティは色は青白く、ボサっとした髪の毛とうつろなまなざしは、貞子の娘といわれても納得してしまうような気迫に満ちている。12歳の幼い少女からここまでの迫力が出せるとは驚きで、ジョディ・フォスターの再来だ! と早合点してしまいそうになる。
それもそのはず。映画デビュー作がスティーヴン・スピルバーグ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』というのだから納得だ。ジャスミンはこのとき5歳。このころからジャスミンの存在感は発揮されていたのだ。12歳となった現在、『1408号室』出演の感想で「ロンドンに行けてうれしかった!」と無邪気なコメントを聞かせてくれたジャスミンだが、女優業の傍らチャリティー活動や動物愛護の活動に力を入れているそうだ。最新作はウィノナ・ライダー共演の映画『ウォーター・ピルズ』(原題)。ここではたくさんの笑顔で、怖い存在感ではなくほのぼのとした存在感を発揮してくれるだろう。
映画『1408号室』は11月22日より全国公開
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