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ミュージシャンたちが激怒!音楽の無断使用をしたマケイン大統領候補

ミュージシャンたちが激怒!音楽の無断使用をしたマケイン大統領候補
大統領選に敗れたジョン・マケイン - Mark Wilson / Getty Images

 大統領選も無事終了。ジョン・マケイン共和党大統領候補を破り、めでたく民主党大統領候補だったバラク・オバマ氏が大統領として当選し、いまだに国中が喜びに酔いしれている感じだ。

 選挙戦中はいろいろなドラマがあったものの、各候補者の人間性を垣間見ることができる出来事がいろいろあった。その中でも印象的なのは、マケイン陣営の音楽無断使用事件だ。

 映画のサントラ同様、音楽は場を盛り上げるために選挙活動でも大いに活用されている。候補者は選挙運動中、往々にして自分のテーマ曲を決める。だが、当然それにまつわる音楽の使用権問題も発生しうるのだ。

 人気者の候補者に使用された音楽ならば訴訟問題になどならないのであろうが、今回の大統領選のように白黒が明確にわかれてしまった選挙になるとこじれなくていい音楽問題までこじれてしまう。このこじれの渦中に立たされてしまったのは、今選挙戦の悪役となってしまったマケイン陣営。プロがそろっているはずの選挙陣営で音楽の無許可使用というのはありえないと思いがちだが、マケイン陣営はそのまさかをやってしまったのだ。それも一度ならずも三度も……。

 最初はジャクソン・ブラウンの曲「ランニング・オン・エンプティ」。これはマケイン氏のキャンペーンが資金不足で破産寸前だったことにひっかけたユーモアたっぷりのチョイスだったのだろうが、笑っていられないのは無断で使用されたミュージシャンたちである。マケイン陣営に即刻使用禁止を言い渡した。

 さて、こんな出来事があれば、もう同じ失敗は繰り返さないだろうと思いきや、マケイン陣営、今度はフー・ファイターズのヒット曲「マイ・ヒーロー」をテーマ曲として使用し始めた。これを知ったフー・ファイターズは怒り心頭。おまけに共和党を応援していない彼らにとって自分たちの大切な音楽を応援もしていない党派に使用されたとあってはぶち切れである。「音楽を製作した者たちに感謝の念を見せることもなく、何度も勝手に楽曲を使用したことは遺憾の至りである!」と激怒の声明を発表。

 しかしそれでもまだ凝りなかったマケイン陣営。マケイン氏の相棒サラ・ペイリン共和党副大統領候補も無断でロックバンド、ハートのヒット曲「バラクーダ」をテーマ曲として使用し大ヒンシュクを買ったのだった。

 こういった小さい事件からマケイン氏らの人間性というのがうかがえるわけで、今回の選挙戦においてはアメリカの有権者たちの人を見る目の勝利ということになるのだろう。

 偶然か否か、マケイン候補は大統領選敗戦演説のあと、ジーン・ハックマンが堕ちた海軍のリーダーを演じた映画『クリムゾン・タイド』のサントラに送られてステージを降り、当選したオバマ氏は、デンゼル・ワシントン演ずるコーチが逆境にめげずに、アメフト・チームを勝利に導いていく姿を描いた映画『タイタンズを忘れない』のサントラに送られて勝利宣言を終えた。


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