パパはウィル・スミス！キアヌも絶賛のジェイデン・スミスって？
現在公開中の映画『地球が静止する日』で、主演のキアヌ・リーヴスや、ジェニファー・コネリーにも引けを取らない名演技を見せている役者がいる。それは、映画『幸せのちから』でデビューした、ウィル・スミスの長男ジェイデン・スミスだ。小学生ながら、本作でも高い評価を得ている彼に話を聞いた。
映画の感想を聞くと照れくさそうに「良かったと思うよ」と話したジェイデン。自分の演技については、「パパもママもたくさん褒めてくれてうれしかった」と大満足の様子だ。
今回劇中でジェイデンが演じた役柄は、父親を亡くし、固く心を閉ざした少年。普段は親と口げんかをせず、怒られたこともないという優等生のジェイデンにとって、反抗的な態度を取る今回の役柄は「自分と違い過ぎて、難しかった……」そうだ。中でも、感情を爆発させる墓地でのシーンは、共演のキアヌも絶賛するほどの名演だったが、「みんなに褒められて、どうやったの？ って聞かれるけど、あんまり覚えてないんだ」とクールにコメントした。
いつもはネットゲームに夢中だというジェイデンのヒーローは誰かと聞くと、「パパが演じたハンコック！」と映画『ハンコック』の主人公を挙げた。しかし一方で「地球にエイリアンがきても、うちのパパは助けてくれないと思うよ」ととっても現実的なアドバイスもくれた。
現在10歳のジェイデンは、すでに役者として大人たちの中で仕事をしているためか、かなり大人びた印象があるが、地球最後の日がやってきたらどうしたい？ と聞いてみると、「映画『アラジン』に出てくる、ランプの妖精のジーニーに会って助けてもらう！」とかわいい答えが返ってきたところを見ると、まだまだ子どもの一面もあるようだ。
まだ小学生のジェイデンは、今回母親のジェイダ・ピンケット=スミスとともに来日。取材中もとにかく緊張していたようで、話を聞くたびにモジモジしてしまう姿が何ともキュート！ 「パパのように歌も歌ってみたい？」と聞くと、「歌なんて歌えないよ～！」と恥ずかしそうにうつむいてしまっていた。このまま役者を目指していくという彼の将来が楽しみだ。
映画『地球が静止する日』は全国公開中
