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『ウォッチメン』撮影秘話!コスチュームを必死に守ってヤケド!

『ウォッチメン』撮影秘話!コスチュームを必死に守ってヤケド!
パトリック・ウィルソンとジェフリー・ディーン・モーガン - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『ウォッチメン』でダン・ドライバーグを演じたパトリック・ウィルソンとエドワード・ブレイクを演じたジェフリー・ディーン・モーガンに話を聞いた。

 本作は、かつて世界を揺るがした歴史的事件にかかわっていたウォッチメンという名のヒーローたちがいたが、今ではほとんどの仲間の消息がまったくわからない状態。そんなある日、かつての仲間の一人が殺害される……。そしてその真相を暴くために、かつてのヒーローが再び立ち上がるというストーリー。

 2007年の夏にクランクアップして、2009年にようやく公開となった。パトリックは「これまで僕がかかわった映画の中で、撮影する前に公開日が決まっていた映画に参加したのは、これが初めてなんだ。コミック・コンベンションに監督のザック・スナイダーと参加したのも、去年のことだからね。だからこの2年間、2009年の3月6日に公開するとみんなに言ってきたから、やっと公開となると、どこか不思議な感じだね」と話してくれた。

 ジェフリーは、キャスティングされる前に原作のグラフィックノベル「ウォッチメン」についての知識はあったのだろうか? 「恥ずかしことだが、コミックの知識はなかったんだよ。配給会社のワーナー・ブラザーズが、ゼロックスでグラフィックノベルのコピーを送ってくれたのが最初の出会いだった(笑)。おれは監督のザックに会うまでに、ちゃんと内容を把握しておかなければいけないと思い、コーヒーをポットに入れ、それを飲みながら27時間で3回も読み返すほどハマってしまったんだよ」とすっかりとりこなっているようだ。

 熱狂的ファンの多い、このグラフィックノベルのキャラクターを演じることにかんして、プレッシャーはなかったのだろうか? 「インターネットで『ウォッチメン』を調べると、カリスマ化されたアラン・ムーア、デイヴ・ギボンズの作品への、ファンからのものすごい量のコメントが殺到していることに気付かされたんだ。そんな中で撮影前にザックは監督に適していないとか、俳優のキャスティングは間違っているとか、いろいろな中傷を受けてきたんだ。それは母親にメールする以外、コンピューターを開かないようにするほどきつかったね(笑)」とジョークを飛ばしながら苦労を語ってくれた。

 ジェフリーは撮影中にヤケドしたことがあったらしい。「あれはベトナム戦争のシーンで、水田に入って火災放射器で、ベトコンを燃やそうとしていたときだった。ザック監督は『炎をできるだけ、このベトコン(スタントマン)に近付けろ!』と指示してくるんだ。そのスタントマンの体には、難燃性材料で作られたジェルがぬられていたが、おれは彼を本当に燃やしてしまいそうで怖かったんだよ。撮影中は、何度も繰り返し撮っていて、ザック監督から『おい、しっかりしてくれよ!』と何度も言われてね。しかも、水田内にガソリンに似た液体が流されていて、あっちこっちから火が出てるんだ。それがあるとき急におれに向かってきたんだよ。ものすごく慌てたんだが、このシーンの前にザックから『コストがかかるから、どんなことがあってもコスチュームを汚すな!』って言われたことを思い出して、コスチュームを守っていたら、手足をヤケドしてしまったんだよ」と命懸けの俳優根性を見せていたようだ。

映画『ウォッチメン』は3月28日より丸の内ルーブルほかにて全国公開


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