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今までの戦争映画ではありえないせりふって?篠原哲雄監督を直撃!

今までの戦争映画ではありえないせりふって?篠原哲雄監督を直撃!
篠原監督のメッセージが込められた心にしみるせりふって……?

 いよいよ公開が間近に迫った感動のエンターテインメント大作映画『真夏のオリオン』のメガホンを取った篠原哲雄監督が、玉木宏ふんする倉本艦長のあるせりふに秘められた観客へのメッセージについて教えてくれた。今の時代だからこそ心にしみる、せりふに込められた思いとは?

 本作の舞台は、第二次世界大戦末期の沖縄南東海域。アメリカ海軍を迎え撃つために配備された潜水艦イ-77に乗り込んだ兵士たちの戦いが描かれている。最も印象的なのは主演、玉木演じる倉本艦長の大らかな人間性だ。緊迫した潜水艦内で、疲労し切った乗組員たちを奮い立たせるため、「とりあえず飯食おう!」と呼び掛ける姿は、これまでの戦争映画に登場する軍人像とは一線を画している。篠原監督は当時と今の日本を重ね合わせながら、「現代は、いろいろな意味で余裕がなくなってきていると思うんです」と語る。さまざまな社会不安を前に、焦りばかりが先行する時代において、倉本艦長のような地に足をつけた人物こそが必要だというメッセージが込められているのだ。

 一方、篠原監督自身も、艦内で指揮を執る倉本艦長と自分を重ね合わせる瞬間があったそうだ。「現場を指揮するという点では、映画監督も潜水艦の艦長も同じかもしれない。もちろん、命を掛けた戦争と同列に語るのはおこがましいんですけれど」と語る篠原監督は、「映画を撮っていると、やっぱりいろんな困難が立ちはだかるんですよ。そんなとき、年上年下関係なく、優秀なスタッフがアイデアを出し合って、困難を乗り越えて前に進んでいく。そんなチームワークの大切さを改めて知りました。それは艦内で繰り広げられるドラマにとても似ていると思いますね」と撮影を通して改めて気が付いたスタッフとのきずなについて語った。

 『真夏のオリオン』は池上司著の「雷撃深度一九・五」を映画化した作品で、「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の福井晴敏が脚色・監修を務めている。敗戦の瞬間を描いた本作について篠原監督は「終わったんじゃない、今こそ始まるんだ」と伝わる映画を目指したとコメント。渾身(こんしん)の一作となった『真夏のオリオン』がついに出港するときが来た。

映画『真夏のオリオン』は6月13日より全国公開


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